【白鳥殺人事件】 内田康夫

◆◇◆浅見、あの「毒入り菓子事件」を解決する!?◆◇◆

浅見光彦シリーズ6
長編
カッパ・ノベルス 1985.6
光文社文庫 1989.2
徳間文庫 1999.1
  祥伝社文庫 2006.6


■あらすじ

「白鳥の」━━ホテルの床に血文字を書き遺し、男は新潟県新津で刺殺死体で発見された。死体を発見した名探偵(ルポ・ライター)・浅見光彦は取材でその男と同行していたのだ。「白鳥」から何が連想されるのか?犯人の名か、近くの瓢湖の白鳥か、特急列車「白鳥」か?聞き込みから重大な情報をキャッチした浅見は、岐阜へ。そこのある地点に被害者の不審な足跡が・・・・・・。旅と推理の融合!
(光文社文庫より)

■テーマ
  毒入り菓子事件

■舞台
  新潟県新津市瓢湖
  茨城県水戸市
  岐阜県白鳥町
  福井県九頭竜湖
  大阪府高槻市
       箕面市
  滋賀県大津市

■ヒロイン
 芹沢玲子(学生)

■感想
 この作品のテーマは昔、世間を騒がせたあの「毒入り菓子事件」
 本物の事件の方は、時効が成立してしまいましたが、作品の中で、浅見は大胆にも犯人グループの実体に迫り、事件の終結を予言しています。事実、この作品が出版されてからまもなく、犯人側の終結宣言が出されたそうです。

 物語の方は、実在の事件を題材にしているので、社会派ミステリーかと思いきや、

 『白鳥の』という、ダイイングメッセージの解明あり、犯人グループの現金奪取61の一幕あり(ちょっと漫画チックで笑えます)、犯人のアリバイトリックあり、と

 面白さてんこ盛り371です!
 純粋に推理を楽しむのに申し分ない218でしょう。

 ちなみにヒロインの芹沢玲子のモデルは、またまた内田氏の姪御さんだそうです。本当にユスリカ(魚釣りの餌になる虫ですよ)の研究をしているとか・・・。

 浅見光彦シリーズ】に登場するヒロインは、総じて積極的な女性が多いようですね。<虫愛ずる姫君>も例外ではなく、浅見はタジタジでした(笑)

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

◆トリック度 267267267267267
◆冷や汗度 404
◆満足度 ★★★★★

■こんな方におすすめ!

  • 社会派志向の方
  • 俳句・連歌が好きな方
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Category: 浅見光彦
Published on: Tue,  23 2006 22:14
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浅見光彦 内田康夫

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