Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【流星の絆】 東野圭吾

 06, 2016

◆◇◆流れ星に誓った復讐◆◇◆

東野圭吾シリーズ外
長編
講談社2008.3
 講談社文庫2011.4
55TVドラマ化作品(2008年TBS/二宮和也・錦戸亮・戸田恵梨香)


■あらすじ

「何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。
(講談社文庫より)

■テーマ

 兄妹の絆
 復讐劇

■感想

8年前にドラマ化された作品。私はなるべく原作を先に読むようにしているのですが、
この作品は当時まだ文庫化されていなかったこともあり、先にドラマを観てしまい、大失敗。
誰が犯人か、しっかり記憶に刻み込まれてしまった為、文庫を購入したものの、今まで手を出せず・・・。
5年たってようやく意を決して読みました(笑)
やっぱりドラマの記憶があるので、登場人物のイメージは
功一は二宮くん、泰輔は錦戸くん、静奈は戸田恵梨香ちゃんになってましたね(^^;)
犯人は覚えていたけれど、物語の内容はかなり忘れていたので、
そうそうこんな話だったと思い出しながらの読書になりました(笑)

功一、泰輔、静奈の三兄妹は、ペルセウス座流星群を見る為、
両親の目を盗んで夜中にこっそり家を抜け出した。
ところが家に帰ると、両親は何者かに殺されていた。
その時、泰輔は裏口から出ていった男の顔を目撃していた。
身寄りのない三兄妹は施設に預けられたが、
大人になり再び三人は集結し、詐欺で生計を立てるようになる。
三人はレストランチェーン「とがみ亭」の御曹司を次なるターゲットにしたのだが・・・。

幼い兄妹が背負ってしまった過酷な運命に胸が痛みますね。
でもきっと一人ではなく、三人だからこそ乗り越えることができたのかなと思います。
現に泰輔はしばらく口がきけない状態になっていましたし・・・。

両親は再婚というか正式に籍は入っておらず、
功一と泰輔は父の連れ子、静奈は母の連れ子で兄弟と妹は血は繋がっていません。
このあたりの設定は上手い。
三人の詐欺の手口は、まずターゲットの男に静奈が近付き、親しくなる。
次に泰輔が静奈の先輩や迷惑な男のふりをして接触、男心を巧みに利用して金を巻き上げる訳ですが、
泰輔と静奈の顔が似ていたら、兄妹だとバレてしまいますものね。
ちなみに功一は参謀役であまり表には出てきません。

始めは単なる詐欺のターゲットとして、とがみ亭の御曹司・戸神行成に仕掛けたのですが、
行成の父・政行があの日、泰輔が目撃した男だと分かり、政行への復讐に計画変更。
しかし計画は意外な所で破綻してしまいます。この伏線の仕込みも巧妙ですね。

功一と泰輔が刑事に扮するシーンがあるのですが、刑事の名前に思わずニヤリ(^ー^)
こういうファンサービスはうれしいですね。
また、重要なキーアイテムとしてハヤシライスが出てくるので、ハヤシライスが食べたくなります(笑)

ただ真犯人を突き止めたのがあの1点だけというのはちょっと弱い気がします。
もう少し決め手があれば良かったのですが・・・。

始め行成は女心が分からない唐変木だと思っていたのですが、終盤に向かうにつれ頼もしく見えてきました。
ラストは機転が利いていて、あんなことされたら静奈じゃなくても惚れてまうやろー!(*^^*)

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

  ◆トリック度 267267
◆満足度 ★★★★

■こんな方におすすめ!

  • 東野作品のシリーズものを読んでいる方
  • 人情ものが好きな方
  • 天体観測が好きな方

■参考

   東野圭吾作品一覧

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Tag:東野圭吾

COMMENT 2

Sun
2016.06.19
07:57

mokko

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ドラマ見てましたぁ

ドラマ見たのに読んだのですねぇ~
確かにドラマ見た後では小説の登場人物たちは
ドラマのキャラになっちゃいますよね
レビューを読みながらmokkoも思い出しましたよぉ~

Edit | Reply | 
Sun
2016.06.19
12:00

翠香

URL

mokkoさんへ

そうなんです。だから何年も寝かせていたのですよ。
それと本が分厚いので、手を出し難かったというのもあるけど(^^;)
それでも犯人はしっかり覚えてましたね・・・あれは忘れられない。
でも忘れている部分も多かったので、結構楽しめました♪

Edit | Reply | 

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