Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

ミステリ小説・ドラマ・映画のレビューと、フィギュアスケートに関する話題について。ド素人なので初心者にも分かりやすく、楽しくを心掛けていきたいです。

Take a look at this
トップ > フィギュアスケート > 試合展望・結果 > 世界ランキングの意外な?からくり

世界ランキングの意外な?からくり

 15, 2016

SEIMEI finish
やっぱり「世界で一番」って、サイコー!だよねっ

 

 世界ランキングについて

今回はちょっと気になる世界ランキングのお話。

現在のフィギュアスケート世界ランキングは以下の通りです。

男子シングル

女子シングル

羽生結弦選手と宮原知子選手がともにランキング1位!
そして、宇野昌磨選手がシニア1年目にして3位に躍進!素晴らしい!!

でも、男女とも1位はちょっぴり意外な気もしています。
海外選手に抜かれてしまったかな、と思っていたので・・・。

この世界ランキングは、現シーズンと昨シーズンのポイントを100%、
2シーズン前のポイントを70%として、その合計ポイントの獲得順を表わしたものです。
(現在、2016-2017シーズンはまだ開幕前ですので、
2015-2016シーズンとその前年シーズンの合計値になっています)

なお、シーズン世界ランキングというものもあり、これは現シーズンのみのポイント獲得順を表わしたもの。
現在のシーズン世界ランキングは以下の通り。

男子シングル

女子シングル

女子は宮原選手は四大陸選手権で優勝し、健闘しましたが、やはりメドベデワ選手が強かったですね。
一方男子は、ここでも羽生選手が1位!やった!
でも・・・GPファイナルより世界選手権の方がポイントが高いはずなのに、何故?

そもそも世界ランキングってどうやって算出しているの?
というわけで、算出方法から、この謎の解明をしてみたいと思います
(おっ、ミステリブログらしくなってきたw)

 

 世界ランキングの算出方法

世界ランキングの算出方法に関しては、フィギュアスケート研究所というサイトで詳しく解説されていますので、
同サイトの世界ランキングの計算方法を元にして話を進めていこうと思います。
(リンクは別ページが開きますので、見ながら以下の説明をご覧いただくと分かりやすいです)

 

 羽生選手とフェルナンデス選手のポイントを比較

それでは、羽生選手とフェルナンデス選手のポイントを比較してみます。
まずは、2015-2016シーズンに両者が獲得したポイントを単純計算してみると・・・

 

区分1

区分2 区分3 合計
羽生結弦
世界選手権
2位
1080

GPF
優勝
800

GP
NHK杯
優勝
400
GP
カナダ大会
2位
360
オータム
クラシック
優勝
250
2890
ハビエル・
フェルナンデス
世界選手権
優勝
1200
欧州
選手権
優勝
840
GPF
2位
720
GP
ロシア杯
優勝
400
GP
中国杯
優勝
400
3560

やはりフェルナンデス選手の獲得ポイントの方が多いですよね。

 

◆ランキングは3つの項目に分類

ランキング表を見てみると、ポイントの割り振りには3つの項目がありますよね。
これは大会の規模別に3つに分類されています。
では、それぞれの項目について見ていきましょう。

 

◆区分1:ビッグタイトル

この項目は、規模の大きな大会が対象になります。
オリンピック、世界選手権、四大陸選手権、ヨーロッパ選手権がここに含まれます。
ここで注意すべきなのが、

  1. この区分で加算できるのは、1シーズンに1大会のみ
  2. 一番高いポイントが採用。

という点。

つまり、フェルナンデス選手の場合、世界選手権とヨーロッパ選手権の両方で優勝していますが、
世界選手権で獲得したポイントの方が高いので、
世界選手権での獲得ポイント1200点が採用され、ヨーロッパ選手権の840点は加算されないのです。
一方、羽生選手の場合、四大陸選手権は出場していないので、
世界選手権での獲得ポイント1080点がそのまま加算されます。

よって区分1では、フェルナンデス選手が120点上回っています。

 

◆区分2:GPシリーズ&ファイナル

この項目は、GPシリーズとGPファイナルが対象です。
ここでのポイント獲得の条件は以下の通りです。

  1. この区分で加算できるのは、1シーズンに2大会のみ。
  2. 高いポイントから2つ採用。

両者ともGPファイナルに進出していますので、
GPファイナルのポイントと、GPシリーズ2戦のうち上位のポイントが加算されます。

羽生選手:800点(GPファイナル優勝)+400点(NHK杯優勝)=1200点
フェルナンデス選手:720点(GPファイナル2位)+400点(2試合とも優勝なので、同じ)=1120点

となり、区分2では羽生選手が80点上回っています。

 

◆区分3:小規模大会

区分1、区分2以外のISUの年間カレンダーに掲載された国際大会が対象です。
獲得ポイントも小さいので、比較的小規模な大会と言っていいでしょう。

羽生選手は、オータムクラシックに出場し、優勝していますので、250点を獲得。
一方、フェルナンデス選手は、対象になる大会の出場がないので、ポイント0。

小さな大会と侮るなかれ。ここでのポイントの有無の差は大きかった!

 

◆集計結果

以上三つの区分の獲得ポイントを集計すると、

羽生選手:1080+1200+250=2530
フェルナンデス選手:1200+1120=2320

となり、羽生選手の方がポイントが上回り、ランキング1位という訳です。

Q.E.D -証明終わりー(^^)v

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

しかしまあ、フェルナンデス選手はヨーロッパ選手権優勝というビッグタイトルを手にしたのに、
ランキングにはポイント反映されず、
羽生選手がシーズン序盤の調整で出場したオータムクラシックがポイント反映されるという、
何とも皮肉な結果に(^^;)
世界ランキングには意外なからくりが潜んでいたのですねぇ。

なので、確実にランキングを上げようと思ったら、小さな大会にもこまめに出場することが必要なのですね。
シーズン世界ランキングでもうひとつ驚いたのが、田中刑事選手の方が無良崇人選手より上位なんですよ。
これも小さい大会に2つ出場のなせる業です。

それはともかく、羽生選手とフェルナンデス選手が3位以下をぐんと引き離しているのですよね。
来シーズンも『チームブライアン』の同門対決は熾烈になりそう。オーサーコーチも大変だなぁ(^^;)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ところで、羽生選手のアイスショー欠場のお知らせが相次いでおりますが、
現状、怪我の具合はどうなのでしょうか。心配ですよね。
着実に快方に向かっていると信じておりますが・・・。
無理しなくてよいので、秋には元気な姿を見せてくれたら・・・と思います。(でもちょっとさみしい~

関連記事
スポンサーサイト

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ランキングに参加しています。下のバナーをクリックして応援お願いいたします。
ブログランキング・にほんブログ村へ      blogramのブログランキング  

Tag:フィギュアスケート 世界ランキング 羽生結弦

COMMENT 0

コメント&トラックバックに関する注意

コメントについて

他者を誹謗・中傷、宣伝目的、公序良俗に反する書き込みは固くお断りします。
そのような書き込みは管理人の判断で削除いたします。
また、作品を未読の方もご覧になりますので、ネタバレにはご注意ください!
くれぐれも犯人の名前やトリックなどを書き込まないように願います。
どうしてもネタバレの内容を語りたい方は、SECRET(管理者にだけ表示を許可)にチェックを入れて
ナイショのコメントにしてくださいね。

トラックバックについて

言及リンクのないトラックバックは受け付けません。
言及リンクとは、トラックバック元の記事(貴方が書いた記事です)に
当記事へのリンク及び当記事の紹介(または感想)が含まれているものを指します。
それ以外はトラックバックスパムと見なす場合があります。
トラックバックスパムと見なされた場合、予告なく削除することがあります。

なお、コメント・トラックバックともにスパム防止のため承認制を採らせていただいています。
記事に反映されるまで時間がかかることがありますが、しばらくお待ちくださいね(^^)
また、コメント・トラックバックのルールについては、
Love knot~ミステリ&フィギュア通信~の歩き方にも記載しておりますので、
合わせてご一読ください。

WHAT'S NEW?