Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

ミステリ小説・ドラマ・映画のレビューと、フィギュアスケートに関する話題について。ド素人なので初心者にも分かりやすく、楽しくを心掛けていきたいです。

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2016年度年間ミステリランキング

 31, 2016

毎年恒例、2016年度年間ミステリランキングの発表です。
2016年に私が読んだミステリの中から選んだ、独断と偏見によるベスト10なのでご了承ください。
ミステリ小説のみを対象としているため、ミステリ以外の作品や映画・ドラマ等は除きます。
1作家につき1作品とし、また、再読分は対象外としました。
例年ですと、レビューでの満足度が4つ以上のものを対象としているのですが、
今年は読了数が大幅に少なく、上記の縛りではベスト10が作れない事態になってしまったので、
満足度が3.5以上のものを対象としました。
【タイトル】 著者名をクリックすると、該当するレビュー記事が開きます。

 

★第1位

【刺青殺人事件】 高木彬光

今年は、何といってもこれがダントツでした!
満足度も4.5点で、ほぼ満点に近い評価。トリック度も2675つで、大いに楽しめました(^^)
25年以上前の古い作品ですが、やはり良い作品はいつの時代になっても良いものですね~。
端正な本格推理であり、神津恭介もスタイリッシュな探偵でとても好感が持てます。
また耽美な大人の香りも楽しめる作品です。

 

★第2位

【ターン】 北村薫

これも満足度4.5点でした。ミステリに分類してよいのか、微妙なんですけどね(^^;)
北村作品は、今年3作読みましたが、どれも良くてちょっと迷いました。
で、【八月の六日間】はミステリではないし、【野球の国のアリス】は青春ファンタジーなので、
一番ミステリらしい本作を選びました。
作品を読んで、無下に時を過ごしてはならない、この一瞬を大切に生きなければならないと改めて思いました。
胸キュンストーリーとしても極上の作品でした。

 

★第3位

【夢幻花】 東野圭吾

これも満足度4.5点でした。東野作品も今年3作読みました。
読んだ時期も2位と連続しています。当たりが多い時期だったのかも。
最近の東野作品は、人情ものとしての色合いが強くなってきていますが、
本作は、ミステリ+若い男女の成長物語にもなっています。
変にお涙頂戴にならずに、爽やかで、若い二人を応援したくなります(^^)

 

★第4位

【殺しの双曲線】 西村京太郎

西村京太郎氏といえば、トラベルミステリですが、
時刻表トリックが苦手なので、十津川警部シリーズはつい敬遠してしまいます。
でもこんなコテコテの本格ものも書かれているのですね。
これは、クリスティの『そして誰もいなくなった』に挑戦した作品。
大胆な双子トリックに舌を巻きました。
ただご都合主義なところがあったがちょっと残念。

 

★第5位

【小袖日記】 柴田よしき

タイムスリップ+人体入れ替わりもの。両者とも目新しさはありませんが、
これが千年の時を隔てて、となるとかなりぶっ飛んでますね(^^;)
さらに柴田氏のあけすけな文章が痛快で、何度も吹き出してしまった。
柴田氏も青春群像ものやホラーなど作風は幅広いですが、私はこういうコミカルなものが好き。
ただSFユーモアで終わるのではなく、女性へのエールに溢れる柴田節にスカッとしました。
ぜひ女性に読んでいただきたいです。

 

★第6位

【マリオネットの罠】 赤川次郎

赤川次郎氏の長編第1作。4つの章がそれぞれ、ゴシック小説風、サイコ・スリラー風、サスペンス風、
警察小説風と異なった作風の贅沢な作品になっています。
事件も一件落着したと思ったところへまさかの大どんでん返し!
たった1行で背筋が凍る感覚は綾辻行人氏の【十角館の殺人】以来かもしれません。
ただアンフェアな部分があり、ツッコミどころがいくつかあるので、4つとはいかなかったのかも。

 

★第7位

【レストア オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿】 太田忠司

ミステリとしては、少々物足りないところがあるのですが、
オルゴールを巡る謎を解き明かし、それにまつわる人々の心をも治してしまうという設定に惹かれますね。
レビュー記事では、作中に登場するオルゴール曲が聴けますのでぜひ♪優しい音色ですよ。
主人公の鋼が優し過ぎてナイーブなので、放っておけなくなってしまいます。こういうタイプに弱い
愛犬・ステラも人懐っこくてかわいい。でもいきなり飛びつかれるとちょっと怖いかも(^^;)

 

★第8位

【人魚姫-探偵グリムの手稿】 北山猛邦

アンデルセンの童話『人魚姫』をベースとし、その後日談という設定。
タイムサスペンスの性質を持ち、また少年アンデルセンの成長物語にもなっています。
ファンタジックな設定ではありますが、「物理の北山」は健在(^^)
童話モチーフというと、森川智喜氏の三途川理シリーズもありますが、
本作の方が、物語としても、ミステリとしても上質だと思います。
ただ探偵役のグリムにいま一つキャラクターとしての魅力に欠けるのが残念。

 

★第9位

【シャーロック・ノート 学園裁判と密室の謎】 円居挽

探偵が国家資格で、事件に対し様々な特権を持つという少年漫画的な設定。
ラノベ系の作品は、どれも設定が似たり寄ったりで、食傷気味なのですが、
このシリーズはキャラクターが魅力的でした。
やっぱりシリーズ物はキャラが命ですからね。
次回作も読んでみようと思います・・・って実は買ってあるのだった!
来年は必ず!(笑)

 

★第10位

【ぬいぐるみ警部の帰還】 西澤保彦

イケメンでキャリアの警部なのに、ぬいぐるみが大好きという、ギャップ萌えなキャラが主人公。
どうしても頭の中で黄色いクマがちらつくのですが・・・いや失礼f(^^;)
主人公の音無の他にも、一見クールな女刑事なのに、音無との脳内恋愛を妄想している則竹や
一見いかにも昔ながらの叩き上げ、いぶし銀の職人肌刑事なのだが、実はミステリおたくの江角など
個性豊かなキャラがおり、楽しめます
続編、早く文庫化されないかな~

 


ラインナップとしては、ガチガチの本格から、SFチックなもの、ファンタジックなもの、ユニーク設定のもの
など、バラエティ豊かな10冊になりました。
今年は、ブログのスタンスをミステリとフィギュアスケートの2本柱に変えたことで、
チャレンジングな年だったのですが、
ある程度予測していたとはいえ、想像以上に本が読めなかった。
やっぱり二刀流って難しいんだな~改めて大谷選手は凄いと感じました。
・・・って一緒にするな!と言われそうですが(^^;)
まだまだ模索中なのですが、とりあえず来年もこのスタンスで続けようと思います。
どうか見捨てないでやってください(笑)
それでは皆様、よいお年を!(^∇^)ノ

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Tag:ミステリー ランキング

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