クレイジーよりも“一番”美しい演技を目指して

8月に行われた羽生結弦選手のトロントでの公開練習では、
フリープログラムが明かされたこともあり、
様々なメディアで「SEIMEI」について報じていましたが、
家庭画報.comの連載記事【フィギュアスケート愛(eye)】では、
ちょっと他とは違い、SPの選択について注目していました。

羽生結弦バラード第1番

羽生結弦選手のトロント公開練習2017 リポ! 「SP で使う曲は本当は・・・」
雑誌『家庭画報』公式サイト

美結さん、情報提供ありがとうございます(^^)

 

◆実はSPは持ち越すつもりでした

インタビュー記事によると、実はSPは『Let’s Go Crazy』を持ち越ししようと思っていたそうです。
私は何となくそれもありかな?と思っていました。
というのも、SPに関しては2年サイクルで演じてきていましたし、
『パリの散歩道』や『バラード第1番』など、
2季目に世界最高得点を更新するプログラムに成長したという実績があるので、
『Let’s Go Crazy』についても、昨シーズンのGPファイナルでは、
「もうちょっと」でパーフェクトの所まで来ていましたから、
次のシーズンまで磨けばこれも世界最高得点を更新できるプログラムになるのではないかと
思ったからなんです。

ただ、自分にとっては表現の幅の振り切ったところにあるプログラムですし、2016/17 シーズンのFS『HOPE & LEGACY』や、2015/16 シーズンのSP『バラード第1番』とはすごく対照的じゃないですか。そういった自分のなめらかさ、綺麗さを出すようなプログラムではなくて、本当に内なる自分の激しさというか、楽しさ、荒さを思いきって出せる面もあったし、競技用としては珍しく観客と一体化できる作品でもあったので、盛り上がりはすごくいいなあと。なので、最初は『Let’s Go Crazy』を持ち越そうと思っていました。

綺麗さではなく、激しさ、荒さを出せるプログラムだとおっしゃっていますが、
いえいえ、十分綺麗だと思いますよ!

Let’s Go Crazy

この着氷姿勢の美しさ・・・ため息ものです(〃▽〃)

前に別記事にも書いたのですが、もし『Let’s Go Crazy』を他の選手が演じたら、
全く違った雰囲気になると思うんです。
何というか、フェロモン出まくりの濃い~感じの(笑)

でも羽生選手が演じると、やっぱり美しいのですよ。
プログラム自体は、激しくてノリがいいものであっても、
一瞬、一瞬を切り取ってみると、どれをとっても美しい(*^^*)

Let

でも彼は、結果的には『Let’s Go Crazy』を選ばなかった。
やはり、4月の国別対抗戦での演技が影響しているのかな・・・。
ちょっとプリンスさんへの想いが強すぎたのかもしれませんね。
演技後、天を仰いで「ごめんなさい・・・」とつぶやいていたのを見て、
ああ・・・そこまで背負い込まなくてもいいのに・・・と思っていました。
もし国別でノーミスの演技が出来ていたら、あるいは・・・という気がします。

 

◆究極の美しい演技を目指して

バラード第1番

そして最終的には『バラード第1番』を選んだ。
3季目となることで、見ている人に飽きられてしまうのではないかと気にしていたようですが、
全くそんな心配はいらないと思います。
だって良い演技は何度でも見たいですから。

ただ2015-2016シーズンに3度ノーミスの演技をしたことで、
彼自身としては、もう極めたのかなと思っていたので、正直意外ではありましたね。

演劇とかオペラとか、宝塚もそうかもしれないですが、何回もやるじゃないですか、再演として。 繰り返すことによって、深まっていくものもあるのではないかと思うんです。 皆さん、それを何度も見たいと思ってもらえるような演技をされますよね。 それってある意味、スケートも同じで、付け焼き刃じゃないところで勝負したいというか。 ちゃんと自分が心から深く理解したうえで、そのプログラムを研ぎすましていくのであれば、やっぱりもっと時間かけたいし、時間をかけるに値するプログラムだなあと僕は感じたんです。曲としても演技内容としてもオリンピックにふさわしいものだし、自分の綺麗系のなかではかなり突出した、極まりつつあるプログラムでもあるので、スケーティングもすごく見やすいし。いろいろな長所があるからこそ、最終的に選んだプログラムだなと感じています。

なるほどですね。
ノーミス3度もしたからもういいや。ではなく、
繰り返すことによって、さらにプログラムを研ぎ澄ましていく。
誰が見ても素晴らしいと言ってもらえるような、究極の美しい演技を目指しているのですね。

3季目とはいっても、内容としては難易度が上がっているので、
決して簡単なことではないと思いますが、
羽生選手ならきっとやってのけて、また私たちを驚かせてしまうような気がします。

何より『バラード第1番』は、羽生選手の美しさが最大限に引き出せるプログラムだと
私は思っています。
彼自身も自覚しているようですし、これはもう期待してしまいますね♪
昨シーズンは、EX『ノッテ・ステラータ』で毎回うっとりしましたけれど、
今シーズンは、SPでうっとりさせていただきましょ(*^^*)

 

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余談ですが、家庭画報といえば、以前友人と横浜の西洋館巡りをした時に、
(ブログにレポ書いています→横浜みなとガーデン&西洋館めぐり1
展示室に何年か前の(2014年だったかな?)家庭画報が置いてあったのです。
高橋大輔さんの特集記事が載っており、2人ともフィギュア好きなので、
(ちなみに友人は真央ちゃんのファン)手に取ってみたのですが、
ページの中ほどにポスターが挟まっていたのです。
胴体の一部しか見えなかったので、「ん?大ちゃんのポスター??」・・・と広げてみたら、
羽生くんだった!
予期していなかったので、びっくりして思わず「きゃあ!」と叫んでしまった。
(この時、展示室に他の見学者がいなくてよかった^^;)
すると友人は、私から家庭画報を取り上げて、
「○○ちゃん(私のことです)、この雑誌持って帰っちゃダメだよ!」なんて言うんです。
え~そんな、公共のものを持って帰るなんて・・・そんな悪い子じゃないもん。
でも、せめてポスターだけでも・・・ダメ?・・・そうですか。
この後、友人が他のページを見て、「大ちゃん。あ、(鈴木)明子さん!」などと言っても
全く上の空でした(笑)

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Category: 試合展望・結果
Published on: Wed,  06 2017 23:16
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フィギュアスケート 羽生結弦 バラード第一番

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