FC2ブログ
毛髪再生

【密室の鍵貸します】 東川篤哉

Category烏賊川市シリーズ
 0  0

◆◇◆それでもおれはやってない◆◇◆

烏賊川市シリーズ1
長編
カッパ・ノベルス 2002.4
光文社文庫 2006.2

密室の鍵貸します (光文社文庫)
密室の鍵貸します (光文社文庫)東川 篤哉

おすすめ平均
starsこれは面白い
starsお手軽なミステリ
stars結末が。。。
stars飄々としたユーモアにあふれた、キレのいい「本格ミステリー」
stars本格ものです!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

■あらすじ

 しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。彼を手ひどく振った恋人が、背中を刺され、4階から突き落とされて死亡。その夜、一緒だった先輩も、流平が気づかぬ間に、浴室で刺されて殺されていたのだ! かくして、二つの殺人事件の第一容疑者となった流平の運命やいかに?
 ユーモア本格ミステリの新鋭が放つ、面白過ぎるデビュー作!
(光文社文庫より)

■テーマ
 映画338

■感想
  ある日の書店にて、【完全犯罪に猫は何匹必要か?】という本が平積みされていました。面白そうなタイトルに惹かれて購入~。どうやらシリーズものであると分かり、【密室に向かって撃て!】(第2作)と本作を先日GETして、早速読んでみました。

 まずは、主な登場人物のご紹介─
 一夜にして、元彼女と先輩が殺され、その最重要容疑者と疑われてしまった、憐れな貧乏大学生・戸村流平
 流平の元義兄(つまり流平の姉の元夫)という、ビミョーな間柄で、探偵業を営んでいる、鵜飼杜夫(34)。
 烏賊川市警察の警部で、趣味は職務質問。署の裏手の運河にいるクラゲの数を数えることを日課としている中年男性・砂川
 砂川の部下で、流平の先輩とは高校時代の同級生という奇遇な(?)縁。ヤンキー上がりの刑事・志木(25)。
 そして、何故か鵜飼を兄貴と慕っており、鵜飼が不定期で仕事を頼む助手?実はキーマンだったりする、ホームレス・キンゾー
 とまあ、ざっと紹介しただけでも、怪しい雰囲気がプンプン漂ってきますね(^^;) なにせ場所が『烏賊川市』ですから(笑)

 ハッキリ言ってノリは軽いです。一応殺人事件が起きているんですけどねぇ。テンポよくさらりと読めますが、地の文の説明がややクドイかなという印象ですね。
 でも意外に『本格』しています。タイトルからも分かるとおり、密室が登場します。また、ギャグかと思って受け流していたら、思わぬ伏線だったりするので、あなどれません。
 しかしこの作品、いわゆる『名探偵』が存在しないのですよね。途中、ホームレスのキンゾーが鋭い推理を披露したときには、

 「なんと!前代未聞、ホームレス探偵かっ?」405

 なんて思いましたけど(笑) 皆で寄ってたかって推理して、なんとか解決に導いたという感じですね(^^;)

 最後に意外な新事実が明らかになるのですが、果たしてこの程度で殺人を犯すかがちょっと疑問。流平の先輩の死の真相も、なんだかお粗末で・・・。まあ、本作は東川氏のデビュー作ということなので、次回に期待かな。
 ちなみに文庫版の解説は有栖川有栖氏です。

■評価(5個が最高)

 

◆トリック度

267267267

◆冷や汗度

404404

◆満足度

★★★

■特におすすめ!

  • 映画が好きな方
  • 気軽に読める本をお探しの方
関連記事
スポンサーサイト

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
下のバナーをクリックしていただけるとさらにやる気UPしますので、
応援よろしくお願いいたします。
ブログランキング・にほんブログ村へ      blogramのブログランキング  

0 Comments

コメント&トラックバックに関する注意

コメントについて

他者を誹謗・中傷、宣伝目的、公序良俗に反する書き込みは固くお断りします。
そのような書き込みは管理人の判断で削除いたします。
また、作品を未読の方もご覧になりますので、ネタバレにはご注意ください!
くれぐれも犯人の名前やトリックなどを書き込まないように願います。
どうしてもネタバレの内容を語りたい方は、SECRET(管理者にだけ表示を許可)にチェックを入れて
ナイショのコメントにしてくださいね。

トラックバックについて

言及リンクのないトラックバックは受け付けません。
言及リンクとは、トラックバック元の記事(貴方が書いた記事です)に
当記事へのリンク及び当記事の紹介(または感想)が含まれているものを指します。
それ以外はトラックバックスパムと見なす場合があります。
トラックバックスパムと見なされた場合、予告なく削除することがあります。

なお、コメント・トラックバックともにスパム防止のため承認制を採らせていただいています。
記事に反映されるまで時間がかかることがありますが、しばらくお待ちくださいね(^^)
また、コメント・トラックバックのルールについては、
Love knot~ミステリ&フィギュア通信~の歩き方にも記載しておりますので、
合わせてご一読ください。

Post a comment