毛髪再生

ミステリ小説・ドラマ・映画のレビューと、フィギュアスケートに関する話題について。ド素人なので初心者にも分かりやすく、楽しくを心掛けていきたいです。

退化している!?真・4回転時代

◆◇◆4回転、種類より質を◆◇◆

羽生結弦SEIMEI

いよいよフィギュアスケートGPファイナルが目前に迫ってきました。
オリンピック前哨戦とも位置付けをされる国際大会でかつ、今年は日本開催(名古屋)とあって、
本来ならば期待感で大盛り上がりをみせるところなのですが、
男女とも世界チャンピオンが不在とあって、どんよりムードですよね・・・。

そんな中、ちょっと気になる記事が配信されました。↓
出来栄え点が伸びない…男子フィギュアの「新4回転時代」をデータで検証する
(読売新聞(ヨミウリオンライン)) - Yahoo!ニュース

今シーズン、4回転ルッツに挑戦する選手が増えたと感じてはいました。
やはり基礎点が高いですからね。4トウループと比べると、3.3点も高い。
それに現在の採点システムでは、「4回転跳んだ者勝ち」みたいなところがありますから。
回転不足やリピート判定を受けない限り、転倒しようが着氷乱れようがとりあえず基礎点は入ります。
不公平さをなくすためにGOE(出来栄え点)が設定されてはいますが、
これも採点競技の難しさゆえ、さほどの差がついているようには見えないのが現状。

 

◆すべては羽生結弦に追いつくため

選手たちが高難度ジャンプに躍起になっている理由は言うまでもなく、羽生選手に追いつく為。
演技構成点には上限があるので、ジャンプに求めるしかないワケで。
確かに真・4回転時代になって、SPで100点超え、フリーで200点超えを達成した選手も
増えてきました。

でも実は羽生選手が2015年のGPファイナルで出した、SP110.95点もフリー219.48点も
未だに誰も到達してはいないのです。
塗り替えたのは羽生選手自身のみ。

追いつこうとするけれど、羽生選手はどんどん先に行ってしまうので、
さらに高難度の構成に挑戦しなければならない。

このような背景から、歪みが生まれてきたのかもしれません。
今シーズンは怪我人が続出していますよね。
怪我しないまでも、ジャンプで転倒するシーンが多く見られました。
(先のヨミウリオンラインに載っていたネイサンくんの転倒写真、すごく怖い。
よく怪我をしなかったなと思います)

高難度のプログラムは体力的にキツく、途中でスタミナが切れてしまう。
出来栄え点が伸びないのも分かる気がします。
やはりフィギュアスケートはジャンプ大会ではないのですよね。

4回転を跳ぶ回数を制限すべきではないかという意見も出てきています。
オリンピック後に大幅なルール改正があるので、
もしかすると、ルールに盛り込まれるかもしれません。
加速してきた真・4回転時代に歯止めがかかることになるのでしょうか。

 

◆羽生選手はよりブラッシュアップした演技を!

ではここからは羽生選手に目を転じていきます。

先述した2015年のGPファイナルで出した得点で特筆すべきは、
4回転はサルコウとトウループのみだということ。
それだけ彼のジャンプは質が高く、スピンもステップも洗練されていて美しい。
だから彼は高難度のジャンプを跳ばなくても十分に勝てるはずなんです。
(もう何度となく言っていることですが^^;)

バラード第一番

読売新聞11月21日付夕刊に掲載された「冬の華フィギュア」という城田憲子さんのコラムに
羽生選手について書かれていました(若干手前味噌なのが気になりますが^^;)
一部抜粋します。

羽生がトップに君臨する理由は、難しいジャンプを跳ぶからだけではない。他の若手のように4回転の種類を追い掛ける必要はないし、個々のジャンプの質を高めるほうが重要だ。
強調したいのは、一つひとつのジャンプの完成度が抜きんでている点だ。(中略)羽生は、6種類のジャンプを正しく、美しく跳べる数少ない選手なのだ。
しかも、跳躍の前後に複雑なステップを組み込み、演技の中にジャンプを溶け込ませている。ただ跳ぶだけではない、この完成度こそが最大の強み。スピンもステップも独創的で隙がない。こうした技術に裏付けられた演技力も特筆に値する。これまで多くの選手を見てきたが、彼ほど曲想を表現できる、役者になりきって曲を演じきれる選手はいなかったと思う。滑りにフィギュアの醍醐味が詰まっている。

そうなんですよね・・・。
今までは、新しいジャンプが跳べるようになるのが楽しかったのだと思います。
跳べるようになると、もっときれいに跳ぼうと努力して、
どのジャンプも美しく跳べるようになった。
もちろん、彼の挑戦はこれからも応援していきますけれど、
23歳ともなれば、選手としては円熟期に入っていきます。
これまで積み上げてきたものは揺るぎなく、他の追随を許さない実力がありますから、
これからは個々の技をさらに磨いていくことに注力してもいいのかなと思っています。
挑戦することはアスリートとしてあるべき姿ではありますが、
(ストイックな彼の姿勢にはいつも敬意を表しています)
怪我をしてしまっては、元も子もなくなってしまいます。
演技出来ないこと、演技が見られないことは、
彼自身にとっても、ファンにとっても悲しいことなんです。

花になれ

負けず嫌いな彼なので、きっと演技に4ルッツを入れたいと思っていることでしょうが、
今回怪我をしてしまったことで、ちょっと考え直してもらえたらなと思います。

とにかく今は怪我を直して、また美しい演技が見られる日を心待ちにしています(^^)

 

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