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羽生結弦の記録は永遠にー新ルール導入で得点はどう変わる?

Category試合展望・結果
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◆◇◆歴史に名を残し、新たなスタートへ!◆◇◆

今季から導入されるフィギュアスケート新ルールは、従来にも増して大幅な改正となったことを受け、
ISUは、「すべての統計情報はゼロからスタートします」と発表しました。
サイトの統計記録は一新され、これまでの記録は「historic records(歴史的記録)」として残されることになります。

これにより、羽生結弦選手の持つ最高得点

 SP   112.72点(2017年オータムクラシック)
 フリー 223.20点(2017年世界選手権)
 総合  330.43点(2015年GPファイナル)

は、すべて「歴史的記録」の1位として、永遠に残ることになりました!

羽生結弦フリー演技
「ユヅ自身が私達にとってのHope&Legacyだ!」
(「2016-17年シーズンのベスト・フリーは誰?」投票コメントより:羽生結弦2冠!フリー今季NO.1投票も圧勝!

 

凄い!またしても歴史に名を残しましたね!
でも何となくこうなるような予測はしていました。
(こちらの記事にちらっと書いています→ フィギュアの国際ルール改正へ
それだけ新ルールは、大幅な改正になっていて、得点の算出方法が全く異なっています。

フリーの世界最高得点となったプログラム「Hope&Legacy」にかけまして、
羽生選手の記録は、偉大なる『Legacy』としてフィギュア史に刻まれました。
では、新ルール下では得点はどのように変わっていくのか、
新シーズンの『Hope』について、考察してみようと思います。
(なお、男子シングル中心に話を進めますので、ご了承ください)

 

 ジャンプの得点はこう変わる!

男子の場合、ジャンプの回数が8つから7つに減る─つまり要素が1つ減ることになるので、
単純に考えると、従来よりも得点力が下がることになりそうです。
それぞれのジャンプの基礎点も下がりますし、
演技後半のジャンプの基礎点が1.1倍になるボーナスにも制約が掛かることになりました。
(SPは最後の1本、フリーは最後から3本のみ1.1倍)

さて、ここで問題になってくるのが、GOE(出来栄え点)。

これまでの-3~+3の7段階から、-5~+5の11段階へと変わります
従来では、3アクセルを含めた4回転の場合、基礎点に出来栄え点がそのまま加減算されましたが、
新ルールでは、GOEで+5点貰ったからといって、基礎点+5点とはなりません。
GOEの評価によって、実際に入る得点は、1段階ごとに基礎点の10%の増減となります。

・・・と言われても今ひとつピンとこないかもしれませんので(私がそうでした^^;)、
分かりやすい例として、3アクセルの-5~+5の得点の推移を表にしてみました。

◆3アクセル:基礎点8.00点
GOE
-5
-4
-3
-2
-1
0
1
2
3
4
5
得点 4.00 4.80 5.60 6.40 7.20 8.00 8.80 9.60 10.40 11.20 12.00

基礎点は8.00点ですので、GOEで+1の評価を貰えば、8.00の10%、0.80点が加算され、8.80点となります。
一方、GOE評価が-1の場合は、8.00から0.80を引いた7.20点となります。

なので、3アクセルでGOE+5の評価を受けた場合の得点は、13.00点ではなく、12.00点になります。

・・・ん?でもちょっと待って。4.00点も加算されるのなら、基礎点が下がったとはいえ、むしろ得点力は上がるのでは?

そうなんです!完成度の高い美しいジャンプを跳べば、ばっちり高得点を狙えます(^^)v
一方、着氷が乱れたり、助走が長かったりというマイナス要素は細かくチェックされてしまい、
転倒するとGOEは-5。なんと得点は基礎点の半分になってしまいます

つまり、出来栄えによって、得点は従来よりも大きく差が付くことになります。
ミスをすれば、たちまち下位に沈んでしまうことも・・・ちょっと怖い採点システムですね(^^;)

 

 羽生選手なら新ルールを最大限に活かせる!

この新採点システムで1番恩恵を受けそうなのは、やっぱり完成度の高い美しいジャンプを跳べる羽生選手でしょう。
もともと出来栄え点+3点では足りないと言われていましたしね。
では、今までのGOE+3点の時の得点と、新ルールでGOE+4評価、+5評価の時の得点を比べてみましょう。

  改正前GOE+3 改正後GOE+4 改正後GOE+5
4サルコウ
13.50
13.58
14.55
4トウループ
13.30
13.30
14.25
3アクセル
11.50
11.20
12.00

4サルコウでは、GOE+4で従来の得点を上回ります。
4トウループでは、改正前のGOE+3と改正後のGOE+4が同じ得点。
両者とも、GOE+5評価では約1点上乗せできることになります。
3アクセルでもGOE+5評価で従来よりも上回ります。

ところで、GOEの評価ポイントの内訳はどうなっているのでしょうか。

◆ジャンプの評価項目
  1. 高さおよび距離が非常に良い
  2. 踏切および着氷が良い
  3. 開始から終了まで無駄な力が全くない(ジャンプ・コンボではリズムを含む)
  4. ジャンプの前にステップ、予想外、または想像的な入り方
  5. 踏切から着氷までの身体の姿勢が非常に良い
  6. 要素が音楽に合っている

このうち、1項目を満たしていれば+1、2項目を満たしていれば+2というように、
当てはまる項目の数でプラスの評価が決まるのですが、
+4、+5を得るためには最初の3項目は必須項目となります。

羽生選手の場合はもう6項目全部当てはまってしまいそうですよね(^^)
特に4番目の要素は、カウンターやイーグルなどの後にすぐさまジャンプするという、
他の選手はなかなか真似のできない、羽生選手の武器とも言えます。
(詳しくはこちらの記事をどうぞ→ 羽生結弦、五輪連覇への勝算「2つの武器」 )

となるとですよ、SPでは、平昌五輪の構成で、3点ぐらいは上乗せできそうですよね。
(ちなみにコレオシークエンスの基礎点は2.0点から3.0点に変更となっています)

フリーに関しては、また別の足かせがありまして、
フリーで3回転以上のジャンプを2度跳べるのは2種類までですが、
そのうち4回転ジャンプでの繰り返しは1種類のみとなりました。
羽生選手が平昌五輪で行った、4サルコウ2本、4トウループ2本の構成は、新ルール下では出来なくなります。
でも羽生選手は3アクセルが得意なので、新ルールでは3アクセル2本跳べますよね!

さらにジャンプの数が1つ少なくなるので、従来よりも得点は抑えられそうですが、
GOEの加点でジャンプ1本分ぐらいはまかなえそうな気がします。

新ルール下で「歴史的記録」を上回ることが出来たら、それってすごくカッコいいですよねっ!
そんな快挙も見てみたいな~。プレッシャーは掛けたくないですけれど、ちょっと期待してしまいますね(*^^*)

審判も手探り状態だと思いますし、
実際どれだけの点数が出るのかは、蓋を開けてみないと分かりませんが、
新シーズンへの『Hope』をつらつら述べてみました。
新シーズンの開幕が待ち遠しいですね(^^)

 

■参考

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フィギュアスケート羽生結弦新ルール男子シングル

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