◆◇◆二つの恋の終わりと新しい恋の始まり◆◇◆
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岡部和雄シリーズ3 | |
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長編 | |
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カッパ・ノベルス | 1984.3 |
| 光文社文庫 | 1988.4 | |
| 中公文庫 | 1997.3 | |
| 徳間文庫 | 2003.8 | |
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TVドラマ化作品!(2006.9.1放送 主演:近藤真彦) |
| 倉敷殺人事件 (徳間文庫) | |
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■あらすじ
「タカハシノヤツ・・・」新宿の路上で謎のダイイング・メッセージを残して死んだ富山県・養護施設の職員。倉敷・アイビースクエアで服毒死したOL。二人の死を結ぶ意外な糸とは・・・・・・。倉敷の美しい風物を背景に警視庁・岡部警部の推理が冴える! |
| (徳間文庫より) |
■舞台
岡山県倉敷市
高梁市
富山県高岡市
東礪波郡庄川町
東京都新宿区
府中市
■ヒロイン
草西英(23・4歳・無職(元銀行員))
■感想
岡部警部シリーズ第3弾です。かなり久々の再読だったので、内容をすっかり忘れてました。お陰で初読のように楽しめましたが(笑)
今回は、東京・新宿と倉敷・アイビースクエアの2箇所で殺人事件が発生します。全く関連のないように見えた二つの事件が、双方で捜査を進めていくうちに、意外な接点があることが分かります。東京と倉敷の捜査員が東と西から攻めて行って、富山で繋がったというのが、内田ミステリーらしくていいですね。東の捜査員は、おなじみ岡部警部の腹心・神谷部長刑事(神チョー)と坂口刑事。そして、西の捜査員は、倉敷署の部長刑事・上田。今回、この上田がいい味だしています。若くして巡査部長になった切れ者の刑事なのですが、そのため、周りからの嫉妬を買いやすく、年長の部下の扱いに苦労しています。そして事件にのめり込むあまりに、彼女との約束をキャンセルすることが相次ぎ、ついに彼女から最後通牒が・・・。
また、2つの事件の橋渡しに一役買っているのが、今回のヒロイン・草西英(ひかり)。新宿の事件で、被害者のダイイング・メッセージを聞いていたため、警察に進言したり、推理してみたり。犯人の強固なアリバイを突き崩すヒントを与えたのも彼女です。内田作品で、こんなに大活躍しているヒロインは珍しいですね。英もまた、事件を境にして破局を迎えるのですが、ただ事件を追うばかりでなく、人間模様もきちんと描いていて、物語に深みを増しています。上田と英、同じ傷心の者同士、上手くいくといいなあと思っていましたが、なかなかいい雰囲気になってきてよかったです(^^)
そして、忘れてはならないのが、名探偵・岡部警部です!見た目は若い外交官風なのですが、嫌味な感じではなく、細やかな気遣いの出来る、素敵な方なんですよね〜。
今回、意外と茶目っ気があることが分かったのが収穫でした(笑)
内田先生も岡部が気に入っているようですが、出版社の意向で、人気の浅見光彦シリーズばかりを量産しているという事情があるそうで・・・。浅見シリーズはちょっと増え過ぎたので、これからは岡部シリーズも書いて欲しいですね。TBS(別に日テレでもテレ朝でもいいのですが)も岡部シリーズをやってくれないかなぁ。岡部役は竹野内豊さんを希望〜
■評価(5個が最高)
◆トリック度 |
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◆冷や汗度 |
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◆満足度 | ★★★★★ |
■特におすすめ!
- 刑事モノが好きな方
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TVドラマ化作品!(2006.9.1放送 主演:近藤真彦)







