毛髪再生

【小樽殺人事件】 内田康夫

Category浅見光彦
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◆◇◆黒揚羽に秘められたメッセージとは?◆◇◆

浅見光彦シリーズ8
長編
カッパ・ノベルス 1986.4
光文社文庫 1989.4
祥伝社文庫 1999.2
  徳間文庫 2006.5
55TVドラマ化作品!(1996.4.1放送 主演:辰巳琢郎)


■あらすじ

薄明の小樽港に女の漂流死体。取材旅行の途次、死体を発見した名探偵(ルポ・ライター)浅見光彦と、偶然事件に巻き込まれたOL津田麻衣子は独自の調査を開始した。さらに被害者の妹も不審な自殺。二つの死体には黒揚羽蝶が残されていた。蝶の謎を追い、浅見と麻衣子は信州・安曇野を訪れるが、そこには・・・・・・?旅情と本格推理の見事な融合(ブレンド)。
(光文社文庫より)

■テーマ
  黒揚羽蝶

■舞台
  北海道小樽市
  長野県大町市

■ヒロイン
 津田麻衣子(OL)

■感想
 母・雪江に続き、今度は浅見自身が死体の第一発見者となります。いくら兄が警察の人間だからといって、よくよく行く先々で事件に遭遇しますねぇ(笑)
浅見はこれ幸いに(?)事件に首を突っ込んでいきます。刑事には相変わらず煙たがれているようですが(笑)

 被害者は、皆、黒服を身に纏い、白い角封筒に入った黒揚羽蝶が添えられていた──。
 黒い服に、黒い蝶──「黒」のイメージから、何やら不気味な雰囲気が感じられます。さらに、蝶は死体を好むだとか、平家(ここでもまた、『平家伝説』の登場です。)の流れを汲む、時国家の家紋が揚羽蝶だとかいったエピソードが飛び出し、これは、時国家の祟りじゃあ!(八つ墓村じゃないっつーの!)・・・とまあオカルト色がありますが、もちろん推理小説なので、怨霊39が犯人ではありません。ただし、犯人のなみなみならぬ怨念は感じますね。──この怨み晴らさでおくべきか~みたいな。

 第二の事件について、浅見がややこしい反語を言うので、かなり頭が混乱してしまいました394

 「犯人は自殺を偽装したように見せ掛けたようにして殺したように見せ掛けた」

 と言ったのですが、分かります??

 実はこの物語の背景には悲恋物語409がありました。
 この悲恋物語もちょっと時代掛かっていますね。今どきこんな純朴な青年はいないだろうという気もしますが・・・。
 でも、今までのシリーズとちょっと違い、ラストは泣けるお話になっています。

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

  ◆トリック度 267267267267
◆冷や汗度 404404404
◆満足度 ★★★★★

■こんな方におすすめ!

  • トリック物大好き!な方
  • 恋愛小説がお好きな方
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浅見光彦内田康夫

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