毛髪再生

【46番目の密室】 有栖川有栖

Category火村英生(作家アリス)
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◆◇◆聖夜に瓜二つの密室殺人!◆◇◆

火村英生シリーズ1
長編
講談社ノベルス 1992.3
講談社文庫 1995.3

46番目の密室
46番目の密室 有栖川 有栖

おすすめ平均
stars密室
starsテンポよく、火村さん登場
stars普通に楽しめる良質のミステリー
starsトリックと犯人が…
stars何となく安心するんですよね

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■あらすじ

45密室トリックを発表した推理小説の大家、真壁聖一が殺された。密室と化した地下の書庫の暖炉に上半身を突っ込むという悲惨な姿であった。彼は自分の考えた46番目の密室トリックで殺されたのか? 推理作家・有栖川有栖とその友人で犯罪学者・火村英生のコンビが怪事件の謎に迫る! 新本格推理小説。
(講談社文庫より)

■テーマ
  密室

■舞台
 北軽井沢

■感想
  火村英生シリーズ第1作です。
  有栖川有栖氏の作品は2大シリーズがあり、両シリーズとも有栖川有栖』が語り手となっています。
  もう一つのシリーズの方は、『江神二郎』という探偵がいるのだそうです。

  さて、この火村英生シリーズは、推理作家の『有栖川有栖』の一人称によって書かれていて、探偵役の火村はその友人という設定です。

 作家本人が作中に登場するというのは、よくある手法なのですが、━━古くは『エラリー・クイーン』の作品に見られる手法。やはりクイーンの崇拝者である、有栖川氏は《和製クイーン》と言われているとか━━有栖川氏本人が作品を楽しんで書いている感じが伝わってきます。
 登場人物にも推理作家とその編集者が多く登場し、作中で推理小説談義が繰り広げられ、推理作家というよりも、いちミステリーファンの目線で書かれている感じがしますね。

  物語の舞台は北軽井沢の推理小説の巨匠の家。毎年クリスマス255にごく親しい人達が招かれ、火村も特別ゲストとして招待されます。ごく親しい間柄の人達とはいえ、随分狭い世界で、恋愛が展開されたようで・・・『あいのり』みたい・・・。

  さてさて、『探偵』の火村ですが、クールでかっこいい探偵を想像していたのですが、

 「若白髪の多いぼさぼさの頭をぼりぼりと掻く。」

 って、現代版「金田一耕介」みたい・・・。う~んちょっと残念!(笑) しかしクールな語り口(多少、皮肉屋ではありますが・・・)、鋭い推理など、魅力ありますね。

 でも、「未来の妻の名に賭けて」なんてジョークを飛ばしてましたが、火村は恋愛とは無縁でしたね。次回作に期待~(ってあるのかなぁ??)

■評価(5個が最高)

  ◆トリック度 267267267267267
◆冷や汗度 404404404404
◆満足度 ★★★★

■特におすすめ!

  • トリック物大好き!な方
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