Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

ミステリ小説・ドラマ・映画のレビューと、フィギュアスケートに関する話題について。ド素人なので初心者にも分かりやすく、楽しくを心掛けていきたいです。

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【数奇にして模型-NUMERICAL MODELS-】 森博嗣

 19, 2009

◆◇◆好きにしてもOK?◆◇◆

犀川創平S&Mシリーズ)9
長編
講談社ノベルス 1998.7
  講談社文庫 2001.7

数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)森 博嗣

おすすめ平均
starsコスプレさせたかっただけではw
stars理解できないままの状態は不安なのでとりあえず理解する
stars舞台が特殊
starsS&Mシリーズの中でもベスト3に入る名作です。
stars萌絵が暴走

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■あらすじ

型交換会会場の公会堂でモデル女性の死体が発見された。死体の首は切断されており、発見された部屋は密室状態。同じ密室内で昏倒していた大学院生・寺林高司に嫌疑がかけられたが、彼は同じ頃にM工業大で起こった女子大学院生密室殺人の容疑者でもあった。複雑に絡まった謎に犀川・西之園師弟が挑む。
(講談社文庫より)

■ヒロイン
 西之園萌絵(22歳・N大工学部建築学科4年)

■感想
 S&Mシリーズ第9弾。ついにこのシリーズも残すところあと1作となりました。本の分厚さに圧倒されてしばらく手が出せなかったのですが(なんと前作から4ヶ月も空いてしまった!)、最終作はもっと厚いですからねぇ(^^;)

 今回はオタクワールド全開の世界になっています。地球防衛軍、モビルスーツ、ガンダム、セーラームーン、ラムちゃん、エトセトラ・・・。
 森センセイが飛行機や鉄道模型マニアだということは知っていたのですが、学生の頃、同人誌の代表を務めていたという事実には驚きました。そういえば、漫画も得意だという話を聞いたことがありますね。まさに今回は森センセイの趣味の世界であるわけなんです。そのかわり、このシリーズの代名詞である『理系ミステリ』色は鳴りを潜めています。前回も書いたのですが、シリーズの回を追うごとに理系の要素が少なくなってきていますね。第1作はバリバリの理系だったのだけど・・・。

 そして、今回も密室。しかも同時に2つも。密室に関してはかなりのこだわりがあるようですね。しかし、今回は見事に裏をかかれてしまいました。いかにも怪しそうな人がたくさん出てはくるのですが、犯人とする決め手に欠けていたので、真犯人が分かったときには、やっぱり・・・と思う反面、それはないよ~とも思いました。なんというか言葉のトリックに引っかかってしまったのです。思えば、犀川先生お得意の理屈みたいなものでしたね(^^;)

 いつも暴走気味の萌絵ですが、今回はまた大暴走30355をやらかします(苦笑) そのたびに助けにいく犀川先生も大変ですね(笑)しかし、今回は萌絵の同級生の金子君が大活躍しています。
 それから、今回は新キャラが2名登場します。
 まず一人は、萌絵の従兄にして、犀川の中学からの同級生の大御坊安朋。名実ともにかなりインパクトのあるキャラクターです(^^;) 国枝桃子とのやりとりには笑ってしまいました。
 もう一人は、萌絵の高校時代の同級生・反町愛、通称ラヴちゃん。こちらは可愛い名前に似合わず、あまり女の子らしくないですね。自分のことを『僕』と呼ぶのは、キャッツ・アイの三女・愛を意識してのことでしょうか。この反町愛は、最終作にも登場するようです。

 さて、その最終作では、第1作に登場したあの天才が再び登場するようです。犀川先生との対決が見られるのかな?分厚いけれど気合入れて読もうと思います。220

■評価(5個が最高)

 

◆トリック度

267267

◆冷や汗度

404404404404

◆満足度

★★★

■特におすすめ

  • 模型マニアの方
  • アニメオタクの方
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Tag:犀川創平 西之園萌絵 森博嗣 S&Mシリーズ

COMMENT 4

Sat
2009.06.20
01:56

viviandpiano

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これはもう

森先生の趣味の世界が爆発してる話でした。
ミステリとしては、ちょっとトリックも弱かったけど、
その分、ストーリー展開の強引さでやられますよね(^^;

ラスト作品にはあの方が出てきますね☆
これは長崎のテーマパークが舞台ですので、
ちょっと旅行気分も味わえます♪

Edit | Reply | 
Sat
2009.06.20
22:49

翠香

URL

viviandpianoさんへ

地球防衛軍だとかモビルスーツだとか、ちょっと引いてしまいましたが(^^;)
森センセイって、多彩な趣味と才能をお持ちなのが分かりました。

最終作は長崎が舞台なのですね。
長崎は好きな街なので、楽しみ♪
本の分厚さにめげそうですが、気合入れて読もうとおもいます。

Edit | Reply | 
Sun
2009.06.21
07:33

のぽねこ

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お久しぶりです

ブログの方にコメントいただき、ありがとうございました。
たしかに、この分厚さはなかなか手が出しにくいですよね…。
萌絵さんの暴走と、それに続くアクションシーンが、もはやシリーズのお約束みたいにもなっていますが、でもこれが手に汗握ってどきどきするところなんですよね(笑)
S&Mシリーズ最終作の感想も楽しみにしていますね。

Edit | Reply | 
Sun
2009.06.21
18:18

翠香

URL

のぽねこさんへ

こちらこそ、コメントバックありがとうございます!

まあ、分厚さもそうなのですが、3月と5月に特集を組んだ関係で、予定に組み込めなかったという事情もあるのです。
萌絵が暴走、犀川先生が助けるというのがお約束になってますけど、
今回は金子君が大活躍してますね。

いよいよS&Mシリーズも最終作。どんな結末になるのかドキドキしています。

Edit | Reply | 

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