Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【黄金の石橋】 内田康夫

 22, 2009

◆◇◆浅見が浅見に捜査を依頼!?◆◇◆

浅見光彦シリーズ79
長編
実業之日本社 1999.6
ジョイ・ノベルス 2001.1
  文春文庫 2002.11
  講談社文庫 2005.11
55TVドラマ化作品!(2002.4.12放送 主演:榎木孝明

黄金の石橋 (文春文庫)
黄金の石橋 (文春文庫)内田 康夫

おすすめ平均
stars悲しいまでのひたむきさ

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■あらすじ

“軽井沢のセンセ”の策略で、浅見光彦は、俳優・絵樹卓夫の依頼を受けるはめに。鹿児島にいる絵樹の母が、謎の男から「金の石橋」の古文書を渡せと、脅迫されているのだ。石橋の取材を兼ね、鹿児島を訪れた浅見は、殺人事件に巻き込まれる。金の石橋と恐喝と殺人・・・・・・3つの絡み合った謎に浅見が挑む!著者自作解説つき。解説・榎木孝明

(文春文庫より)

■テーマ
 五石橋保存問題

■舞台
 鹿児島県鹿児島市
       川内市
       大口市
       伊佐郡菱刈町
       姶良郡隼人町
           溝辺町
 熊本県水俣市
      上益城郡

■ヒロイン
 緩鹿智美(霧隼女子大四年)

■感想
 この浅見光彦シリーズは、多くの作品がドラマ化され、そして色々な俳優さんが光彦役を演じてきました。ご存知の方も多いと思いますが、現在フジテレビ系列で兄・陽一郎役を演じている、榎木孝明さんは先代光彦役でした。
 この作品は、ドラマで浅見光彦役を演じている榎木さん(作中では芸名を絵樹卓夫としています)が軽井沢のセンセを訪れ、浅見への捜査依頼の橋渡しをお願いするところから始まります。とうとう榎木さんまで実名で作品に登場させちゃいましたねぇ(^^;)かなりややこしいことになってきました。さすがに榎木さんと浅見が対面するシーンはなかったのですが。
 この作品自体もドラマ化されていて、榎木さんは、ご自身と浅見の二役を演じています。残念ながら私はドラマの方は観ていないのですが、昨年、榎木光彦を一挙再放送していて録画しまくったので、探してみてあったら(全く整理してないので^^;)観てみようと思います。

 さて、今回浅見は、石橋の取材のついでに藤田編集長から友人の娘の様子を見てくるように頼まれます。それに軽井沢のセンセが便乗して、たまたま浅見の取材先が鹿児島なのをいいことに鹿児島に住んでいる榎木さんのお母さんの相談に乗るように依頼します。取材がてらとはいえ、二つの命題を抱えてしまったわけで(^^;)浅見ちゃんって本当人がいいというか、利用されやすい性格ですね。
 もちろん、行った先で殺人事件が起こり、全く別の案件だと思っていた2つの命題が実は繋がっていたというのは、ご都合主義といえなくもないけれど、まあ一種の『お約束』みたいなもので、そのあたりは毎度ながら上手く纏められていますね。
 ただ、犯人が誰かを推理することが出来ないのは残念。(内田作品にそれを求めてはいけないのかもしれませんが・・・)今まで全く登場していなかった人物が終盤になって現れ、犯人です、というのは、ミステリーとしてはアンフェアですよね。

 今回のヒロインは、緩鹿智美(ゆるかさとみ)。珍しい名前ですね。目が大きくて安達祐実を少し面長にした感じという描写があるのですが、ドラマでは、智美役はそのまま安達祐実さんが演じているのですよね。
 智美は心に決めたお相手がいるのですが、浅見に出会ったことで気持ちが揺れてしまったようです。ここ何作かヒロインにはお相手がいて、浅見は恋愛対象にならなくなってきたのかな?と思ったのですが、やはりモテますね~(^^)

■評価(5個が最高)

 

◆トリック度

267

◆冷や汗度

404404

◆満足度

★★★

■特におすすめ!

  • 建造物の歴史に興味がある方
  • 榎木孝明さんのファンの方
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Tag:浅見光彦 内田康夫 榎木孝明

COMMENT 2

Thu
2009.07.23
00:18

viviandpiano

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これは

知らなかったです。
面白い設定ですよね!
何だか。仮想と虚構と現実がミックスされていて☆
こういう遊び心のある設定って、ファンには楽しいですよね。

榎木さんの光彦って長かったから、
自分の中では榎木さんの印象が一番強いんですよね~。
榎木さんも若いときは旅人としてあちこち放浪したみたいなので、
そういう空気みたいなのも合ってると思います。
まあ、さすがにお年を召してしまいましたが・・・

Edit | Reply | 
Fri
2009.07.24
00:19

翠香

URL

viviandpianoさんへ

内田先生は、時々こういった遊び心のある作品を書かれていて、
ご自身が「軽井沢のセンセ」として作品に登場しているものもあります。(本作もそうですがw)
それから【軽井沢通信】は、浅見とセンセの文通形態のエッセイ風作品(?)です。
浅見光彦って実在するのではないかという錯覚を起こしますよね(笑)

榎木さんご自身も自分と浅見が似ていると思っていたようで、
内田先生も榎木さんを見て「浅見光彦がいる」と思ったそうです。
浅見光彦≒榎木孝明という図式が出来上がっていたようですね。

榎木さんも、年齢を重ねてエリートらしい風格が出てきましたね。
今は陽一郎役がピッタリだと思います(^^)

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