映画【オペラ座の怪人】

author photo

By翠香

◆◇◆マスクの下に隠された孤独な男の素顔◆◇◆

製作年 2004年
製作国 アメリカ
時間 143 分

オペラ座の怪人 通常版 [DVD]
オペラ座の怪人 通常版 [DVD]
おすすめ平均
starsメニュー選択欄にひとこと
stars見る価値はあると思う
stars要するに全て下手。レベルが低い。
starsだれもが孤独なファントムの心をもっているはず
stars墓地のシーンが印象的

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

■CAST
  ファントム           ・・・ジェラルド・バトラー
  クリスティーヌ       ・・・エイミー・ロッサム
  ラウル            ・・・パトリック・ウィルソン
■STAFF
  監督:ジョエル・シュマッカー
  製作・音楽:アンドリュー・ロイド・ウェバー
  原作:ガストン・ルルー

■STORY

19世紀のパリ。オペラ座では、連日華やかなショーが繰り広げられる一方、怪人ファントムによる事件が連発していた。若く美しいクリスティーヌは、謎の師「音楽の天使」からレッスンを受け、やがてオペラ座のプリマへと成長する。クリスティーヌの幼なじみ、ラウルは、彼女の輝きに惹かれ愛を告白するが、「音楽の天使」ファントムはクリスティーヌを地下洞窟へ案内し、自分と共に生きるよう願い出た。しかし、クリスティーヌがファントムの素顔を知ったことから、運命は悲劇へと向かい始める…。

■感想
  ミュージカルの演目としてもずっと興味があって、映画化されたものも観たいと思っていたのを、今回ようやく観ることができました(^^)
  ミュージカルを映画化したとあって、内容もミュージカル仕立てです。
  導入部分は映画ならではの場面で、20世紀の初頭に行われたとあるオークションの場面。オペラ座にまつわる数々の品がオークションにかけられ、そして巨大なシャンデリアにかけられた幕が外された瞬間、あのテーマ曲が流れ、栄華を極めたオペラ座が蘇り、ミュージカル『オペラ座の怪人』の世界へと誘われていきます。
  この演出には魅了されましたね~。398朽ち果てたオペラ座が蘇るのはCGを使っているから当然ミュージカルでは表現できないのですが、映画とミュージカルを上手く融合させた作品だと思います。

   映像もゴージャスです。本番直前に踊り子さん達がお化粧をしたり、トウシューズの先に粉をつけたり、裏方さんが忙しく動き回ったりする、いわゆる楽屋裏の様子も楽しいですし、劇中劇のオペラを見られるのも楽しい。
  圧巻だったのは、仮面舞踏会のシーンで大勢の出演者がマスカレードの曲に合わせて歌とダンスをする場面。こういうのは生の舞台で観るのがいいのですけどね~。
  また、ファントムがドンファン役をやる俳優のメタボ腹をサーベルの先で突っつき、「もう少しやせろ」なんていうちょっとコミカルな場面も。411

   音楽もとてもいいですね。なんといっても私はテーマ曲が好きだなぁ。

   クリスティーヌ役のエイミー・ロッサムは、肌が白くてすごく細い!どこか儚げな印象があるし、ファントムとラウルの間で揺れる女性として表現できていたと思います。
  また、彼女の歌声は迫力はないけれど、とてもきれいな声ですね。

   映画版では、ミュージカルにはない、ファントムが何故オペラ座に棲み付くようになったのかが描かれています。
  怪人のマスクの下には、悲しい過去を背負った孤独な男の素顔が隠されていたのです。このエピソードが物語に深みを増していますね。

   惜しむらくは、クリスティーヌが師と仰ぐ「音楽の天使」、ファントムの歌声。怪人らしい怪しさは表現できているのですが、「音楽の天使」と言わしめるほどの歌声ではなかったですね。
   クリスティーヌがどうやって「音楽の天使」からレッスンを受け、プリマを射止める実力を身につけたのかが漠然としていたので、マイナス1点。
  その他は申し分なく、魅了された作品でした。

■評価(5個が最高)

 

◆トリック度

267

◆冷や汗度

404404404

◆満足度

★★★★

■特におすすめ!

  • ミュージカルが好きな方
  • 歴史ロマンが好きな方
関連記事
スポンサーサイト

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ランキングに参加しています。バナーをクリックして応援お願いいたします。
ブログランキング・にほんブログ村へ      blogramのブログランキング  

Comments 2

viviandpiano  

いい映画ですよね♪

これは映画館でかかっていたときに見られなくて、
友人から、なんで見なかったんだ!と怒られた作品(^^;
確かに映画館の大画面サラウンド音声で鑑賞したかった・・・

クリスティーヌの役の人の声にほれ込んだけど、
舞台で毎日歌わせるのは声を潰すから無理だという判断で、
映画を作ったとか、そういう裏話じゃなかったでしたっけ?
ファントム役の人は、普段はポップスとか歌ってる人だったかも・・・
それであれだけ歌えれば、たいしたものかもしれませんよ。

2009/09/26 (Sat) 00:34 | EDIT | REPLY |   

翠香  

viviandpianoさんへ

確かに映画館の大画面と音響効果なら迫力満点でしたでしょうね~。
私はミュージカルの方も是非観てみたいです。

そんな裏話があったのですか?
クリスティーヌはほとんど出ずっぱりだから毎日2時間の舞台はハードかも・・・。

ファントム役の人の歌が下手だと言っているわけではないのですよ。
彼の声は悪魔的(怪人だから仕方ないけど^^;)で、「音楽の天使」のイメージではないなと思ったので。

今回レンタルだったのですが、自分用に欲しくなっちゃったな~v-238

2009/09/27 (Sun) 00:04 | EDIT | REPLY |   

コメント&トラックバックに関する注意

コメントについて

他者を誹謗・中傷、宣伝目的、公序良俗に反する書き込みは固くお断りします。
そのような書き込みは管理人の判断で削除いたします。
また、作品を未読の方もご覧になりますので、ネタバレにはご注意ください!
くれぐれも犯人の名前やトリックなどを書き込まないように願います。
どうしてもネタバレの内容を語りたい方は、SECRET(管理者にだけ表示を許可)にチェックを入れて
ナイショのコメントにしてくださいね。

トラックバックについて

言及リンクのないトラックバックは受け付けません。
言及リンクとは、トラックバック元の記事(貴方が書いた記事です)に
当記事へのリンク及び当記事の紹介(または感想)が含まれているものを指します。
それ以外はトラックバックスパムと見なす場合があります。
トラックバックスパムと見なされた場合、予告なく削除することがあります。

なお、コメント・トラックバックともにスパム防止のため承認制を採らせていただいています。
記事に反映されるまで時間がかかることがありますが、しばらくお待ちくださいね(^^)
また、コメント・トラックバックのルールについては、
Love knot~ミステリ&フィギュア通信~の歩き方にも記載しておりますので、
合わせてご一読ください。

Leave a reply

INDEX (13)
このブログについて (4)
内田康夫 (99)
浅見光彦 (91)
岡部和雄 (3)
竹村岩男(信濃のコロンボ) (3)
愛川晶 (1)
相沢沙呼 (2)
酉乃初 (2)
蒼井上鷹 (1)
赤川次郎 (7)
三毛猫ホームズ (4)
三姉妹探偵団 (1)
芦辺拓 (1)
森江春策 (1)
我孫子武丸 (1)
速水三兄弟 (1)
天野頌子 (1)
陰陽屋シリーズ (1)
綾辻行人 (8)
島田潔(館シリーズ) (6)
有栖川有栖 (22)
火村英生(作家アリス) (18)
江神二郎(学生アリス) (3)
泡坂妻夫 (1)
伊坂幸太郎 (5)
石持浅海 (6)
碓氷優佳 (3)
座間味くんシリーズ (1)
乾くるみ (8)
カラット探偵事務所の事件簿 (1)
井上夢人 (2)
今邑彩 (4)
上田早夕里 (2)
パティシエシリーズ (2)
歌野晶午 (5)
信濃譲二(家シリーズ) (2)
大倉崇裕 (3)
福家警部補 (2)
大崎梢 (5)
成風堂シリーズ (3)
井辻智紀の業務日誌シリーズ (1)
太田忠司 (8)
狩野俊介 (2)
甘栗晃 (2)
朔夜一心(月読シリーズ) (1)
予告探偵 (1)
雪永鋼 (1)
大山淳子 (2)
猫弁シリーズ (2)
岡嶋二人 (5)
折原一 (4)
恩田陸 (9)
神原恵弥 (1)
あ行の作家 (8)
加納朋子 (9)
入江駒子 (3)
市村安梨沙(アリスシリーズ) (2)
ささらシリーズ (1)
神永学 (4)
確率捜査官御子柴岳人 (1)
貴志祐介 (3)
榎本径(防犯探偵) (3)
北村薫 (17)
円紫さんと私シリーズ (5)
新妻千秋(覆面作家) (3)
わたしのベッキーシリーズ (2)
時と人 (2)
北森鴻 (9)
工藤哲也(香菜里屋シリーズ) (3)
蓮丈那智 (3)
旗師・冬狐堂 (1)
北山猛邦 (6)
城シリーズ (2)
音野順 (1)
猫柳十一弦 (2)
霧舎巧 (1)
鯨統一郎 (7)
倉知淳 (2)
猫丸先輩 (1)
栗本薫 (7)
伊集院大介 (5)
黒田研二 (4)
ふたり探偵 (1)
近藤史恵 (7)
今泉文吾(歌舞伎シリーズ) (2)
キリコ (1)
ビストロ・パ・マルシリーズ (1)
七瀬久里子 (2)
か行の作家 (7)
坂木司 (5)
ひきこもり探偵 (1)
篠田真由美 (15)
桜井京介(建築探偵) (12)
蒼の物語 (3)
柴田よしき (8)
猫探偵正太郎 (4)
浅間寺竜之介 (2)
摩耶優麗 (1)
島田荘司 (2)
御手洗潔 (2)
朱川湊人 (2)
わくらばシリーズ (1)
さ行の作家 (8)
高木彬光 (3)
神津恭介 (3)
高里椎奈 (5)
深山木秋(薬屋探偵妖綺談) (5)
高田崇史 (7)
桑原崇(QEDシリーズ) (2)
鴨志田甲斐(カンナシリーズ) (2)
勧修寺文麿 (2)
田中啓文 (1)
笑酔亭梅寿謎解噺シリーズ (1)
田中芳樹 (1)
薬師寺涼子 (1)
柄刀一 (3)
三月宇佐見のお茶の会 (1)
南美希風 (1)
津原泰水 (1)
ルピナス探偵団 (1)
た行の作家 (5)
中山七里 (5)
岬洋介 (4)
七尾与史 (2)
ドS刑事シリーズ (1)
二階堂黎人 (2)
水乃サトル (2)
仁木悦子 (2)
仁木兄妹 (2)
西澤保彦 (14)
匠千暁(タック&タカチシリーズ) (4)
神麻嗣子(チョーモンインシリーズ) (3)
響季姉妹探偵 (1)
ぬいぐるみ警部 (1)
西村京太郎 (2)
名探偵シリーズ (1)
似鳥鶏 (3)
葉山くんシリーズ (3)
貫井徳郎 (3)
法月綸太郎 (5)
な行の作家 (4)
初野晴 (3)
東川篤哉 (5)
謎解きはディナーのあとで (2)
烏賊川市シリーズ (2)
東野圭吾 (43)
加賀恭一郎 (10)
湯川学(探偵ガリレオ) (8)
天下一大五郎 (1)
マスカレードシリーズ (1)
深水黎一郎 (1)
神泉寺瞬一郎(芸術探偵) (1)
は行の作家 (10)
松岡圭祐 (2)
紗崎玲奈(探偵の探偵) (1)
円居挽 (1)
シャーロック・ノートシリーズ (1)
麻耶雄嵩 (1)
貴族探偵 (1)
三上延 (2)
ビブリア古書堂シリーズ (2)
水生大海 (1)
羅針盤シリーズ (1)
道尾秀介 (3)
湊かなえ (2)
宮部みゆき (3)
捜査犬マサ (2)
森川智喜 (3)
三途川理 (3)
森博嗣 (36)
犀川創平(S&Mシリーズ) (10)
瀬在丸紅子(Vシリーズ) (10)
真賀田四季 (4)
海月及介(Gシリーズ) (1)
百年シリーズ (2)
水柿助教授(Mシリーズ) (1)
森谷明子 (3)
ま行の作家 (7)
山口雅也 (2)
垂里冴子 (2)
山田悠介 (1)
柚月裕子 (1)
佐方貞人 (1)
米澤穂信 (13)
折木奉太郎(古典部) (5)
小鳩常悟朗(小市民) (3)
紺屋S&Rシリーズ (1)
や行の作家 (5)
若竹七海 (1)
ら行・わ行の作家 (1)
アンソロジー (6)
共著・合作 (1)
ノベライズ (1)
相棒 (1)
海外ミステリ (48)
ジョン・ディクスン・カー (5)
エラリー・クイーン (4)
アガサ・クリスティ (5)
コナン・ドイル (4)
ミステリー副読本 (6)
日本古典文学関連 (3)
ドラマ (185)
浅見光彦(ドラマ) (29)
信濃のコロンボ (6)
相棒(ドラマ) (33)
名探偵ポワロ (9)
SHERLOCK(シャーロック) (2)
ライアーゲーム (9)
東野圭吾ミステリーズ (11)
加賀恭一郎(ドラマ) (2)
ガリレオ(ドラマ) (12)
神津恭介(ドラマ) (2)
すべてがFになる(ドラマ) (10)
臨床犯罪学者 火村英生の推理(ドラマ) (10)
謎解きはディナーのあとで(ドラマ) (6)
土曜ワイド劇場 (6)
コラボ商品 (3)
推理クイズ (37)
探偵Xからの挑戦状! (23)
超再現!ミステリー (13)
映画 (55)
読書まとめ (27)
テーマ読み (12)
ランキング (18)
ミステリィの小径 (7)
対談・インタビュー (2)
イベント情報 (2)
文庫フェア (10)
フィギュアスケート (107)
試合展望・結果 (75)
書籍・雑誌 (10)
氷上の魔術師(フィギュア百景) (20)
アニメ『ユーリ!!! on ICE』 (2)
その他 (31)