毛髪再生

映画【イキガミ】

Category映画
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◆◇◆残り24時間ですべきこととは?◆◇◆

東宝 2009.4
時間 133 分

イキガミ [DVD]
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おすすめ平均
stars単なる『良い話』に収まらない映画
stars長い話の一部分
stars松田翔太はトニー・レオンの骨格
stars怖いけど深い
starsなかなか良い

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■CAST
  松田翔太
  塚本高史
  成海璃子
  山田孝之
  柄本明

■STAFF
  監督:瀧本智行
  原作:間瀬元朗(週刊ヤングサンデー『イキガミ』)

■STORY

初のテレビ出演を翌日に控えているギタリストの田辺翼は、ボーカルと反りが合わず、悩んでいた。元々、親友の秀和とコンビを組み、路上で歌っていたが、翼ひとりだけがスカウトされ、事務所に決められたボーカリストとデュオを組まされたのだった。そこに、厚生保健省の藤本という男が現れ、「イキガミ」を渡される。「イキガミ」とは、18歳から24歳までの若者に国から発行され、受け取った者は24時間後に死亡することになる…。

■感想
  松田翔太くん狙いで観てみようと思ったこの作品。
 原作は漫画なのですが、読んでいなかったので、この映画を観る前は、翔太くん演じる役柄は、冷酷なまでに死亡予告証(通称:イキガミ)を突きつけるのかと思っていました。
 でも、観てみると、全く違いました。
 国家に対し、疑問を感じているが、逆らうことができず(逆らったものは退廃思想者として『処置』されてしまいます・・・399)、日々葛藤しながらも職務を全うする。
 イキガミを受け取った本人や家族に感情移入してしまう、心優しき青年でした。
 国家のエリートという役柄を意識してか、七三に分けた髪にスーツ姿。今までにない役柄だったので、新鮮でしたね~(^^)

  命は尊いものである。むやみに自殺をしたり、人を殺してはいけない──。国民の意識を高めるため、国家繁栄維持法が施行された。
 全ての児童は、小学校入学時に予防接種を受ける。その中に1000分の1の確立でナノカプセルが仕込まれている。
 ナノカプセルは、18~24歳の間に心臓を破壊、死に至らしめる。
 国は、死亡予定の24時間前に、当人に死亡予告証(イキガミ)を手渡す。
 イキガミを受け取った当人には、数々の特典が与えられ、遺族にも死亡補償金が支払われる。
 そして、国繁死亡者として、駅の電光掲示に通知される──。

  映画では、3人の若者の死が描かれています。
 死までのタイムリミットが提示され、残された時間で何をすべきか?というところは、以前に放映された連続ドラマ『ロス・タイム・ライフ』に似ているなと思いました。
 印象的だったのは、新人ミュージシャンが、死の直前に生放送で歌を歌い、人々の心を揺さぶったのですが、
 藤本(松田翔太さん)が、「もっと早くこの歌でデビューしていたら、ヒットしていたかもしれないのに」と悔やんだ場面。
 それに対し、上司(笹野高史さん)が、「彼は今まで全身全霊で生きてきたか?死ぬ直前に初めて全身全霊で生きたんだ」と返します。
 う~ん、深いですね。メッセージ性の強い作品だと思います。

 ただ背景にある、国家体制が戦前の軍国主義的なのですよね。
  「イキガミ」は、召集令状の通称「赤紙」をもじったものだと分かると思います。
 イキガミを受け取った者は、お国のために死ぬ──。まさにそのままです。
 何故自分でなければならないのか?──この疑問は解消されないまま390
 無作為に時限爆弾を仕込み、若者を殺してしまう、おぞましい国家です。
 感動の話の裏にブラックな部分もある、二面性をもった作品です。

■評価(5個が最高)

 

◆トリック度

267

◆冷や汗度

404404404404

◆満足度

★★★★

■特におすすめ!

  • ドラマ『ロス・タイム・ライフ』を観ていた方
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映画松田翔太イキガミ

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