Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【仮面の島】 篠田真由美

 09, 2010

◆◇◆建築探偵inイタリア!◆◇◆

桜井京介シリーズ8
長編
講談社ノベルス 2000.4
講談社文庫 2006.12

仮面の島〈建築探偵桜井京介の事件簿〉 (講談社文庫)
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おすすめ平均
starsちょっと通俗

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■あらすじ

タリア人実業家の亡夫から相続した、小島の館に隠棲する日本人女性=レニエール夫人。彼女から鑑定の依頼を受けヴェネツィアを訪れた神代教授と京介だったが、跡を追った深春、蒼と合流そうそう島の売却を巡るトラブルに巻き込まれる。そして不可解な殺人事件が!文庫版特典「蒼のヴェネツィア案内」も収録。
(講談社文庫より)

■テーマ
  仮面

■舞台
 イタリア・ヴェネツィア

■ヒロイン
 羚子・希和・レニエール(レニエール社前社長の後妻)

■感想
 しまった~。前回の【桜闇】から1年空いてしまった・・・。これもぼちぼち読み進めないといけないですね~

 今回でシリーズは8作目になります。
 今回の舞台は、日本を飛び出し、イタリア・ヴェネツィアへ!
 私は、数年前にイタリア旅行をしたのですが、このヴェネツィアも訪れたので、読みながら懐かしい気持ちになりました(^^)
 サン・マルコ広場や、運河など写真があったほうが作品のイメージも膨らむと思うので、別途ヴェネツィア案内の記事を載せますね♪ 
 そうそう、ノベルス版が出たのは2000年なので、当時はまだ通貨単位がリラだったのですね(現在はユーロです)。
 それから作中にバールという言葉が出てきますが、英語読みするとバー、「立ち飲み屋」です。でも、座るところもあるし、エスプレッソなどお酒以外のものも飲めるので、カフェバーと言ったほうがイメージに近いかな。イタリア人の憩いの場になっています。

 今回、京介と神代教授は、イタリアの小島に建てられた館の売却の話が持ち上がり、その調査のため、ヴェネツィアを訪れます。
 しかし、島を相続した日本人の未亡人は、売却の意思は全くないという。どこで話が食い違ってしまったのか?

 また、神代教授は、日本を離れる前に、蒼に養子縁組の提案をしています。
 蒼が今の本名を名乗ることは、辛い過去を背負うことになるから。
 神代教授は相変わらずのべらんめえ口調だけど、蒼には甘々なんですよね。まるで孫には甘いおじいちゃんみたい(笑)
 でも、蒼に1人で決断させるために、日本へ置いてきたのですが、蒼は深春に連れられ、イタリアまで追ってきてしまいます。

 タイトルからも分かる通り、島が舞台で殺人事件も起こるのですが、問題の島へ渡るまでに物語の3分の1以上かかっています。
 なんだかいやにスローテンポだな~と思っていたら、島へ渡ってから怒涛の展開でした。黒ずくめの賊が押し入ってくるし・・・ジョッカーの皆さんって感じで何か滑稽だったのですけど(^_^;)
 そして・・・事件は奇妙な方向へ。私は、一部のからくりと犯人(根拠なしw)はなんとなく分かりました。京介にちょっとだけ近付けたみたいでうれしい(^^)
 しかし、蒼と京介が毎回危険な目に遭うのは、もうお約束になってますね。萌えポイント狙い??

 本作で、蒼もついに20歳になりました。京介たちを頼らず、自分の足でしっかり歩いていかないといけないという自覚を持ち始めたけれど、まだまだ子供っぽさも抜けきれない──子供と大人の間で悩む蒼。
 でも、蒼は本当、成長しましたよね。強くなったと思うし。
 そんな蒼の成長を目の当たりにした京介にも心境の変化が!
 今までは、「僕は探偵じゃありません」なんて取り澄ましていたくせに、今回は精力的に動き回っています。まる二日不眠で!(ありえな~いw)
 でも、闇に向かって突き進んでいるような危うさは影を潜めてきたので、少し安心しました(^^)

■評価(5個が最高)

 

◆トリック度

267267267

◆冷や汗度

404404404

◆満足度

★★★★

■特におすすめ!

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Tag:桜井京介 建築探偵 篠田真由美

COMMENT 6

Sat
2010.04.10
03:31

viviandpiano

URL

イタリー!!

この本を読むに当たって、
私は旅行会社のイタリアパンフレットを手元に置いて読みました(笑)
ほんと、イタリアに行ってみたくなりましたよ♪

京介と蒼の微妙な関係が、
今回の作品の見所にもなっていますけど、
一番美味しい思いをしている深春にも注目ですよね!

しかし、建築探偵シリーズも、
文庫化が遅れてる感じで、ちょっと心配です。

Edit | Reply | 
Sat
2010.04.10
23:13

翠香

URL

viviandpianoさんへ

う~ん、私もこの作品を読んで、またイタリアに行きたくなりました♪
見られなかった所もたくさんあったので。
雰囲気だけでも味わっていただけるように、
別途ヴェネツィア案内の記事を載せますね(^^)

ノベルスから文庫になるまで、大体3~5年かかるので、待ち遠しいですよね!
でもこのシリーズに関しては、私はまだ文庫化に追いついていないので、
ヤキモキはしていないのですが(笑)
近いうちに『センティメンタル・ブルー』を読みたいと思います☆

Edit | Reply | 
Mon
2010.04.12
17:34

あかね

URL

わたしも~~~~~!

私も建築探偵シリーズはこの本までしか読んでいないのですi-201
1年以上も空いてしまっている~i-282
(実は桜闇が超好きなので・・・先の展開へ進みたくないだけかもi-175・・・笑)

私もこの作品を読んだ時は、最初のスローテンポにあんまり馴染めなかったのですがi-238
島に着いてからの怒とうの展開にはビックリi-185

面白かった思い出・・・i-189

ヴェネツィア行きたい・・・翠香さんは行かれたんですねi-199 うらやまちーi-237
本当・・・このシリーズを読むと「旅」したくなるi-265(笑)

センチメンタル・ブルーは、私も手元にずーーーっとありますi-70(笑)
そろそろこのシリーズも読まなきゃなあ~i-240

あ・・・私は蒼と深春が大好きですっi-185
確かに萌えポイントも多い作品なのか・・・i-278 前髪の下に隠されたものすごい美貌!っていう京介の設定も・・・i-176個人的にはツボです~i-185

Edit | Reply | 
Mon
2010.04.12
23:31

翠香

URL

あかねさんへ

あ~分かります。お気に入りのシリーズほど、先を読むのが勿体ないような感じですよね☆
特に【桜闇】の時は、京介が破滅へと突き進みそうで、先を読むのがちょっと怖かったり。
【センティメンタル・ブルー】は、この間ブックオフでゲトしてきたので、
来月位には読みたいな~と思っています(^^)

イタリア、良かったですよ~♪建築物もゴージャスだったしv-352
これ読んでいたらまた行きたくなってしまった!
今、せっせとヴェネツィア案内の記事を作っているので、しばしお待ちくだされ。

蒼と深春のコンビっていいですよね♪
作中で蒼も言っていたけれど、皆いい人ばっかりなんですよね~。

京介って、必ず怪我をする展開になってますよね!
包帯巻かれて、素顔があらわになって、ものすごい美貌にドッキリv-346
・・・女子の萌えのツボ、押さえているな~と(^^;)
かくいう私もしっかりツボにハマっている1人です(笑)

Edit | Reply | 
Tue
2010.06.01
19:41

mokko

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読みましたぁ~♪

やはり読む前に、こちらのヴェネツィア案内を見ていて
よかったですよぉ~v(〃>∇<〃)v
改めまして感謝です♪
大好きなシーンの場所の写真がバッチリあったので
感動が倍です♪
しかし京介の流血には参りましたよぉ~
黒装束をぶっ飛ばしてやりたくなりましたものぉ~
完全にキャラ萌えです(^◇^;)
蒼も大人になっちゃって、こっちが焦ります。
ただ、ここまで進んでしまうと、残りが後何巻かって
カウントダウンしそうになって困ります。
終わりがあるんですよね・・・
それを思うと切ないです。
こちらの記事とヴェネツィア案内をリンクさせてもらいました。
事後報告で申し訳有りません。
ダメだったら、言ってくださいね。

Edit | Reply | 
Tue
2010.06.01
23:24

翠香

URL

mokkoさんへ

読み終わりましたか~♪
つたない写真ですが、お役に立ったようで、幸いです(^^)

ホント、前半はのんびりペースだったのに、
ジョッカーの皆さん・・・もとい、黒装束が出てきたあたりから怒涛の展開でしたよね!
京介があんな所で死ぬわけはないのは分かっているのに、
撃たれちゃう!・・・ってハラハラしてしまいました(^^;)
も~う、篠田先生って、絶対“S”だわっ!(笑)

蒼は大人になりましたよね~。
以前は京介が保護者代わりだったけれど、
これからは蒼が京介を癒す存在になるのかな。
いずれシリーズも終わりになるでしょうが、
まだまだこの世界に浸っていたいですよね~。
とりあえず、次は蒼が主役の番外編ですね。
私も近いうちに読みたいと思います(^^)

Edit | Reply | 

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