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ドラマ【東野圭吾3週連続スペシャル「11文字の殺人」】

 11, 2011

6月はフジテレビ東野圭吾月間!?
テレビドラマ化初の東野圭吾作品をフジテレビで3週連続放送!
第1週目は『11文字の殺人』です。

■放送日時
  2011年6月10日(金) フジテレビ 21時~

■番組名
  東野圭吾3週連続スペシャル「11文字の殺人」

■原作
  東野圭吾「11文字の殺人」(光文社刊)

■CAST
  結城梨花子  ・・・永作博美
  萩尾冬子    ・・・星野真里
  金井三郎    ・・・原田龍二
  川津雅之    ・・・長谷川朝晴
  篠原巧一    ・・・眞島秀和
  坂上豊      ・・・浅利陽介
  山森由美    ・・・日向ななみ
  春村志津子  ・・・安達祐実
  山森卓也    ・・・石黒賢

■あらすじ

女流推理作家・結城梨花子は、恋人の川津雅之から、「誰かに狙われている」と打ち明けられる。
梨花子は『廻りの森』という小説で文学賞を受賞し、脚光を浴びて以来、ある理由から3年間まったく書けずにいた。
そんな梨花子のスランプ脱出を願い、支えていたのは編集者の萩尾冬子。もともと川津を紹介したのも冬子だった。その川津が遺体で見つかった。警察は事故なのか、自殺なのか、原因はまだわかっていない、と言う。フリーライターだった川津の仕事が最近減っていたことや、借金を抱えていたことなども聞かされ、川津のことを実はあまりわかっていなかった梨花子。遺体が発見された萬年橋の上に立ちつくす梨花子は、川津は殺された・・・自分が真相を突き止める、と決意する。

梨花子は川津のマンションで、生前川津が大事にしていた荷物を預かる。
川津が亡くなる前日の手帳には、「山森スポーツプラザ」と記されていた。
足を痛めていた河津がジムに行ったことを不審に思った梨花子は、冬子と一緒に山森社長を訪ねる。そこで二人を出迎えたのは、秘書の春村志津子だった。山森には、妻・正枝(赤間麻里子)と目の不自由な娘・由美がいた。

梨花子は川津と仕事をしていた担当編集者にも取材した。
すると、紀行文の連載をやっていたが、1年前の水難事故が原因でその連載は打ち切りになったと言う。しかもその事故は、山森社長が主催のクルーズツアーで起きたのだった。梨花子は再び山森スポーツプラザに向かい、志津子にツアーの参加者名簿を見せてもらうと・・・。
取材を進めていくうち、梨花子が出会った人は次々と殺されていく。いったい誰が? なぜ? すべての謎を解く鍵は1年前、山森が主催したクルーズツアーでの水難事故。「無人島より殺意を込めて」という11文字の手紙。無人島でいったい何が? 梨花子は事件に隠された『悲しい秘密』にたどり着く……。

(番組HPあらすじより)

■感想
いよいよ始まりましたね。東野圭吾3週連続スペシャル。
この『11文字の殺人』は、私は未読でしたので、純粋に推理を楽しみました。
しかし、ドラマを観終わってみると、疑問符がたくさん浮かんでしまい・・・。

以降、ネタバレに触れますので、ドラマを観ていないor原作を読んでいない方は注意してください!

 

まず分からないのが、冬子が梨花子に川津を紹介したこと。
冬子と川津の接点については、編集者とフリーライターですから、接点があっても不自然ではありません。
冬子が川津に近付く為に編集者の仕事を選んだのか、偶然担当することになったのかは分かりませんが、
冬子にとって川津は復讐すべき相手のはず。
その川津を、あれこれ世話を焼き、身を案じている梨花子に紹介するとは思えないのですよ。
それともまさか恋人同士になるとは思わないで紹介したとか?
だから「あまりのめり込まないでくださいね。適度な距離感が大事です」なんて発言を?
でも川津を殺したら、梨花子が傷つくのが分かるでしょうに。
梨花子の傍にいて、罪悪感を感じなかったのだろうか?
少なくとも内に秘めた翳りのようなものは見えなかったなぁ。

そうなると、梨花子が事件を調べようとするのをもっと止めるべきだと思うのですよね。
何故、梨花子に言われるままに関係者にアポを取ったのかが分からない。
アポを取っておいて、梨花子が接触しようとすると殺害、では、タイミングが良過ぎます。
アポ、取れませんでした。って嘘をついた方がより安全なのでは?

だからまさか冬子が犯人だとは思わなかったのですよね(^^;)
「私も大事な人を突然喪ったことがあります」という発言には引っ掛かっていたのですが、
もう少し早く気付くべきだった~。

それから、梨花子の部屋を物陰から見ていた謎の老人が坂上の変装だと気付くシーンがありますが、
ちょっと説明不足でしたね。
おそらく山森の指示で川津が持っている水難事故の資料を奪おうとしていたのだろうけれど・・・。
原作ではそのあたりは書かれているのかもしれませんが・・・。
ということは、始めに接触してきた新里美由紀も山森の指示で動いていたということになる。
しかしそれだと、川津の資料を奪う前に、探していた資料が見つかったと言ってきたのが不可解。
本当に仕事関係の資料だったなら、「私が来るまで荷物は開けないでください」と言うのもおかしいですよね。
う~ん、何だか訳が分からない。

また、竹本が金井を助ける交換条件に、この非常時になんという男!と思ったけれど、
竹本には冬子という恋人がいたわけでしょ?
でも、前から志津子のことが好きで・・・と説明している。
そりゃあ恋人がいたって、他の女性に目移りすることはあるでしょうけど、
「前から」という言葉が引っ掛かる。ここも説明不足ですね。
例えば、竹本は志津子のことが好きだったのだけど、志津子には金井という恋人がいたので諦め、
冬子とつきあうことにした。けれどやっぱり志津子のことが忘れられず・・・とかね。

そのくせ、梨花子が小説を書けなくなった理由はしっかり描いているのですが、
事件には全く関係ないのですよね(^^;)
どうも力加減を間違えているような・・・。
う~ん、これは改めて原作に当たる必要がありそうですね。

 

さて、次週は『ブルータスの心臓』ですね。
藤原竜也さん主演なので、楽しみです。
今度はしっかり予習しておこうと、只今原作本を読書中。
ドラマ放送前にはレビューを載せたいと思います(^^)

■参考

東野圭吾3週連続スペシャル - フジテレビ
↑番組HPです。

11文字の殺人 (光文社文庫)11文字の殺人 (光文社文庫)
東野 圭吾

回廊亭殺人事件 (光文社文庫) ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫) 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) 殺人現場は雲の上 (光文社文庫) 美しき凶器 (光文社文庫)

by G-Tools
  ↑原作本です。

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Tag:東野圭吾 永作博美 ミステリー

COMMENT 4

Sun
2011.06.12
17:16

viviandpiano

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この作品

未読なので、翠香さんのレビュー記事も読んでませんけど、
ちょうど読もうと思って手元にあるので、
読んでからじっくり拝見させていただきます☆

TVでやってたのは知ってるんですけど、
私は「原作から派」なので、ドラマを見るのはよしました。
売れっ子作家だと、映像どんどんできちゃうから困りますね(^^;
だから、浅海光彦シリーズは「原作から」の原則を破って、
ドラマを見ちゃってる軟弱者です(笑)

Edit | Reply | 
Mon
2011.06.13
00:15

翠香

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viviandpianoさんへ

私も「原作から派」なんですよ~。
今回のスペシャルドラマは3作とも未読だったので、かなり悩みました。
結局、第1弾だけ原作本を持っていなかったので、先にドラマを観てしまいました。
続く第2弾、第3弾は、ドラマの前に原作を読むつもりです。
(しかし、テーマ読み特集どうしよう・・・)
viviandpianoさんのレビューも楽しみにしていますね。

浅見光彦シリーズは、実はドラマから入りました。
最初のころは読む順番バラバラでしたよ。
ドラマと原作ではかなり違いもありますので、ぜひ原作も読んでみてください!

Edit | Reply | 
Thu
2011.06.16
19:06

mokko

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同じく

まだ東野作品は読んだことがないので
モチロンこれも未読です。
原作読まなくてもドラマでやってくれるので
ある意味ラッキーと思ってたんですけど
同じ疑問を持ちましたよぉ~
冬子が梨花子に川津を紹介した理由が最後までわからなかった。
ただ、犯人は冬子だとは思ってました。
これはキャスティングで、犯人は冬子しかありえないと思っただけ(^◇^;)
全然推理してませんでした(;´▽`A``

次も楽しみです。
今度はちゃんと推理できるかなぁ~(^◇^;)

Edit | Reply | 
Thu
2011.06.16
23:58

翠香

URL

mokkoさんへ

でしょでしょ?
冬子と梨花子って仲が良かったじゃないですか。
自分が復讐しようとする相手を梨花子に紹介するはずはないと思っていたので、
早々と冬子を犯人候補から外してしまったのですよね(^^;)

明日はいよいよ『ブルータスの心臓』ですね!
私は先に原作を読みましたが、犯人分からなかった~v-356
登場人物のほとんどが悪人なんですよ。だから誰が犯人でもおかしくないとゆー(^^;)

東野作品が未読でしたら、加賀恭一郎シリーズの『眠りの森』がおススメ。
ドラマとは違って、切ないラブストーリーになっています。(もちろんメインはミステリだけど)
シリーズ物ですが、順番はあまり意識しなくても大丈夫です(^^)

Edit | Reply | 

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