毛髪再生

【万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ】 松岡圭祐

Category松岡圭祐
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◆◇◆面白くて為になる?◆◇◆

万能鑑定士Qシリーズ1
長編
角川文庫 2010.4
発見!角川文庫2011対象本


■あらすじ

東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか? 謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凛田莉子、23歳──一瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える!書き下ろしシリーズ第1弾!!
(角川文庫より)

■感想
 発見!角川文庫2011対象本。
 はじめましての作家さん。「千里眼シリーズ」で有名な方ですね。

 このシリーズのヒロイン・凛田莉子は、あらゆるものの真価・真贋・真相を見破るという「万能鑑定士」。
 実は高校時代の彼女は、体育と音楽と美術以外はオール1という劣等生だったのだ。
 しかし彼女は頼る人もいない東京へ単身上京する。
 東京で就職活動を始めるが、現実は厳しく、家賃の支払いも難しい状況に追い込まれる。
 そんなある日、あるTV番組を見たことがキッカケで、莉子はリサイクルショップの社長・瀬戸内と知り合う。
 瀬戸内はまさに莉子にとっての救世主だった。品物を高額で買い取るだけでなく、
 彼女に合った学習法まで教えてもらい、メキメキ知識を吸収していく。

 類まれな能力を持つヒロインが実は劣等生だったというギャップは面白いし、読者に親近感を与えますが、
 困った時に救世主が現れるというのは、いかにもご都合主義な気がします。
 (まあそうしないと話が進まないのだけどね^^;)
 でもこの本に書かれている学習法は脳科学的にも理にかなっているので、試してみる価値はあると思いますよ。
 計算法も実生活に役立つと思います。
 ただたった5年で万物の事柄に精通するというのは、ちょっと無理がありますね。
 本などで得られる知識が全てではないはず。
 知識として知っていても、実践で生かすにはそれなりの経験が必要です。
 むしろマニュアル通りにいかないことのほうが多い。

 物語は現在と過去が交錯する形で進んでいきます。
 視点もコロコロ変わるので、少々読み辛さもありました。
 莉子が高校生の時から、卒業して東京に上京するまでのエピソードがちょっと長くて退屈してしまった(^^;)

 一方、「週間角川」の記者・小笠原は、東京中に蔓延する不気味な「力士シール」の取材をすることになり、
 シールの鑑定をきっかけに莉子と出会います。
 この力士シール事件は3年ぐらい前に現実にあった事件だそうですが、覚えてないですね(^^;)
 力士シールの調査の途中で、あるテナント物件に絡む犯罪を嗅ぎつけ、莉子と小笠原が動き出します。
 また、章の間に日本経済が崩壊し、無法地帯となった東京の未来が描かれ、ぞっとします
 どうやら莉子たちの調査に絡んでいるようなのだけど・・・。
 ページ数も少なくなってきて、これからどう決着をつけるのか、不安になっていたら、

 「万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ」につづく。次刊このエピソード完結

 ・・・やられた!

 これじゃあ、結末が気になって皆2巻目も買いますよね(^^;) 出版社の策略だあ~

 確かに力士シールの謎もハイパーインフレが何故おこったのかも気になる。
 でもそれほどこの物語にハマれなかったので、積極的に次回作を読もうとは思わないですね
 まあ、bookoffの105円コーナーで見かけたら買うかも(笑)
 それまで話を覚えていられるかが問題だ(^^;)

■評価(5個が最高)

 ◆トリック度267267
◆冷や汗度404404404
◆満足度★★★

■特におすすめ!

  • 中高生の方
  • 資格試験を目指している方
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万能鑑定士Q松岡圭祐凛田莉子

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