Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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映画【インシテミル 7日間のデス・ゲーム】

 15, 2011

◆◇◆死の心理ゲーム◆◇◆

公開日 2010.10.16
時間 107 分

B004G8PO80インシテミル 7日間のデス・ゲーム [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2011-02-23

by G-Tools

■CAST
  結城理久彦   ・・・藤原竜也
  須和名祥子   ・・・綾瀬はるか
  関水美夜     ・・・石原さとみ
  大迫雄大     ・・・阿部力
  岩井荘助     ・・・武田真治
  橘若菜      ・・・平山あや
  西野宗広     ・・・石井正則
  真木雪人     ・・・大野拓朗
  渕佐和子     ・・・片平なぎさ
  安東吉也     ・・・北大路欣也

■STAFF
 監督:中田秀夫
 原作:米澤穂信「インシテミル」(文春文庫)

■STORY

謎の施設、暗鬼館を訪れる10人の男女。フリーター青年の結城、倒産した元会社社長の安東、専業主婦の渕、経歴不明の岩井、リストラされた中年の西野、研修医の大迫、ネイリストの若菜、WEBデザイナーの関水、元OLの祥子、大学生の真木。それぞれに大金を必要とする理由があり、時給11万2千円という常識はずれな高額のバイト料に誘われてやってきたのだ。アルバイトの内容は“7日間にわたる心理学の実験”に参加すること。ルールは極めてシンプル。ここで体験する事件を解決するだけ。発生した事件の犯人を参加者全員で推理し、多数決で犯人を決定、監獄へ投獄するというものだった。その目的は、人間心理のサンプルデータ収集。うまくいけば、わずか7日間で億万長者になれるはずだった。だが実験2日目、1人が死体となって発見され、参加者たちはパニックに陥る。とはいえ、あと6日はここを出ることができない。彼らは、ルールに従って犯人を決定するしかなかった。また、この実験では犯人と死体にもボーナスが出ることになっていた。それは、金のために殺人が起きる可能性を示すものだった。さらに、欲望を後押しするかのように、それぞれの部屋にはアイスピック、斧、毒薬などの凶器が……。残る6日間をどう過ごすか?殺されるか?殺すか?それとも制限時間まで逃げ切るのか?閉ざされた館の中、誰が襲ってくるかわからない状況に、全員が疑心暗鬼に陥ってゆく。実験が終了するのは、タイムアップを迎えるか、生存者が2名となり、実験不可能と判断された時だけ。参加者はひとり、またひとりと殺されてゆく……。やがて、ゲームに隠された恐ろしい真実に気づく結城。果たして誰が、最も高額の報酬を手に暗鬼館を出るのだろうか……?

■感想
 この作品は先に原作を読んで、ずっとDVDレンタルの予約待ちをしていたのですが、
 人気作品なのか、今まで全く借りられなかったのですよね
 結局、1年経ってTV放映されたので、ようやく観ることが出来ました

 原作では12人いる被験者が10人になっていると聞いていたので、
 多少のアレンジがあるのかな?と思っていたのですが・・・これはアレンジどころではないですね。
 全く別の話になっていたので驚きました。
 時給11万2000円で7日間拘束されるとか、
 個室に鍵が掛からず、各部屋に凶器が置かれているなど、大まかな設定は原作通りなのですが、
 原作では生き残った人が何人も殺されている・・・。
 原作でキーマンだった人まであっさり死んでしまったのはショックでしたね。
 これではその後のストーリーも結末も変えざるをえないわけで・・・。
 特に女性陣のキャラが原作と変えられてしまっていてガッカリしました。
 岩井もあんな奴じゃなかったのに~。

 なんというか、あまりにも短絡的に殺人が行われているのですよね。
 これは予告編でも武器を持っている人たちが多数映っていたので、怪しいぞ~とは思っていたのですが・・・。
 あの状況下で疑心暗鬼になるのは分かるけど、あれではまるで殺人鬼ですよ。
 石原さとみさんと武田くん、怖かった~~

 事件が起きても推理らしい推理などせずに、あいつが怪しい。多数決で犯人に決定~・・・ってひどすぎる。
 原作のミステリの要素は排除されていて、単なるサバイバルゲームになってしまっている。

 ラウンジに設置されているカウンターは映画のアレンジなのですが、
 ものすごい勢いでカウントアップする数字は、この実験の視聴者数であるらしい。
 「カイジ」の鉄骨渡りも富裕層への見世物にされていて悪趣味だなと思いましたが、
 本作は、一般市民がこの殺人ゲームを見ているということですよね。なんだかぞっとします。

 映画公式サイトには、

 「デスノート」、「カイジ」、「ライアーゲーム」と続く心理ゲームの系譜の決定打

 と銘打ってますが、
 はっきり言って他の三作とは明らかに劣ります。
 「カイジ」や「ライアーゲーム」のようなかけひきの部分があると面白かったと思うのですが・・・。

 ここまで原作の面白さを排除されてしまっては、憮然呆然ですね(^^;)
 確かに原作は面白いけど、映画は・・・という意見が多かったのですよね。
 それなのに何故DVDは借りられない状態だったのだろう・・・。皆怖いもの見たさ?

■評価(5個が最高)

 ◆トリック度267267
◆冷や汗度404404404404
◆満足度★★

■参考

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Tag:映画 インシテミル 藤原竜也 綾瀬はるか

COMMENT 2

Sat
2011.10.22
10:14

れもん

URL

原作とは別!ですね^^;

こんにちは^^
私もDVDを観て思いました~!
原作、無視ですかっ?!と…。
人数を減らすのは時間の関係なのかなぁと思いましたが、登場人物のキャラ設定や運命まで変えてしまうと別の話になってしまいますね。
この映画は期待した割には残念!でした。

Edit | Reply | 
Sun
2011.10.23
00:35

翠香

URL

れもんさんへ

れもんさんはDVDで観たのですね。
私はDVDを予約待ちしていたのですが、全く借りられなくて・・・。
でもTVで観られてよかったかも。
DVDだったら、金返せ~!と言いたくなってしまう(笑)
原作で生き残った人がどんどん殺されてしまったのには驚きましたね(^^;)
私は結城と岩井が監獄で一緒になった時のシーンが気に入っていたのですが、
まるまるカットされた上、岩井もキャラが変わっていてショックでした。

Edit | Reply | 

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