◆◇◆不知火が見える・・・◆◇◆
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浅見光彦シリーズ84 | |
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長編 | |
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講談社 | 2000.11 |
| 講談社ノベルス | 2002.11 | |
| 講談社文庫 | 2003.9 | |
| 新潮文庫 | 2007.8 | |
■あらすじ
| 人目を避け暮らしていた男が消え、美人モデルが続いて消息を絶った。男が隣人に託した桐箱には、黒い石をかみしめた髑髏が。のこされた言葉「不知火」を追い、浅見光彦は九州・八代に向かう。かつての炭坑町に秘められた、二十数年前の血塗られた事件の真相とは。壮大に叙情豊かに描く文芸ミステリー第四作。 |
| (講談社文庫より) |
■テーマ
モナザイト
三池炭鉱
■舞台
熊本県宇土郡不知火町
八代市
長崎県佐世保市
大村市
福岡県大牟田市
柳川市
田川市
田川郡香春町
■ヒロイン
西島千恵(26歳・モデル)
■感想
またまた久々の浅見光彦シリーズです。毎年、今年はシリーズをたくさん読むぞ!
と豪語しつつ、
過去2年間浅見シリーズは2作ずつしか読んでいない・・・(^^;)今年はどうなることやら。
ちなみに明日1/27は『還らざる道』がドラマ放映
されます。
原作はついこの間ゲットしたばかりで読んでいないのですが、ドラマは観るつもりです。
本作は、浅見光彦シリーズとしては異色作といえそうです。
まず、物語は坂本という雑誌編集者の視点で始まります。
坂本は、別れた妻に家財道具を含めたマンションごと与え、
そのマンションのローンを払いながら自分は代官山の安アパートに住んでいる男。
アパートの両隣には、宮園という詮索好きの老人と、米村という得体の知れない男が住んでいる。
ある日、米村の部屋を不審な二人組の男が訪ねてきた。
坂本は、たまたま留守にしていた米村にこのことを伝えると、部屋にある桐の箱を預かってほしいという。
箱の中身はなんとドクロ
だった!しかし米村はモデルの千恵とともに行方をくらましてしまう。
処置に困った坂本は、浅見を頼ることにした──。はい、ここでようやく浅見登場です(笑)
浅見が箱の底にあった黄色い砂のようなものを調べたところ、
モナザイトという放射線物質であることが分かります。
モナザイトとは耳慣れない言葉だったのですが、
12年前に全国各地で隠匿されていた事実が明らかになっていたそうです。
さらにモナザイトからレア・アースが抽出されると知り、驚きました。
レア・アースといえば一昨年あたりから注目されてきた新素材ですが、
実はかなり前から認知されていたのですね。
内田先生の作品は本当に勉強になります。
この作品が異色作だとするもう一つの理由は、殺人事件が起こらないことです。
これは内田作品では極めて珍しいですね。
まあ、ドクロの正体とその背景には殺人だと言えなくもないことが起こっているのですが、
過去の事件によって新たな事件が引き起こされるということはありませんでした。
あとこれは異色というほどではないのですが、絶対的なヒロインが存在しません。
一応ヒロインは西島千恵ということになるのでしょうが、千恵は米村と逃避行してしまいますからね(^^;)
しかし、この千恵という女性、よく分からない。
米村の父と千恵の祖父が遭った奇禍がたまたま同じ日だったことから
運命感じて逃避行について行ってしまうなんて・・・。
米村は、昼間もカーテンを閉め切って、部屋に逼塞しているような男ですよ?
それなのに、逃避行から救ってくれた浅見にお礼だといってあんなことを・・・。
不知火の妖しい光が人を惑わすのでしょうかねぇ(^^;)
それにしても坂本も米村も浅見と同年代ですが、ちゃんとお相手をゲットしています。
浅見ちゃんもどうなの?と思ったら、そろそろその気になってみるかな──って、
ええっ!今頃ですかぁ。それでは今までのヒロインたちが浮かばれませんよお
。
■評価(5個が最高)
| ◆トリック度 | ![]() ![]() | |
| ◆冷や汗度 | ![]() ![]() | |
| ◆満足度 | ★★★ |
■特におすすめ!
- 社会派志向の方
- 怪奇現象に興味がある方
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【修道院の第二の殺人】 アランナ・ナイト
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これってドラマ化されてましたっけ?
見たような見なかったような(^◇^;)
とりあえず、このシリーズに関してはドラマで楽しもうと
決めていたりします
だって読むのが遅いので、ドラマですませないと
読書が進まないんですぅ〜←言い訳(^◇^;)
確かにこのシリーズは110作ぐらい出ているので、
全部追いかけるのは大変でしょうから
面白そうな作品を選んで読んでみるというのはどうでしょう?
最初に『浅見光彦殺人事件』さえ読まなければ、特に順番は意識しなくても大丈夫です。
ドラマだけでは分からない面白さがあるのですよ〜。
お手伝いの須美ちゃんとか軽井沢のセンセとか藤田編集長とか・・・。
ぜひ小説も読んでほしいなぁ。
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