Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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映画【恋におちたシェイクスピア】

 16, 2012

◆◇◆芝居は真実の愛を語れますか?◆◇◆

製作年 1998年
製作国 アメリカ
時間 124 分

B00081U4N4恋におちたシェイクスピア [DVD]
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-04-08

by G-Tools

■CAST
  ウィリアム(ウィル)・シェイクスピア     ・・・ジョゼフ・ファインズ
  ヴァイオラ・デ・レセップス/トマス・ケント ・・・グウィネス・パルトロウ

■STAFF
  監督:ジョン・マッデン
  脚本:マーク・ノーマン/トム・ストッパード 

■STORY

芝居熱が過熱するエリザベス朝のロンドン。ローズ座は人気作家ウィリアム・シェイクスピアのコメディが頼みの綱だったが、彼はスランプに陥っていた。なんとか書き出した新作コメディのオーディションにトマス・ケントと名乗る青年がやってくる。実はトマスが裕福な商人の娘ヴァイオラの男装した姿だった。商人の館にもぐり込んだシェイクスピアは、ヴァイオラと運命の恋に落ちる。その日から堰を切ったように劇作を書き始めたが、トマスから親が決めた結婚のためもう会えないというヴァイオラの別れの手紙を受け取り、納得できずまた館へ。そこでトマスがヴァイオラの仮の姿だと知る。心のままに結ばれたふたりはその後も忍び逢いを続け、この恋が次第に運命の悲恋物語「ロミオとジュリエット」を形づくっていく。

■感想

BSシネマで昨年放送されていたのを録画してあったのですが、ようやく鑑賞(笑)
これ、第71回(98年度)アカデミー作品賞・主演女優賞・助演女優賞・オリジナル脚本賞・美術&装置賞・衣裳デザイン賞受賞という凄い作品だったのですね。
そういう前情報がないフラットな状態で観たのがよかったのか、気負わずに楽しめることができました。

シェイクスピアが書いた悲劇『ロミオとジュリエット』が実体験に基づくものだったら?という設定の物語です。
始めは喜劇『ロミオと海賊の娘エセル』を書いていたのです。でもあまり筆が進まない。
実際に『ロミオとジュリエット』の前身が喜劇だったのかは定かではありませんが、
『ロミオと海賊の娘エセル』にならなくて本当良かった(笑)
また、当時は女性が舞台に立つことは禁じられていた時代で、女役も男性が演じていたのですね。
これがなかなかに気持ち悪い(^^;) これじゃあ喜劇になりますわな(笑)
男性が女役を演じるというのは、日本の歌舞伎に通ずるところがありますが、女形は美しいのにねぇ。

富豪の娘・ヴァイオラは、シェイクスピアの芝居に憧れ、男装してオーディションを受け、ロミオ役を勝ち取ります。
グウィネス・パルトロウの男装姿が中性的な魅力があって素敵でした。
逆に、ヴァイオラに戻ったときは、美しい令嬢に見事変身しています。
また衣装も豪華なんですよね~。私はエリザベス女王に謁見したときのヴァイオラの衣装が気に入っています。
衣裳デザイン賞受賞というのも納得ですね。

ヴァイオラは、親が決めた相手との結婚が決まっていた。
一方、シェイクスピアには離れて暮らしているが妻子がいる(ヴァイオラは始めは知らなかったけど)。
決して結ばれることのない2人。だからこそ恋の炎が激しく燃え上がる。
それが『ロミオとジュリエット』の物語に投影されていくのです。

物語はロミオとジュリエットのような悲劇にはならずに、コミカルな要素もたくさんあります。
ヴァイオラの乳母はヴァイオラの唯一の理解者で彼女が男装していることも知っています。
ある晩、お嬢様の部屋に男がいることを知り、
誰も部屋に入ってこられないよう、ドアの前に椅子を置き、座って封鎖。
時々漏れ聞こえる声や音に慌て、
(ああ、今夜は何だか暑いわねぇ)とばかりに扇子でパタパタ煽いでいるシーンは可笑しい。

エリザベス女王は皮肉屋だけど、機転の利く人物に描かれていますね。
確かに油断のならない相手だけれど、女王らしい貫禄と寛容な心をもった女性でした。
エリザベス女王に謁見するシーンで、シェイクスピアが女装してヴァイオラに付いてきたのですが、
いや~どこから見ても男だとバレバレ(^^;) 眉毛濃いし。

芝居の当日に、ジュリエット役の少年が声変わりしてしまい、出演できなくなり、
急遽、ヴァイオラがジュリエットを務めることに。
トマス(ヴァイオラ)がやるはずだったロミオはシェイクスピア自らが代役になっていたので、
劇中劇でも恋人を演じることになった2人。
それまで男女が逆転していたロミオとジュリエットはかなり違和感ありましたが、
ここで見事に入れ替わりに成功しましたね。
ストーリーの運びが上手いなと感じました。
やはり見たいのはシェイクスピアのロミオとヴァイオラのジュリエットですよね(^^)

ラストはちょっぴり切なくて・・・。
でも素敵なラブストーリーでした。

■評価(5個が最高)

 ◆コミカル度
◆ときめき度
◆満足度★★★★

■特におすすめ!

  • ラブストーリーが好きな方
  • 史劇が好きな方

■おまけ

『ロミオとジュリエット』の舞台となったイタリア・ヴェローナには「ジュリエットの家」があります。
シェイクスピアがこの家をモデルに書いたといわれています。
ジュリエットの家
またもやイタリア旅行のときの写真が登場(笑)
ロミオとジュリエットが愛を語り合ったバルコニーがありますね。
ヴェローナに着いたのが日没後だったので、ムード満点でした(^^)
しかしこの場所、狭いのに観光客がいっぱいいて大混雑でした。

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Tag:映画 グウィネス・パルトロウ ロミオとジュリエット

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