Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【灰色の砦】 篠田真由美

 10, 2007

◆◇◆京介と深春の運命的(?)な出会い◆◇◆

桜井京介シリーズ4
長編
講談社ノベルス 1996.7
講談社文庫 2002.9

灰色の砦―建築探偵桜井京介の事件簿
灰色の砦―建築探偵桜井京介の事件簿 篠田 真由美

おすすめ平均
starsミステリだけど、腐女子向け・・・
stars書評ではないのかもしれないけれど
stars学生時代の京介

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■あらすじ

19歳の冬、我らが桜井京介と栗山深春は「輝額荘」という古い木造下宿で運命的(?)な出会いをとげた。家族的で青春の楽園のように思われた「輝額荘」。しかし住人の一人・カツが裏庭で変死したことから、若者たちの「砦」に暗い翳が忍び寄る。続いて起こる殺人事件。その背後には天才建築家・ライトの謎が?
(講談社文庫より)

■テーマ
 建築家ライト
 タリアセン

■感想
  1995年12月31日、大掃除で7年前の写真を目にした深春は、7年前、京介と出会い、悲しい記憶となった『輝額荘』での出来事を、蒼に話して聞かせます。━━今回は深春が語り手となって、物語が進行する形を取っており、『現在』に事件が起こることはありません。過去のシリーズでは、大活躍して(そして危険な目に遭って)いた蒼が、今回は聞き手となるので、初めと終わりにちょこっと登場するのみです。蒼ファンの人、残念・・・!(笑)

 ふと気が付いたのですが、第2作【玄い女神】、第3作【翡翠の城】、そして本作【灰色の砦】の3作は『玄(黒)』、『翠(緑)』、『灰』と色シリーズになっているのですね。偶然かな?? でも色シリーズは本作で終了です。

 ところで、相変わらず、建築談義があります。建築探偵』と銘打っているシリーズなので、それが特色なのでしょうが、建築家・ライトの人となりにあまり興味を持てなかったので、途中で投げ出しそうになってしまった・・・。深春はお酒272の席でこの話を聞いているのだけど、チンプンカンプンなのに辛抱強いなぁ(感心)
 建築に興味のある方・学んでいる方には有意義な話かもしれませんが、門外漢の純粋に推理小説を楽しみたい方には、ちょっと退屈してしまうかもしれません。

 事件の方は、なんか怪しい行動を取っている人物がいるので、犯人は比較的わかりやすいかも。トリックもなんとなく見当が付きました。ただ動機に関しては全く見えてこないと思います。真実はあまりにも残酷なものでした。409

 それにしても、いくら家族と折り合いが悪く、正月457にも帰省しない学生たちの集まりだからって、世の中の動きに疎すぎではないでしょうか。その当時ならもっと敏感なはず。

 しかし、ティラミスと●●●●を間違えた番頭、大ボケですね。ウケた~(笑)411

 京介と深春は下宿で知り合ったばかりなので、かなりぎこちない。「桜井」「栗山君」なんて呼び合っているのは、読んでいて背中がムズムズしてきます(笑)

 今回は、あの無表情(といってもそもそも前髪と眼鏡で顔を隠しているけど・・・。)の京介が笑ったり(しかも満面の笑み!)、泣いたりすると分かったのが収穫かな。

■評価(5個が最高)

 

◆トリック度

267267267267

◆冷や汗度

404404404

◆満足度

★★★

■特におすすめ!

  • 近代建築に興味がある方・学んでいる方
  • 下宿の経験がある方
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Tag:桜井京介 篠田真由美

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