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【津和野殺人事件】 内田康夫

 10, 2006

◆◇◆母・雪江、死体の第一発見者となる!◆◇◆

浅見光彦シリーズ4
長編
カッパ・ノベルス 1984.10
光文社文庫 1988.10
祥伝社文庫 1998.2
光文社〔愛蔵版〕 2003.8
  徳間文庫 2007.5
55TVドラマ化作品!(1997.7.25放送 主演:榎木孝明)


■あらすじ

 山陰の小京都・津和野、ここで隠然たる勢力を誇る旧家・朱鷺家には、ある秘密が隠されていた。一族をめぐる連続殺人!名探偵(ルポ・ライター)・浅見光彦は、「赤いトンネル」の記憶に呼び寄せられたと語る樋口母娘と出会い、ともに奇怪な陰謀に巻き込まれていった・・・・・・。連続殺人の謎と意外な犯人像!?
  憂愁の気配漂う津和野を旅し、深い感銘を与える旅情ミステリーの傑作。
(光文社文庫より)

■テーマ
 キリスト教弾圧
 旧家家督相続問題

■舞台
 東京都染井霊園
 島根県津和野町

■ヒロイン
 樋口実加代(21歳・会社員)

■感想
津和野といえば「小京都」というイメージから、雅な世界が題材かと思ったのですが
(光文社文庫のカバーにも和服姿335の女性が描かれていたので)、内容は予想に反して、
キリスト教弾圧の歴史と、旧家の家督相続問題という重いテーマになっています。

事件の発端として、なんと浅見の母・雪江が死体の第一発見者になってしまいます。
しかも墓地で・・・。墓地に死体・・・似合い過ぎ399。気丈な雪江さんもさすがに身震いが出たようで。
けれど、第一発見者ということで、半ば容疑者扱いされてしまい、大憤慨359
浅見家の名誉を守るべく、息子・光彦に事件調査を依頼、というか命令(^^;)します。
このあたりの母と息子のやりとりは相変わらず面白かったのですが、
重いテーマである分、陰鬱な幕切れとなっています。「これにて一件落着!」とはいかないようで・・・。

津和野には残念ながら訪れたことがないのですが、
この作品の中に出てくる「赤いトンネル」は印象深く残っています。是非一度行ってみたいと思っています。

それにしても、内田センセは若い女の子の描写が上手いですねぇ(笑)
ちなみにヒロインの「実加代」は姪御さんの名前から取ったのだそうです。

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

  ◆トリック度 267
◆冷や汗度 404404
◆満足度 ★★

■こんな方におすすめ!

  • 社会派志向の方
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Tag:浅見光彦 内田康夫

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