Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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東野圭吾ミステリーズ「白い凶器」

 25, 2012

木曜劇場 東野圭吾ミステリー。第7話は戸田恵梨香さん主演で『白い凶器』です。

■放送日時
2012年8月23日(木) フジテレビ系列 22:00~22:54

■番組名
木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ「白い凶器」

■原作
東野圭吾 白い凶器『犯人のいない殺人の夜』(光文社文庫)

■CAST
  中町由希子  ・・・戸田恵梨香
  田宮准一    ・・・ユースケ・サンタマリア
  森田寿      ・・・平岡祐太
  中町伸治    ・・・千賀建永(Kis-My-Ft2)
                 ほか

■ナビゲーションパート
  倉敷編集長  ・・・中井貴一
                 ほか

■あらすじ

ある朝、中町由希子(戸田恵梨香)が働く『みかど出版』で事件が起きる。由希子と同じ販売促進部部長の安部孝三(菅原大吉)が、同部のフロアから転落死していたのが見回りの守衛に発見されたのだ。通報で駆けつけた刑事の田宮准一(ユースケ・サンタマリア)は部下の西岡勝(満島真之介)とともに捜査を始める。
安部の死亡推定時刻は昨夜の9時から11時頃で、残業をしていたらしい。販売促進部で事情聴取する田宮たちは、安部と残業をしていた由希子に話を聞く。由希子によると安部には変わった様子はなかった。また、一緒に残業をしていた森田寿(平岡祐太)は先に帰ったと言う。
由希子たちの聴取、現場検証から田宮は、安部が自殺したのではないと推測。しかし、他殺だとしたら、どんな手段で巨漢の安部を突き落としたのかが解らなかった。
その夜、ひとり帰宅する由希子に何者かが迫る。不安を感じて足早になる由希子の前に現れたのは森田だった。森田は、由希子が刑事たちから何を聞かれたのかを気にしている様子。そんな2人を見つめている人影があった。森田が由希子をアパートに送って行くと、男がいる。中町伸治(千賀健永)…由希子は森田に弟だと教えた。
次の日、『みかど出版』販売促進部を巡る新たな事件が発生。副部長の>佐野行男(木下ほうか)が駅ホームから転落し、電車に撥ねられたのだ。
(番組HPあらすじより)

■感想
まずはナビゲーションパート。
いつもの「私が死んでいます」のセリフの後に「あきらかに他殺です」が付け加えられていました。
しかし、今回は副編集長が登場し、自殺説を唱えだしました。
副編集長、相島一之さんじゃないですか~。
ミステリーの世界では思い込みの激しい人間が常軌を逸した行動に出ます」
「思い込みの加速しやすい人は・・・孤独な人です」
このセリフが今回のドラマの全てを物語っていますね。
それにしても、次から次へと登場人物が増えて、収拾つかなくなりそうな気が・・・。
エンディングでも自殺の線を覆す味方が現れました・・・ってまた増えてるし(^^;)
ラストの倉敷の蕩けるような笑顔・・・気になります(笑)

では、ドラマ本編です。
今回の原作は『犯人のいない殺人の夜』収録の「白い凶器」でした。
原作はサイコ・サスペンスでしたが、ドラマではさらに怖さを引き出せていたと思います。

はたと思ったのが、タイトルの「白い凶器」。
原作を読んだとき、「白い凶器」って、何なんだろう?って思ったのですよ。
ドラマではたばこの煙だと捉えていましたが、そうなのかな?
私は由希子自身だと捉えていたのですが。
女性の白い手、あるいは悪意を「黒」と形容するのと反対で、本人に無自覚な殺意みたいな・・・。

たばこの煙が事件の引き金を引いたことを象徴するかのように、度重なる喫煙シーンに吸い殻の山・・・。
これだけしつこく見せられれば、観ている方もたばこが原因だと気が付きますよね。
しかし、この会社、今どき分煙もしてないのですね。最悪
まあ原作が20年以上前のものだから仕方ないけど。
さすがにここまでいくと逆恨みもいいところですが、
たばこを吸わない人に迷惑をかけていると、喫煙者に知ってもらうのに意義のある作品だったと思います。

よく分からなかったのが、森田の元カノの存在。
原作にはない部分だったのですが、必要だったのか?
森田が怪しいと思わせたかったのは分かるけど、
死んだのは、森田の会社の人間で元カノとは接点がないと思うのだけど・・・。
どうせ出すなら、元カノも同じ会社の社員とかにすべきでしたね。

やはり戸田恵梨香さんの演技が光っていました
かなり難しい役だったと思いますが、だんだん壊れていく由希子を見事に演じていたと思います。
春の月9『鍵のかかった部屋』の青砥純子とはまるで別人でしたね。さすがです。
ただあの男声にはちょっと違和感がありました。
小説と違って、見せ方が難しいところだとは思いますが、
由希子自身の声の方がかえって怖さが引き立つのではないでしょうか。

さて、次回は『小さな故意の物語』です。
主演は三浦春馬さん。
原作は今回同様【犯人のいない殺人の夜】収録作です。
ほろ苦くも悲しい青春ストーリーです。

■参考

▼原作本です。

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Tag:東野圭吾 ミステリー

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