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ドラマ月曜ゴールデン【浅見光彦シリーズ31 箸墓幻想】

 05, 2012

今作で浅見光彦役を卒業される沢村一樹さん。
12年間の集大成となる作品です。

■放送日時
  2012年9月3日(月) TBSテレビ 月曜ゴールデン 21時00分~22時54分

■番組名
  浅見光彦シリーズ31「箸墓幻想」

■原作
   内田康夫『箸墓幻想』

■CAST
  浅見光彦                  ・・・沢村一樹
  浅見陽一郎                ・・・風間杜夫
  浅見雪江                  ・・・佐久間良子
  河野美砂緒                ・・・松原智恵子
  小池拓郎                  ・・・北村総一朗
  為保一之                  ・・・左とん平
  島田いづみ                ・・・河合美智子
  為保有里                  ・・・清水由紀
  毛利忠則(奈良県警捜査一課係長) ・・・恵 俊彰
  溝越薫                   ・・・草笛光子
                            ほか

■あらすじ

ルポライター浅見光彦沢村一樹)は、雑誌「旅と歴史」が特集することになった万葉集の取材で久々に奈良を訪れた。
箸墓卑弥呼説と邪馬台国畿内説を証明しようと独身を貫き長年、研究・発掘作業を続けていた畝傍(うねび)考古学研究所の顧問・小池拓郎(北村総一朗)が「人は生涯を費やしても贖うことのない罪を犯す」と「人と会う」という言葉を光彦に残したまま帰らぬ人となった。
奈良県警が捜査に乗り出すと、光彦も小池が間借りしていた當麻寺の為保住職(左とん平)の娘で研究所の事務員・有里(清水由紀)とともに事件を追う。
小池の部屋に残されていた「おそろしいことだ」というノートへの走り書きと、事件現場で出会った小池の同級生の妹、溝越薫(草笛光子)が持っていた、どこか憎しみすら感じさせる表情の女性が描かれた肖像画・・・これらが光彦を事件捜査へと誘っていく。
そんな折、小池が長年追い求めていた銅鏡が、小池の後輩・丸岡(佐戸井けん太)の手で発見された。
悲しい出来事の直後の世紀の大発見に研究所の島田いづみ(河合美智子)らが喜んだのもつかの間、新たな殺人事件が起きてしまう。
光彦は小池の過去にヒントが隠されているとにらみ、その謎の解明に挑む。
また、光彦の母・雪江(佐久間良子)が、亡き夫にも隠していた淡い恋の思い出が光彦に女ごころを教えることとなる。

■感想

沢村一樹さんの卒業作品だったので、何か特別なことがあるのかな?と思ったのですが、
いつもの浅見家、いつものお約束で光彦の取材先にやって来てしまう雪江さん、
そしていつもの、浅見刑事局長の弟君で有らせられますか!のくだり(^^;)
ごくごくふつうでしたねぇ。まあ浅見光彦シリーズはこれからも続いていくのですし、
あまり劇的な変化はない方がいいのかな?
浅見光彦シリーズが終わる時は、きっと光彦が結婚する時です(ありえな~い^^;)

沢村一樹さんは、12年間浅見光彦を演じてきましたが、今回の卒業はご自分から申し出たそうです。
現在沢村さんは45歳。永遠の33歳の光彦を演じるにはキツくなってきたと感じていたそうですが、
いやいや全然違和感ないですよ~(^ー^)
でも沢村さんの浅見光彦役初登場作品『後鳥羽伝説殺人事件』の映像を番宣で観ましたが、
やっぱり若いですね(笑)この時がちょうど浅見と同じ33歳だったのですねぇ。
今まで各局合わせて、浅見光彦は8人の俳優さんが演じているのですが、
私のイメージでは沢村一樹さんが一番浅見に近かったのです(あ、セクスィ~部長とかエロ男爵は忘れてね^^;)
なので、卒業、寂しいよ~

さてさて、ドラマの内容ですが、原作は約480ページの長編作品なので、
2時間で収めるにはちょっと厳しかったのか、端折ったり、アレンジされていたりする部分が多かったです。
今回のヒロイン、浅見とのからみがやけに少なかったですよね。
原作では、有里は浅見に積極的にアプローチしているのですけど。
ドラマでもきわどいことを言って、浅見をドギマギさせていましたけど、まだまだ生ぬるい。
それから、有里の大学の先輩に明美という女性がいるのですが、まるまるカットされてましたね。
彼女は準ヒロインと言ってもいいぐらいの重要なポジションだったのだけどな・・・

熟年男女の50年来の愛憎が本作のテーマになっていましたけど、
原作の方が人物関係が複雑になっています。
ドラマでは簡略化されていましたが、その為、説明不足な箇所が幾分見受けられました。
溝越が描いたという肖像画ですが、実は別の人物が描いたものなんです。
溝越はひどい男で、最期は行き倒れってさんざんな言われようでしたけど(さすがに行き倒れはないよな~^^;)
そういう人物がああいう繊細な絵を描くとはちょっとイメージ合わないでしょ?
これは他の人物と美砂緒とのエピソードがあって初めて生きてくるものなので、
それをまるまるカットしてしまったら、あの肖像画は全く意味をなさなくなります。

それと、「5万円で売られた」の件ですけど、
溝越と小池が盗掘したのは、銅鏡の他に勾玉もあったのです。
溝越が勾玉、小池が銅鏡を持ち帰ったのだけど、
小池は生活が苦しくて、溝越に銅鏡を5万円で売ったのです。
実は美砂緒との結婚資金に宛てようとしていたらしい。
小池もあっさり引き下がった訳ではなく、一度は溝越を責めているのです(そりゃそうだ)。
でも、溝越と結婚したほうが美砂緒は豊かで幸せなくらしが出来るだろうと身を引いたのです。
ちなみに当時の5万円はかなりの大金だと思われるので、
美砂緒が「安い女でしょ」と自分を卑下しているのは、ちょっとおかしいかな。

他にもここが違う~!とかそうじゃない~とか色々あるのですけど、まあこの辺で(^^;)
原作はとても良いので、ぜひ原作を読んでお確かめくださいませ

何はともあれ、沢村一樹さん、12年間お疲れ様でした!!
そして、浅見光彦役は速水もこみちさんにバトンタッチされるそうです。
ん~もこちゃんですかぁ。背の高さと爽やかさはマルだけど、色の黒さが坊ちゃまらしくない(^^;)
かなり若返ったことだし、新たな光彦像を作っていくのでしょうね
ニュー光彦を楽しみに待ちたいと思います(^^)/

■参考

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Tag:浅見光彦 内田康夫 沢村一樹

COMMENT 2

Sun
2012.09.09
17:17

nemurineko

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おひさしぶりです

TVドラマ見ましたよ、沢村さんの浅見光彦シリーズは初めて拝見しました
中村さんもよいけど沢村さんも浅見光彦っぽくていいですね
今回が最後だそうですけどまだいけそうなきがしますよね
でも本人のモチベーションもあることですし、速見さんがどう演じられるか
ちょっと心配なところです。
原作は読んでませんけど感想を読ませていただくと問題なさそうですね
原作はページ数が多そうですしだいぶんカットされてるようなので
問題なさそうです(^^)
そういえば立て続けに東野圭吾ミステリーを見損ねてるのが悔やまれます。

Edit | Reply | 
Sun
2012.09.09
23:34

翠香

URL

nemurinekoさんへ

お久しぶりです。
初めて観たのが卒業作品ですか。う~む(^^;)
沢村さん、まだまだいけますよね!
ご自身も番組で出演シーンを観て、「まだいけそうだな~」なんておっしゃってました(笑)
速水もこみちさんはまだ若いですし、浅見役に馴染むまで少し時間がかかるかもしれませんね。
中村俊介さんも、始めのうちは心もとなかったのですけど、
今ではすっかり浅見光彦になりきっています(^^)

ドラマでは本来二人の人物の話が一人にまとめられていたりして、
原作とはかなり印象が違いますね。
ただ、ドラマを観たということはネタが割れているので、
問題ないかと言われれば、ちょっと微妙(^^;)

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