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【三州吉良殺人事件】 内田康夫

 10, 2007

◆◇◆雪江、兄・陽一郎を叱る!◆◇◆

浅見光彦シリーズ43
長編
ジョイ・ノベルス 1991.1
角川文庫 1994.4
  光文社文庫 2000.9
  実業之日本社 2005.11
55TVドラマ化作品!(2001.7.6放送 主演:榎木孝明)

三州吉良殺人事件 <新装版>
三州吉良殺人事件 <新装版> 内田 康夫

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■あらすじ

 浅見光彦は、母・雪江にお供を命じられ、三州へ旅に出るはめとなった。目的は「殉国七士の墓」に参拝すること。そこで出会った老人が、翌朝、死体で発見された。警察から疑いをかけられた光彦は、犯人を捕まえて、身の潔白を証明すると宣言。三州、伊良湖岬、三河湾の美しい風景のなかで、“名探偵”光彦が、複雑な真相を鮮やかに解き明かしていく―。

(光文社文庫より)

■テーマ
 吉良海岸リゾート開発問題
 殉国七士の墓
 電照菊

■舞台
 愛知県渥美郡渥美町
      蒲郡市
      幡豆郡吉良町
      豊川市
      名古屋市
      豊橋市

■ヒロイン
 鹿島里美(三州総合開発取締役・インテリアコーディネーター)

■感想
 なんと、冒頭で雪江さんが、浅見の兄で、警察庁刑事局長の陽一郎を叱りつけたのです!前代未聞のことです。お怒りの原因は、右翼が起こした銃撃事件だったのですが、その件についての浅見の発言を『愛国心』496あるものと雪江さんに評価され、『ご褒美』として、蒲郡・伊良湖岬へお供させることに──浅見が母のお供をするのは、【城崎殺人事件】以来。しかし浅見にとっては、ご褒美というより、罰ゲームの気分でしょうねぇ(笑)

 さて、その道中、三ヶ根山にある『殉国七士の墓』の前で、とある老人と遭遇。殉国七士の墓にケチを付けられたことに文句を言ってきたのですが、その老人が翌朝、死体で発見され、老人と『口論をしていた』浅見母子に容疑が・・・。しかし、猫にマタタビ、浅見に殺人事件。自分の身の潔白を証明することを口実に、事件に関わっていくこととなります。
 いつもは浅見が『探偵ゴッコ』をすることを快しとしない雪江さんも、今回は珍しく、浅見と一緒に事件に首をつっこんでいます。結構似たもの親子なんですねぇ(笑)

 被害者は、どこか断崖から突き落とされたらしいのですが、発見されたのは、遠浅の海岸。潮の流れに乗ってきたにしても、近くにそれらしい断崖は見当たらない。そこで浅見は、犯行現場は伊良湖岬だと推理。高所恐怖症の浅見がおっかなびっくり断崖の端まで行ってみると、そこにローレックスの時計が落ちていた。その時計の持ち主が、過去に被害者との軋轢があったため、容疑者としてマークされることになるのですが──

 いかにも怪しい人物がいるのですが、完璧なアリバイがあります。しかし、このアリバイもなんだかわざとらしい感じで・・・。犯人のアリバイトリックを見破るのが今回のポイント219
 犯行トリックはかなり大掛かりで、意外性があります。う~ん、その手があったか!
 一方、犯人が他人に罪を着せるための工作は、完璧とはいえず、しょぼい。せこいぞ、犯人!(笑)

 大小さまざまなトリックが仕掛けられているので、トリックものが好きな方にも十分楽しめる内容だと思います。

■評価(5個が最高)

 

◆トリック度

267267267267267

◆冷や汗度

404404

◆満足度

★★★★

■特におすすめ!

  • トリックもの大好き!な方
  • 社会派志向な方
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Tag:浅見光彦 内田康夫

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