Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~】 三上延

 21, 2013

◆◇◆母の面影◆◇◆

ビブリア古書堂シリーズ2
連作短編集
メディアワークス文庫 2011.10


■あらすじ

 鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。
 変わらないことも一つある──それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき──。
(メディアワークス文庫より)

■感想
ビブリア古書堂シリーズ第2弾です。
ドラマは観ていないのですが、折角なので、ドラマ期間中に読もうと思いまして。
原作の方は早くも4作目が出たのですよね。

さて、大輔は結局就職が上手くいかず、再びビブリア古書堂で働くことになります。
栞子さんも退院したので、大輔にとってドキドキのバイト生活の始まりです(笑)
なかなか二人の仲が進展しないので、ヤキモキしますねぇ(^^;)
ようやくお互いを名前で呼ぶようになったぐらいで(笑)
本作ではいままで触れられなかった栞子の母のことが明らかになります。


【プロローグ 坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)・Ⅰ】
栞子は読まなくなった自分の本を均一本のワゴンで売るという。
その中に『クラクラ日記』という本が5冊もあった。しかし栞子はこの本が好きになれないという。
何故好きになれない本を何冊も買ったのか?

あ~いきなり男子が萌える描写が・・・(^^;)こういう場面は同性でもドキリとしてしまいますが・・・。
このお話はエピローグへと続きます。

【第一話 アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワNV文庫)】
小菅奈緒の妹・結衣は、『時計じかけのオレンジ』の読書感想文を学校に提出した。
しかし内容が過激だったため、親が心配しているという。
妹思いの奈緒はなんとか親を説得させたいというのだが・・・。

前作で登場した小菅奈緒とせどり屋の志田が再び登場。
『時計じかけのオレンジ』はちょっと気になっていた作品だったのですが、
暴力描写が多いのか・・・やめとこうかな。
それにしても結衣の勘違いから大事になってしまいましたねぇ。
今回は栞子さん、ちょっとずるしましたね。

【第二話 福田定一『名言随筆 サラリーマン』(六月社)】
大輔の元カノ・晶穂の父が亡くなり、遺言で蔵書の査定をビブリア古書堂に依頼してきた。
値段のつかない本はビジネス書の類が多く、段ボール1箱分はあった。
栞子は晶穂に新古書店に買い取りを提案するのだが・・・。

大輔にそんな甘酸っぱい過去があろうとは・・・。でもやっぱり鈍いですねぇ(^^;)
晶穂の父も随分とまわりくどいことをしたものです。この家族、揃いも揃って不器用なんですねぇ。
ちょっといい話だったので、じーんとしちゃいました。お姉さんも思ったほど悪い人じゃなかったし。
ここではある作家のトリビア的知識も得られます(^^)

【第三話 足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)】
段ボール箱を抱え本を売りに来た男性が
足塚不二雄の『UTOPIA 最後の世界大戦』はいくらの値が付くかと尋ねた。
しかしその男性は、買い取り票の途中まで記入したところで、
車を移動するからと店を出て行ったまま戻ってこなかった。

ここで栞子の母のことが明らかになります。
見た目も栞子にそっくりのようですが、資質も性格も受け継いでいるようですね。
しかしこれは苦いお話でした。さらに栞子さんからショッキングな告白が・・・。どうする大輔?

【エピローグ 坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)・Ⅱ】
均一台に売る本にまたもや『クラクラ日記』が3冊も含まれていた。
大輔は栞子との休日のデートを条件に謎を解くという。

大輔も意外とやりますね~(^^)でもデートのつもりだったのに、トホホなオチも(笑)
栞子さんの探している『クラクラ日記』、見つかるといいですね

■評価(5個が最高)

 ◆トリック度267267
◆冷や汗度404404
◆満足度★★★★

■特におすすめ!

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Tag:ビブリア古書堂 篠川栞子 三上延

COMMENT 2

Sun
2013.03.03
09:19

mokko

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さすがに早い♪

ドラマの1話を見てから前作を読んだら、キャラの
イメージが違いすぎてドラマを見なくなったんですが
偶然にも「時計仕掛けのオレンジ」の回はドラマを見ちゃったんです(^◇^;)
小説は読んでないんですけど、映画が話題になっていて
でも映画も観てなかったんですけど
これは読みたい&観たいと思いました
やはり、これはシリーズで読んだ方がよさそうですね♪

Edit | Reply | 
Mon
2013.03.04
00:00

翠香

URL

mokkoさんへ

あ、やっぱり本作の分もドラマ化されてましたか!
『時計じかけのオレンジ』は、映画が気になっていたのですが、
救いのない話ならやめておこうかな・・・。
3巻まで持っているので、3巻はテーマ読みに取っておこう♪

mokkoさん、お忙しい中、たくさんの記事にコメント入れてくれてありがとう。
私もぼちぼち遊びに寄らせていただきますね♪

Edit | Reply | 

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