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ドラマ月曜ゴールデン【浅見光彦シリーズ32 天河伝説殺人事件】

 27, 2013

今作から三代目浅見光彦速水もこみちさんが務めます。

■放送日時
  2013年2月25日(月) TBSテレビ 月曜ゴールデン 21時00分~22時54分

■番組名
  浅見光彦シリーズ32「天河伝説殺人事件」

■原作
  内田康夫『天河伝説殺人事件』

■CAST
  浅見光彦         ・・・速水もこみち
  浅見陽一郎       ・・・風間杜夫
  浅見雪江         ・・・佐久間良子
  長原敏子         ・・・田中美佐子
  水上秀美         ・・・黒川智花
  高崎義則         ・・・篠田三郎
  水上和憲         ・・・江原真二郎
  水上菜津美       ・・・伊藤かずえ
  水上和鷹         ・・・窪塚俊介
  瀬田謙三         ・・・岡本信人
  新井佑介         ・・・ラサール石井
                            ほか

■あらすじ

東京都新宿区の路上で、一人の男が突然命を落とした。その男の傍らには、奈良・吉野の天河神社の五十鈴が転がり落ちていた。
ある朝、浅見家に懐かしい客が訪れる。光彦(速水もこみち)が幼い頃に可愛がってもらっていた高崎義則(篠田三郎)だ。高崎は能の流派・水上流の長老で、光彦の亡き父は生前、高崎から“お謡い”を習っていた。高崎は、光彦に見合いの話を持ってきたのだ。相手は、水上秀美(黒川智花)。能楽師として天賦の才を持つ、水上流宗家の令嬢だ。高崎から近く行われる水上家の追善能へと招待されるが、光彦は取材を理由に断るのだった。
その取材は、能の史蹟を巡るもの。奈良県の吉野を訪れた光彦は、小学校教諭の長原敏子(田中美佐子)と知り合う。
そんな中、母・雪江(佐久間良子)からの電話を受けた光彦は、京都へ向かうことに。雪江は、光彦と追善能を見るために呼び出したのだった。ところが2人が見たのは、追善能で「道成寺」を舞っていた秀美の兄・和鷹(窪塚俊介)が舞台上演中に急死する姿だった。次期宗家となるお披露目舞台での悲劇に会場は騒然となるが、光彦は「あまりに劇的すぎないか?」と疑問を持つ。
数日後、再び吉野を訪れた光彦は偶然、秀美と出会い・・・。
日本を代表する能の流派、水上流を襲った突然の悲劇。それが吉野の地で、遥か遠く、室町時代の悲劇の伝説を呼び起こすことになるとは、光彦はまだ、知る由もなかった・・・。

■感想

浅見光彦、若返りましたね。なんだかとても初々しかった。というかちょっと幼い感じでした(^^;)
他の浅見家の面々は今まで通りなので、やっぱり違和感ありますね。
まあ回数を重ねるうちに徐々になじんでいくでしょう。
もこみちさんも既に出来上がっている作品世界の中に入っていくのは大変だっただろうと思います。
沢村さんと比べると演技はまだまだですが、新しい光彦像を作り上げてほしいですね。

さて、今回の「天河伝説殺人事件」は、内田作品の中で唯一映画化された人気作品で、
原作も上下巻の大作です。
それを二時間ドラマで再現するのはやはり難しかったでしょうか。
大筋では原作通りだったのですが、かなり端折ってしまっている部分もあり、
なんだかダイジェスト版を観ているような感じでした。

今回のドラマでは、長原敏子が悲劇の女性としてクローズアップされていたかなという印象です。
原作では少し扱いが違っていて、悲しみのあまり狂気に転じた女性として描かれています。
ドラマ視聴者は女性が多いらしいので、ドラマ版の方が感情移入しやすいと考えたのかもしれません。
でもそれだと、敏子がなぜ雨降らしの面を持っていたのかが説明不足です。
浅見の求めに応じ、封印を解いたときに箱の中は空っぽでした。
これは宗家がこっそりと持ち出したからに他なりません。
では宗家から長原敏子へ雨降らしの面が渡された時に、どのようなやりとりが交わされたのか?
あのような形で息子を奪っておきながら、敏子に罪を突きつけるのは、あまりに酷だと思います。
敏子には一切真実を知らせず、宗家が雨降らしの面を持って失踪すべきではないでしょうか。
でも、和鷹殺しの罪を宗家が被ると水上家に傷がついてしまう・・・このあたりの処理は難しい・・・。

もっと和鷹の不遇を描いてもよかったのではないかなと思っています。
確かに宗家が厳しく接している場面はありましたけど、継母の菜津美がごく普通な感じで・・・。
和鷹が重圧に耐えかねて自殺したとミスリードさせる場面がもっとあればよかったですね。
ちなみに原作では和鷹のロマンスもあったのだけど、まるまるカットされていました(^^;)
天河の気を感じるエピソードだったのだけどな~

また、川島殺害の件が何だか取って付けたような感じになっちゃいましたねぇ。
あれでは川島がただの恐喝者です。
またここでも川島が何故五十鈴を持っていたのかが問題になってくる。
長原敏子が1人で抱えきれなくなり、川島に胸の内を吐露してしまったってことだけど、苦しいな(^^;)
その流れで敏子が川島に五十鈴を渡すとは思えないのだけど・・・。
人物像を変えた為に繋がりがおかしくなってしまったのですよね。
それならばいっそ、川島の件は全部カットしてしまってもよかったのではないかなぁ。
そうすると、「失せにけり」が生きてこないのか・・・。うーむ。
やっぱり長原敏子のキャラを変えてしまったのがそもそもの失敗のような気がしますね。

そうそう、「失せにけり」といえば、高崎役の篠田三郎さんは、かつて浅見光彦役を演じた事があるのですよね。
残念ながらドラマ化は1作のみで、私も拝見していないのですが・・・。
また秀美役の黒川智花さんは、昨年放送された【志摩半島殺人事件】(フジ系)でもヒロイン役でした。
浅見シリーズに縁のある方が多く出演されていたようですね。

フジ系の浅見光彦シリーズも快調に撮影が行われている模様です。
来月の後半頃、放送されるかもしれないですね。
速水光彦が皆に愛される光彦になるよう祈りながら、次回も楽しみにしたいですね(^^)

■参考

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Tag:浅見光彦 内田康夫 速水もこみち

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