Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

ミステリ小説・ドラマ・映画のレビューと、フィギュアスケートに関する話題について。ド素人なので初心者にも分かりやすく、楽しくを心掛けていきたいです。

Take a look at this
トップ > 読書まとめ > 2013年3月読書まとめ

2013年3月読書まとめ

 01, 2013

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2799ページ
ナイス数:119ナイス

カンナ 飛鳥の光臨 (講談社文庫)カンナ 飛鳥の光臨 (講談社文庫)感想
忍者の末裔というぶっ飛んだ設定ですが、現実の殺人事件と歴史の謎を融合させるスタイルはQEDシリーズと同様。QEDに比べるとライトで読みやすい。本作で扱われた歴史の謎は聖徳太子と蘇我一族。歴史を覆すような内容でしたが、以前読んだ『邪馬台国はどこですか?』に似たような説があったので、やっぱりそうなのかという感じ。それでも歴史の裏側を知ることはとても興味深い。ミステリに関しては、ありきたりなトリックでした。このあたりもQEDを踏襲しているかも(^^;)中途半端な終わり方だったので、続きが気になります。
読了日:3月4日 著者:高田 崇史


予告探偵―西郷家の謎 (中公文庫)予告探偵―西郷家の謎 (中公文庫)感想
傲岸不遜な探偵、凡人の友人、旧家で起こる連続殺人、道が閉鎖される「嵐の山荘」・・・とこれでもかとばかりに古式ゆかしき探偵小説をお膳立てした割にはトリックはありきたりだったな~と思ったら・・・最後に何だこりゃ!なオチが待ってました。確かに終戦から5年後の割には時代背景が感じられないし、引っ掛かる描写もあったのになぁ。思いっきりスルーしてしまった(^^;)割と堅実な本格推理を書かれる方だと思っていたので、余計にショックが大きかった。続編もありますが、ネタが割れた状態でどう話を展開するのか、気になります。
読了日:3月8日 著者:太田 忠司


マレー鉄道の謎 (講談社文庫)マレー鉄道の謎 (講談社文庫)感想
シリーズ初の海外へ。相変わらず火村とアリスのやりとりはかけあい漫才みたいで楽しい。螢ウォッチングのシーンが幻想的で印象に残っています。そこで「──お前は、何と戦ってるんや?」と訊ねるアリス。火村が犯罪者を憎み、犯罪捜査へと駆り立てるものは何なのだろう。今回はガムテープで目張りされた密室の謎に挑みます。本作はクリスティとカーとクイーンを意識して書かれたそうですが、それに匹敵する本格ミステリに仕上がっています。滞在中に事件を解決しなければならないというタイムリミットがサスペンス要素を盛り上げていますね。
読了日:3月14日 著者:有栖川 有栖


猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)感想
ハートフル・ミステリーとありますが、どちらかというとコメディ路線。霊柩車ジャックした二人組がもうアホ過ぎて。柩が空っぽなことに気付いた時のシーンは大笑いでした。ちょっと偶然が強すぎるのと早い段階で展開が予想できてしまったことが残念。それにおばあさんがスーパーすぎる(^^;)一番のミステリは百瀬がお見合いを30連敗していたこと(笑)ゴルフやらないのにゴルフ雑誌はないよな~と思っていたのですが、そういうことでしたか(^^)シンデレラはガラスの靴を置いてきたけど、男の百瀬は黒い靴で幸せをゲットしたのですね。
読了日:3月18日 著者:大山 淳子


カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)感想
娘の風美が実の娘ではないと知り、緋田が苦悩する姿には胸を打たれましたし、物語も意外な展開を迎えるので、飽きさせず楽しめたのですが、真相を伝えるのが二人の故人による手紙のリレーだけというのはいかにも心もとない。初期の東野作品に見られるような爆発力が欲しかった。それに智代が自殺した理由が分からない。それこそ夫に手紙で告白すべきだったのでは?結局悪人が一人もいないのがあまり東野作品らしくないな~と(^^;)犯人もあんなごつい事をしでかした割には優しすぎる人だったし。ちょっとキャラがブレているのが気になりました。
読了日:3月22日 著者:東野 圭吾


虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) (講談社文庫)虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) (講談社文庫)感想
森博嗣氏の第4短編集。7つの短編が収められています。今回はS&Mシリーズ番外編が1作のみでちょっと寂しい。『ゲームの国』では殺人事件はそっちのけで回文に圧倒された。長文の力作もあります。「土井さん言う、封印再度」にウケた(笑)『いつ入れ替わった?』はS&Mシリーズ番外編。やっぱり知っているキャラクターだと安心できる。萌絵と犀川先生の関係はなかなか進展せず、やきもきされっぱなしでしたが、ラストシーンがいいですね。ついにゴールインか?
読了日:3月25日 著者:森 博嗣


そして誰もいなくなる (中公文庫)そして誰もいなくなる (中公文庫)感想
訃報を聞き、追悼の意味で読んだ。タイトルから分かる通りクリスティの『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品です。物語の展開は二転三転するので、二時間ドラマ風ではあるものの、引き込まれた。しかし真相が見えてくるに従い、動機が薄弱に。そんな理由で女子高生を次々と・・・犯人狂ってます。とにかく後味が悪い。刑事側にもドラマがあり、すっかり感情移入してしまったのに、こんな結末は酷すぎる。あの人がそこまで断罪する資格はないと思う。結局、読み始めに犯人かも・・・と思った人が「真犯人」だったという皮肉な結果に(^^;)
読了日:3月28日 著者:今邑 彩

読書メーター

3月は2月と同じ7冊でした。
でもページ数は約250ページ増えました。薄い本1冊分位はありますね。
自分の好きなスポーツ中継があった割には読書がはかどったかも。

【カンナ 飛鳥の光臨】は、高田崇史さんの新シリーズ。
QEDよりライトなので、QEDで挫折した方も入りやすいのではないでしょうか。

【予告探偵-西郷家の謎】は、これが太田作品?と驚いてしまいました。
思わず本を投げつけたい衝動に駆られました(笑)
太田作品は、今月or来月に甘栗君シリーズを読む予定。
【月読】の続編も読みたいなぁ。

【マレー鉄道の謎】は、久々に読んだ火村&アリスシリーズ。
初の海外へ活躍の場を広げます。
火村の名刺の一件でちょっとした火村祭り(火祭りじゃないよ^^;)になっているので、
これも今月or来月に続編を読みたいと思います(^^)
mokkoさんが【孤島パズル】を読んでいたので、学生アリスも読みたくなってきた(笑)

【猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち】は、続編がドラマ化されるという話を聞き、
まずは第1作をと思い、読んでみました。
続編は4月22日に放送されるそうなので、それまでに続編原作を読もうと思います。

【カッコウの卵は誰のもの】は、スキー競技とDNAという、東野さんらしい題材でしたが、
初期の作品に見られるようなパンチがなかったな~
積読本もかなりあるので、またあのドロドロ感に浸ってみようかしらん?(^^;)

【虚空の逆マトリクス-INVERSE OF VOID MATRIX】は、森博嗣氏の短編集。
森ミステリはいよいよ四季シリーズに突入します!
早くGシリーズに進んで、犀川先生や萌絵に再会した~い。ワクワクo(^▽^)o

【そして誰もいなくなる】は、今邑彩さんがお亡くなりになったので、追悼読書でした。
クリスティの名作のオマージュ作品ですが、これがなかなかの曲者でして(^^;)
後味が悪いので、イヤミスが好きな方はどうぞ。

テーマ読みを5月の下旬頃に予定しているので、そろそろテーマ読みを意識した読書になりそう。
4月は新生活をスタートする方も多いので、お仕事ものも入れたいなと思いつつ。
読書欲は果てしなく尽きぬのであります(笑)

関連記事
スポンサーサイト

Tag:読書 まとめ

COMMENT 2

Tue
2013.04.02
08:17

結衣

URL

相変わらずたくさん読まれていますねぇ。
私も古い記事ばかりではなくたまには新しめのものにコメントを……
と思って『綺羅の柩』を適当に選んで読んでみたら、完全にはまりました。
この半月、桜井京介シリーズばかり読み漁っています。
そちらにコメントした方が良いのでしょうけれど、
まだまだ当分読み続けそうなので……。
新しい作品に出会わせて下さる翠香さんに感謝!(^^)!

Edit | Reply | 
Wed
2013.04.03
23:30

翠香

URL

結衣さんへ

なんと!結衣さんまで建築探偵にハマってしまうとは!!v-405
ちょっと意外だったかも。やっぱり女性受けするシリーズなんですねぇ。
シリーズ読破してまとめてではなく、個々の作品についての感想を聞きたいですねぇ。
折角ハマったのですから、熱~い思いを聞かせてくださいな♪

Edit | Reply | 

コメント&トラックバックに関する注意

コメントについて

他者を誹謗・中傷、宣伝目的、公序良俗に反する書き込みは固くお断りします。
そのような書き込みは管理人の判断で削除いたします。
また、作品を未読の方もご覧になりますので、ネタバレにはご注意ください!
くれぐれも犯人の名前やトリックなどを書き込まないように願います。
どうしてもネタバレの内容を語りたい方は、SECRET(管理者にだけ表示を許可)にチェックを入れて
ナイショのコメントにしてくださいね。

トラックバックについて

言及リンクのないトラックバックは受け付けません。
言及リンクとは、トラックバック元の記事(貴方が書いた記事です)に
当記事へのリンク及び当記事の紹介(または感想)が含まれているものを指します。
それ以外はトラックバックスパムと見なす場合があります。
トラックバックスパムと見なされた場合、予告なく削除することがあります。

なお、コメント・トラックバックともにスパム防止のため承認制を採らせていただいています。
記事に反映されるまで時間がかかることがありますが、しばらくお待ちくださいね(^^)
また、コメント・トラックバックのルールについては、
Love knot~ミステリ&フィギュア通信~の歩き方にも記載しておりますので、
合わせてご一読ください。

WHAT'S NEW?