Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【猫弁と透明人間】 大山淳子

 20, 2013

◆◇◆夜に咲くひまわり◆◇◆

猫弁シリーズ2
長編
講談社ノベルス 2012.6
講談社文庫 2013.2
55TVドラマ化作品!(2013.4.22放送 主演:吉岡秀隆)

■あらすじ

お人好しの天才弁護士・百瀬太郎の事務所は、ペット訴訟で放り出された猫でいっぱい。ある日“透明人間”から「ぼくはタイハクオウムが心配で、昼も眠れません」というメールが届く。婚約者と猫たち、依頼人たちの笑顔を守るため百瀬は今日も走る。絶好調ハートフル・ミステリー、早くも第2弾文庫化!
(講談社文庫より)

■感想
猫弁シリーズ第2弾。ドラマ化に合わせて読みましたが、なんとかO.Aに間に合いましたね。
前作のドラマも観たので、百瀬は吉岡秀隆さん、春美は柳原可奈子さん、
梅園は伊東四朗さんで既にイメージが出来上がっています(^^)
でも亜子だけは杏さんをイメージ出来ない。
作中では亜子はショートカットだけど(表紙イラストもショートカットですよね)、
杏さんはロングヘアだからイメージが合わないのですよね。

前作ではコメディ要素が強かったのですが、本作ではシリアスなテーマを取り上げています。
自分の不用意な発言から同級生が自殺し、それを思い悩み、以来言葉を発せず、
引きこもりになった青年を軸に物語は展開していきます。
また百瀬の元に「透明人間」からの奇妙な依頼が舞い込みます。
気象予報士の相棒として活躍していたオウムがヤクザ映画のセリフを覚えてしまい、
使い物にならなくなり不遇な扱いを受けているという。
飼い主は世話を放棄していた為、結局オウムまで引き取ってしまった百瀬。
さすがに猫が10匹もいる環境では危険だろうと思ったけれど、
オウムが「アホ!ボケ!」と叫ぶので、猫の方が怯んで近づかないという(^^;)
百瀬たちがオウムに振り回されてんやわんやしている様子がおかしい(^▽^)

やはり本作も始めから映像化されることを想定して書かれていた気がしますね。
視点がコロコロ変わるので、ちょっと読みにくいです。
あるシーンでAさんの視点だと思って読んでいると、
いつのまにかBさんの視点に移っていたりすることが度々あるので、混乱してしまう。
セリフも主語がないため、誰のセリフか分かり辛い。映像の方がストレスがないかもしれないですね。
でもドラマ版では百瀬の秘書の野呂が始めからいないことになっています。
野呂がらみのエピソードも面白いので、小説とドラマのどちらを選ぶかはお好みで。(私はドラマも観ます)

前作もそうでしたが、百瀬は弁護士なのに法廷でのシーンがないですよね(^^;)
百瀬はお人よし過ぎてお金にならない仕事ばかり引き受けているけど、
亜子という伴侶を得るならこれからは生活の為に仕事も選んでいかないといけないですよね。
百瀬と亜子は結婚へ一直線かと思いきや、これがなかなか進展せずやきもきしてしまいます(^^;)
亜子も結婚相談所に勤めているのに、どうして自分のこととなるとダメなんでしょうねぇ。

結局本作でも百瀬法律事務所のドアに書かれた達筆な落書きの犯人は依然不明。次作に解明されるのかな?
それと梅園家の床の間にある掛け軸の『かんと』はどういう意味なのか?気になります(笑)

■評価(5個が最高)

 ◆トリック度267267
◆冷や汗度404404
◆満足度★★★

■特におすすめ!

  • 猫が好きな方
  • ほっこり温かい気持ちになりたい方
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Tag:大山淳子 百瀬太郎 猫弁

COMMENT 2

Sun
2013.04.21
19:39

mokko

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前回の・・・

ドラマは見過ごしてしまったので
今回はチェックしております
読むのが遅いので、やはり映像化されてるなら
そっちが楽なんで(^◇^;)
問題は原作を変にいじられてないかって不安ですねぇ
原作に忠実にドラマ化して欲しいものです。

Edit | Reply | 
Mon
2013.04.22
17:37

翠香

URL

mokkoさんへ

前作のドラマも観ましたが、かなり原作に忠実でしたよ。
でも記事にも書きましたが、秘書の野呂が始めからいないことになっているので、
全く同じではないですね。
野呂がらみのエピソードも面白かったのだけどなぁ。
脚本家の方が書かれた作品なので、変にいじられる心配はないかも。

Edit | Reply | 

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