Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

ミステリ小説・ドラマ・映画のレビューと、フィギュアスケートに関する話題について。ド素人なので初心者にも分かりやすく、楽しくを心掛けていきたいです。

Take a look at this
トップ > ドラマ > 浅見光彦(ドラマ) > ドラマ【浅見光彦シリーズ第47弾 平城山を越えた女】

ドラマ【浅見光彦シリーズ第47弾 平城山を越えた女】

 11, 2013

■放送日時
  2013年5月10日 フジテレビ 金曜プレステージ 21時00分~22時52分

■番組名
  浅見光彦シリーズ47 平城山を越えた女

■原作
  内田康夫『平城山を越えた女』(徳間文庫刊)

■CAST
 浅見光彦    ・・・中村俊介
 浅見陽一郎  ・・・榎木孝明
 浅見雪江    ・・・野際陽子
 阿部美果    ・・・遊井亮子
 橋口亮二    ・・・大和田伸也
                      ほか

■あらすじ

ルポライターの浅見光彦は、「旅と歴史」の取材で京都を訪れていた。浅見が大覚寺で写経をしていると、50歳くらいの年配の男性が現れて、文机に向かう女性の顔を1人1人確かめるように覗いていく。誰かを探しているのか、目当ての人でないと分かると、男性は残念そうな表情を見せて去って行った。その場にいた女性・阿部美果が、お坊さんに男性の来訪目的を聞いたところ、大覚寺によく写経に来る娘の行方が分からなくなって捜しまわっているという。
写経を終えた浅見が美果と話していると、さきほどの男性が歩いているのを見かけたので「お嬢さんを探しているそうですね」と声をかけた。男性は、数日間消息不明になっているので何か気付いたことがあったら連絡ください、と浅見に名刺を渡してその場を立ち去った。男性の名前は野平隆夫で、中興商事に勤める会社員だった。
「旅と歴史」を知っていた美果とすっかり意気投合した浅見。仏像巡りが趣味だという美果に、盗難にあって行方不明の“香薬師”という仏像があった新薬師寺に連れて行ってもらう。“香薬師”に興味を持ち始めた浅見。その後、美果とホトケ谷を散策していると偶然、女性が転落死した現場に遭遇。現場近くにいた刑事が無線で署に報告している内容を立ち聞きする浅見。すると被害者の女性は“ノヒラ”という。大覚寺で娘を探していた男性と同じ名字だった…。
(とれたてフジテレビHPより)

■感想
前回の浅見光彦シリーズ第46弾は諸事情によりレビューを飛ばしてしまったのですが(ドラマは観ています)、
今回はなんとかクリア出来ました(笑)
やはりファンとしては、このシリーズだけは外せないのですよね。

今回の舞台は奈良・京都。
撮影は昨秋に行われたようで、紅葉がきれいでしたね~。
でも撮影してからオンエアまで半年ぐらいかかるのですね。
出来ればもう少し季節を合わせていただけるといいのですが。

今回のヒロイン・阿部美果役を演じたのは、遊井亮子さん。
実は 浅見光彦シリーズ第27弾「竹人形殺人事件」でヒロインの片岡明子役でも出演されています。
1人の方が二つの作品のヒロインとして出演されるケースは珍しいかも。
同じ方がフジとTBSの両方の作品に出演するケースは時々あるのですけどね(^^;)
遊井さんについては、ライアーゲームなどあまり笑わない役を多く観てきたので、
今回のような活発な役はちょっと新鮮でした。
中村俊介さん演じる浅見光彦との共演も2度目ということで、息もぴったり合っていました(^^)

原作を読んだのがかなり前なので、内容をほとんど忘れてしまっていたのですが、
ドラマを観て、少しずつ思い出しました(笑)
浅見が写経をしている最中に、娘を探しに来た男に出会うくだりとか、
雨の中、傘をさして佇む女性とか、情景が浮かんできましたね。
でも、「そうそう」と思ったのはその辺までで、その後はあれれ、そんな話だったっけ??と疑問に・・・。
自信がないので、原作をパラ見したのですが、どうも違う話になっているようで・・・。
なんというか、原作のエッセンスだけ抽出して、別のお話に組み替えている・・・そんな印象です。
ドラマでは、事件の背景には骨肉の争いや私怨しか見えてこないけれど、
原作では、もっと組織がらみの反対派の動きとかがあるのですが・・・。

気になったのが、香薬師仏の盗難を昭和38年としていた点。
香薬師仏の盗難は事実で、昭和18年に消失して以来、いまだ行方不明だそうです。
(番組の最後に注意書きが出ていましたね)
原作は今から20年以上前に書かれたものなので、
登場人物の年齢と合わせるために、盗難事件も20年ずらしたものと思われますが、
いくらフィクションとはいえ、史実を勝手に書き換えることに違和感を覚えました。
しかも香薬師仏、見つかっているじゃないですか!!美果も拝んでいたし(^^;)
そもそも繁子が殺害された動機も全く違うのですよね。
香薬師仏を見つけたからではないのです。
原作ではもっと生臭い話で・・・。
ドラマでは橋口、意外といい奴じゃないと思われたかもしれませんが、とんでもない!!
最近では仏像マニアの女性(仏女^^;)も増えているらしいですが、
そんなに狭い範囲で仏女が二人いるというのもちと強引でしたねぇ

原作は文庫で400ページぐらいの長編なので、2時間で纏めるのはちょっと厳しかったでしょうか。
でも「相棒」のように1時間でも良質なミステリに仕上がっている作品もあるので、
映像の強みを生かしつつ、原作のクオリティを維持した作品づくりをお願いしたいです。

■参考

関連記事
スポンサーサイト

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ランキングに参加しています。下のバナーをクリックして応援お願いいたします。
ブログランキング・にほんブログ村へ      blogramのブログランキング  

Tag:浅見光彦 内田康夫 中村俊介

COMMENT 0

コメント&トラックバックに関する注意

コメントについて

他者を誹謗・中傷、宣伝目的、公序良俗に反する書き込みは固くお断りします。
そのような書き込みは管理人の判断で削除いたします。
また、作品を未読の方もご覧になりますので、ネタバレにはご注意ください!
くれぐれも犯人の名前やトリックなどを書き込まないように願います。
どうしてもネタバレの内容を語りたい方は、SECRET(管理者にだけ表示を許可)にチェックを入れて
ナイショのコメントにしてくださいね。

トラックバックについて

言及リンクのないトラックバックは受け付けません。
言及リンクとは、トラックバック元の記事(貴方が書いた記事です)に
当記事へのリンク及び当記事の紹介(または感想)が含まれているものを指します。
それ以外はトラックバックスパムと見なす場合があります。
トラックバックスパムと見なされた場合、予告なく削除することがあります。

なお、コメント・トラックバックともにスパム防止のため承認制を採らせていただいています。
記事に反映されるまで時間がかかることがありますが、しばらくお待ちくださいね(^^)
また、コメント・トラックバックのルールについては、
Love knot~ミステリ&フィギュア通信~の歩き方にも記載しておりますので、
合わせてご一読ください。

WHAT'S NEW?