Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【真夏の方程式】 東野圭吾

 01, 2013

◆◇◆この世は謎に満ちあふれている◆◇◆

湯川学(探偵ガリレオ)シリーズ6
長編
文芸春秋 2011.6
  文春文庫 2013.5
338映画化作品 (2013.6.29より公開 主演:福山雅治)


■あらすじ

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは──。
(文春文庫より)

■テーマ
 環境保護と資源開発

■感想
テーマ読み「ヒロイン」は一時小休止。次回レビューから後半戦をスタートします。

ガリレオシリーズ第6弾。シリーズ第3長編です。映画公開に合わせて読みました(^^)
先に映画の予告編をTVで観ている為、頭の中のキャスティングも既に映画のものになっていました。
湯川はもちろん福山雅治さんですが(もはや佐野史郎さんはイメージから消えている^^;)、
本作のヒロイン・川畑成実は杏さんをイメージ。
玻璃ヶ浦という鄙びた海辺の街が舞台なので、草薙たちは出てこないのかな・・・と思ったけれど、
大丈夫、草薙も内海薫も出てきます。内海薫、いい働きしてますよ。
ちょっと真面目過ぎるけど、シャープなところがいいのですよね。映画では美砂に変えられているのが残念。

本作の見所の一つは、湯川と少年の交流ですね。
玻璃ヶ浦に向かう列車に乗り合わせた少年が老人に難癖をつけられたのを
湯川が助けたのをきっかけに奇妙な交流が生まれます。
船酔いをするという少年に玻璃(水晶)のような海の底を見せるためにペットボトルロケットを飛ばして実験したり、
夕食の紙鍋を使ってクイズ形式に科学を教えたり・・・少年も湯川のことを「博士」と呼んで懐くように。
いや~あの子供嫌いの湯川がまさか子供と交流するとは!
まあこの少年、妙に醒めたところがあるので、変わり者同士気が合ったのかも(笑)
物語の前半は理屈っぽい湯川が全開です(笑)
クロスワードパズルにアンフェアだと怒っていたのにはウケた(^▽^)

ヒロインの川畑成実は環境保護グループに属し、玻璃ヶ浦の海を護る活動をしています。
この玻璃ヶ浦に海底金属鉱物資源の開発の話が持ち上がり、
推進派に技術提供をしている湯川に始めは敵対心を持っていました。
まあ湯川はいつでも中立的なスタンスですけど。
環境保護と資源開発・・・難しいテーマですよね。
美しい自然が壊されるのは悲しいけど、今回のケースではレアメタルの採掘が期待できるということだったので、
中国の輸入に頼るよりは・・・と思ってしまいます。

でも成実が悲壮なまでに玻璃ヶ浦の海を護ろうとするのには訳があったのです。
事件の根はなんと16年前に遡っていました。
大切な人を護るため・・・犯した罪は重いけれど、誰も悪人は存在しない。
何故こんなことになってしまったのか、やり切れない思いでした
事件の衝撃度は【容疑者Xの献身】の方が強いけど、本作の方がより説得力があったなと思います。
あの少年はこれから科学に興味を持ち、いつか湯川研究室の門をたたくようになるといいですね(^^)

■評価(5個が最高)

 ◆トリック度267267
◆冷や汗度404404
◆満足度★★★★★

■特におすすめ!

  • 海が好きな方
  • 科学はちょっと苦手だなと思っている方(湯川の分かりやすい?解説があります^^)

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Tag:東野圭吾 ガリレオ 湯川学

COMMENT 2

Tue
2013.07.16
21:46

mokko

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w(゚o゚)w オオー!

やはり読みましたねぇ~
映画前作の容疑者Xの献身では、予想外に
泣かされてしまったのでね、今回の映画も
期待度はかなり高いんですよ。
しかも湯川が子供と交流だなんて・・・
やはり内海薫は美砂に変えられているのね(-。-;)
薫がいいのになぁ~(-。-;)
映画観たいなぁ~
友達とのスケジュール調整しなくっちゃ(o^o^o)

Edit | Reply | 
Tue
2013.07.16
22:54

翠香

URL

mokkoさんへ

はい。読みました♪
ガリレオと加賀恭一郎シリーズはひたすら文庫化を待っている状態なので、
待望の文庫化でした(^^)

あの子供嫌いの湯川が子供と交流するとはびっくりですよね。
でも子供に対してもいつもの湯川なんですよね(^^;)
内容は『容疑者Xの献身』と同じ流れを汲んでいますね。切ないです。

今回はDVD待ちでもいいかと思ったけど、私も映画観に行きたいな~

Edit | Reply | 

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