Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【ホテルジューシー】 坂木司

 28, 2013

◆◇◆そこのネーネー、テーゲーでいいのさあ◆◇◆

坂木司シリーズ外
短編集
角川書店 2007.9
  角川文庫 2010.9


■あらすじ

大家族の長女に生まれた天下無敵のしっかり娘ヒロちゃん。ところがバイトにやってきた那覇のゲストハウス・ホテルジューシーはいつもと相当勝手が違う。昼夜二重人格のオーナー(代理)や、沖縄的テーゲー(アバウト)を体現するような双子の老ハウスキーパーなど規格外の職場仲間、さらにはワケありのお客さんたちにも翻弄されながら、ヒロちゃんの夏は過ぎてゆく──南風が運ぶ青春成長ミステリ、待望の文庫化!!
(角川文庫より)

■感想
【シンデレラ・ティース】の姉妹編。サキの親友・ヒロちゃんのお話。
大学二年の夏休み、サキが歯医者でバイトをしていたその頃、
ヒロちゃんは沖縄のホテルで住み込みのアルバイトをしていました。
大家族の長女でしっかり者のヒロちゃんは、人のお世話が向いているかも・・・と
石垣島のプチホテルで働き始めたのですが、
オーナーが世話になったという那覇の宿で人手が足りないので行って欲しいと言われ、
那覇にあるホテルジューシーに「人事異動」。
ところがこのホテルジューシー、とんでもない所だった!
オーナー代理は昼行燈だし、掃除係のセンばあ&クメばあは客の私物を勝手に触るし、
唯一頼りになるはずのバイトの先輩・松谷さんは、ヒロちゃんと入れ替わるように石垣島に旅立ってしまう

ヒロインが突然不運に見舞われ、その中で奮闘していくストーリーはかなりドタバタで面白かったのですが、
ヒロちゃんが生真面目過ぎるのがちょっと鼻についてしまった
いや別に真面目なのが悪い訳ではない。私だっていいかげんでだらしないのは見るに堪えないと思うし。
でもヒロちゃんは頭がコチコチに固すぎるのだ。
あまりに心にゆとりがなくてこれでは生きにくいのではないかなぁ。
正義感が強いのは結構だが、間違っているから諭して直させよう、
困っている人をなんとか助けてあげようとするのはやっぱり出過ぎたことだと思う。
あのオーナー代理に「おこがましいね。何様のつもり」と言われる始末で・・・
【シンデレラ・ティース】を読んだ時は、ヒロちゃんってできる女だと思っていたのだけどなぁ。
ちなみに見出しの言葉は沖縄の方言で、標準語に直すと
「そこのお姉さん、適当でいいんだよ」ってところですね。

ところでオーナー代理、昼はほとんど仕事をせず、全く使えないのだが、
夜になると人格が変わってまともになる(^^;)なんとこの人がこの物語の探偵役。
オーナー代理ってじゃあオーナーは?と思ったけれど、結局最後まで出てこなかった(^^;)

あと本作では沖縄の穴場スポットやグルメなどコアな情報が満載です。
沖縄は一度行ったことがあるのですが、国際通りと首里城とビーチぐらいしか行っていないので、
ハンビーナイトマーケットなどは知らなかったですね。
ただグルメに関しては、私は沖縄料理を全く受け付けなかったので
(サーターアンダギーだけは大丈夫でしたが^^;)、
読んでいてあまり美味しそうと思えなかったのが残念でした。
あ、でも海はとてもキレイでしたよ。

それにしても、姉妹編といいながら、出版社が違うのは何か事情があるのでしょうかね?

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

 ◆トリック度267
◆冷や汗度404404404
◆満足度★★☆

■特におすすめ!

  • 沖縄が好きな方
  • お仕事小説が好きな方

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Tag:坂木司

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