Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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2013年8月読書まとめ

 02, 2013

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2968ページ
ナイス数:106ナイス

館島 (創元推理文庫)館島 (創元推理文庫)感想
あの「謎ディナ」の東川篤哉が本格物に挑戦したミステリ。天才建築家、小島に建てられた奇妙な館、しかも多角形と綾辻行人氏の「十角館の殺人」を意識していますね。この館には中村青司もびっくりのからくりが仕掛けられています。トリックに関してはこの館の特性を十分に生かしたものでよかったですね。謎解きを聞きながらちょっと頭がグルグルしちゃいましたけど(笑)何故この時代設定にしたのかも納得。でも動機がお粗末。そんなことで人を殺すの?と思ってしまった。それと現職刑事の隆行が時折下心をむき出しにしてしまうのが興醒めでした。
読了日:8月4日 著者:東川篤哉


スキップ (新潮文庫)スキップ (新潮文庫)感想
《時と人》3部作その1。タイムスリップものだが、17歳の心が42歳になった自分の体に入り込むという設定が凄い。眠っている間に25年の時を越えてしまう・・・とんだ浦島太郎状態ですね(^^;)女性としての幸せのフルコースを全てすっとばしてしまったのはあまりにも残酷だけど、現実を受け止め、前向きに生きていこうとする彼女の姿には勇気を貰いました。またバレーボール大会や文化祭などの学校行事の様子も事細かに書かれていて、自分もその場にいるかのように楽しめました。生徒との胸キュンなお話はちょっと切なかったなぁ。
読了日:8月9日 著者:北村薫


折れた竜骨 上 (創元推理文庫)折れた竜骨 上 (創元推理文庫)感想
第64回日本推理作家協会賞受賞作であり、各種ミステリランキング上位を総なめしたという本作、ミステリ好きとしてはかなり期待していたのですが、蓋を開けてみると歴史ファンタジーだったので驚きました。米澤さん、色々な作風に挑戦しているのですねぇ。それでも殺人事件が起き、鑑識捜査みたいなことをしているし、密室の謎もあり、ミステリテイストになっています。独特の雰囲気を持った作品ですが、これから何が起こるのか楽しみ。下巻に続きます。
読了日:8月12日 著者:米澤穂信
折れた竜骨 下 (創元推理文庫)折れた竜骨 下 (創元推理文庫)感想
密室の謎はこの世界ならではのものでした。途中で薄々気付きましたが。ファルクが儀式と称して謎解きを披露したのには笑った。実は歴史ファンタジーの顔をしたミステリでした。戦闘シーンは手に汗握りました。傭兵たちの活躍も良かった。一方アミーナの兄・アダムのダメダメっぷりには呆れました。こいつが新しい領主でソロンは大丈夫なのか?そして何よりニコラに萌え(〃▽〃)子供らしい可愛らしさもある一方、アミーナの小さいけど頼もしい騎士でした。ニコラの最後の決断には胸を打たれました。またいつかアミーナの為に帰ってきてね。
読了日:8月15日 著者:米澤穂信


ミステリアス学園 (光文社文庫)ミステリアス学園 (光文社文庫)感想
ミステリは松本清張の『砂の器』しか読んだことがないという超初心者の湾田乱人がミステリアス学園ミステリ研究会、通称ミスミス研に入部し、部員たちにレクチャーされて次第にミステリに詳しくなっていくというお話。正直ストーリーは大して面白くもないけれど、湾田くんがレクチャーされるミステリの歴史やミステリ用語などの解説は必見です。ミステリのガイド本としても役立ちますし、ある程度ミステリを読み込んでいる人なら分かる小ネタを仕込んでいるのも心憎い。キャラ萌えの解説はまさに自分のことを言われているようで笑ってしまった。
読了日:8月18日 著者:鯨統一郎


緑陰の雨 灼けた月<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)緑陰の雨 灼けた月<薬屋探偵妖綺談> (講談社文庫)感想
シリーズの読む間隔を空け過ぎた為、車谷エリカと道長円が既出のキャラなのをすっかり忘れてました(^^;)あのコンビだったのですね。今回秋にしては珍しく噂に翻弄されてましたね。見当違いの人を犯人と疑ってみたり。さらに別の事件に巻き込まれてしまうし。この犯人、おぞましいです。犯人に選ばれた生徒たちが浮かばれない。でもあんなことしたら異臭でバレそうだけど(^^;)別の事件が重すぎた為、エリカの依頼の方は何だか拍子抜け。確かに伏線はありましたが・・・。リベザルにとってはほろ苦い夏の思い出になってしまいましたね。
読了日:8月23日 著者:高里椎奈


泥棒は几帳面であるべし (創元推理文庫)泥棒は几帳面であるべし (創元推理文庫)感想
無類のお人よしで寂しがり屋の泥棒さんのお話。泥棒って孤独な仕事なんですねぇ。お得意先で飼っているオウムと話をするシーンは「猫弁」の杉山を思い出して笑ってしまった。ミステリ要素はほとんどなし。住人に見つかりそうになったり、思わぬ敵と立ち向かうことになったりとサスペンス要素が多めです。どんなに割に合わなくとも人の為に尽くす主人公には人生の大きな転機が訪れます。ちょっと心が温かくなるお話でした。
読了日:8月28日 著者:マシュー・ディックス


レイクサイド (文春文庫)レイクサイド (文春文庫)感想
最初は単なる愛憎のもつれで妻が愛人を殺してしまったように見えたが、何故か部外者たちが犯行を隠蔽しようと提案。後ろ暗いところがあるから協力するのだと予想はつきましたが、真相には驚きました。しかしお受験って子供だけでなく、親も大変なんですねぇ。でもいくら自分の子供を名門中学に入れたいからってそこまでやりますかね?子供はそんな親をどう思っているのだろう。実は怖い結末を想像していたのだけれど、意外にも丸く収まってました。でもこれでいいのかなぁ?殺された愛人は嫌な女だったけど、これでは浮かばれませんね。
読了日:8月31日 著者:東野圭吾

読書メーター

8月は7月より1冊増えて8冊でしたが、実は【折れた竜骨】が上下巻なので、作品数は変わらず(^^;)
でもページ数は561ページ増えました。これは厚手の本1冊分ぐらいに相当しますね。
まずまず頑張ったのではないでしょうか。
しかし、毎月の読書成果を発表するのも何だかこっ恥ずかしくなってきましたf(^^;)
だって読メやっている皆さん、凄いんですもの・・・。
読んだ本が33冊なんて方もいて・・・1日1冊読んでも31冊だよ??
自分はこれでも少しずつペースは上がってきているのですけどね~。
とりあえず今月は3000ページ超を目指します。

8月は主に長い間積読していた作品を“救済”した月になりました。
特に【スキップ】は十数年も眠らせたままだったので、重い肩の荷を下ろした気分です(笑)
全体的にミステリ度は低めだったかな。
脱力系、ファンタジーテイスト、サスペンス系などで、バリバリ本格がなかったですねぇ。
やはりこの暑さで無意識に考えることを拒否していたのだろうか(^^;)
今月はその反動か、初っ端からバリ本格です(^^)v 久々の学生アリス♪
後は映画化作品を2作(うち1作はミステリじゃないかも)とシリーズものの文庫新作を1作。
相変わらず読みたい本が多くて困りますが、とにかく楽しみたいです♪

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Tag:読書 まとめ

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