Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【六月六日生まれの天使】 愛川晶

 06, 2014

◆◇◆世界で一番純粋な愛◆◇◆

愛川晶(シリーズ外)
長編
文藝春秋 2005.5
  文春文庫 2008.5


■あらすじ

ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が眠っている・・・・・・。ここはどこ? この男は誰? 扉を開けると、意外にも外は雪。そして初老のサンタクロースが、私に手招きをしている! 記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、その果ての衝撃! 傑作ミステリー長篇。
(文春文庫より)

■感想
愛川晶作品です。以前から根津愛シリーズを読みたいと思っていたのに、
ぐずぐずしていまだに読めていません(^^;)何とか今年の努力目標にしたいですね。
本作は見ての通り、完全にタイトル狙い(笑)
特に予備知識もなく読み始めたのですが、冒頭の殺人シーンに引き続き、
Hの最中に記憶を失ってしまう女性が登場し、衝撃的な滑り出しに度肝を抜かれてしまった。
内容も暴力団の抗争がらみとかなり苦手な分野だし、度重なるH描写にうんざり。

作中の時代設定は約10年前。当時の流行やニュースについて触れられていて、
アテネオリンピックでの日本人選手の活躍など懐かしく思い出しました。
さらにある人物の過去の回想ではピンクレディーやインベーダーゲームなどもっと懐かしいワードも飛び出し・・・
はて、この感覚、前にもあったような・・・そうだ【イニシエーション・ラブ】だ!
ということはつまりこの作品はアレなのですね。
本の帯には『必ずもう一回読みたくなります』というおなじみの惹句があったようなのですが、
なにぶん古本だったので・・・知らなかった。

先述の女性が記憶を失ってしまう為、とにかく謎だらけ。
相手の男性も前向性健忘という新しい記憶を保持できない病気な為、かなりやっかいな状況になっています。
見た目は普通の恋愛小説である【イニシエーション・ラブ】に比べて緊張感がありますね。
実は初めからある程度からくりの予測はついていたのですが、
騙しのテクニックが非常に巧妙なのでまんまと引っかかってしまった。
後になってあれはそっちだったのか~と思うことしきり。
ただ思っていたよりもからくりが複雑だったため、すっきり騙された感はなく、
理解するのにちょっと時間が掛かってしまった(^^;)
それと後味が悪いのもマイナス。お金の問題ではないけれど、200万じゃ安いでしょ!

ちなみに記憶喪失になった女性の名前は明らかにされないのですが、
ヒントはいくつかあって、かなりあからさまだったのに気付くことができなくて、
いつも参考にしているネタバレサイトにレビューがなかったので、
ネタバレレビューしているサイトを探し出してようやく解決。
ん?てことは記憶喪失にならなかったら、二人でクリスマスを・・・でも夏だと錯誤させていたのですよね?
じゃあアレは一体誰の仕業?誰か教えて~

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

 ◆トリック度267267267
◆冷や汗度404404404
◆満足度★★★

■こんな方におすすめ!

  • 記憶のメカニズムに興味がある方
  • 叙述ミステリが好きな方
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Tag:愛川晶

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