Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【マスカレード・ホテル】 東野圭吾

 08, 2014

◆◇◆姉さん、事件です!◆◇◆

マスカレードシリーズ1
長編
集英社 2011.9
  集英社文庫 2014.7


■あらすじ

都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!? いま幕が開く傑作新シリーズ。

(集英社文庫より)

■感想
前から気になっていたこの作品が待望の文庫化となったので、早速読みました。
単発ものだと思っていたのですが、つい先日続編が出たのでシリーズものであることが判明。
続編は前日譚(しかも短編集)のようですけど(^^;)このネタでシリーズ展開出来るのかなぁ。

都内で発生した三つの殺人事件。これらの事件に共通点は何も見いだせなかったが、
現場に謎の数字が書かれたメッセージが残されていた為、連続殺人事件として捜査することに。
その数字の暗号を解読すると、第四の犯行場所はホテル・コルテシア東京だと判明。
警察は捜査員をホテルマンに化けさせ潜入捜査をすることにした。

そこでフロントクラークに潜入を命じられたのが新田浩介、その指導係に任命されたのが山岸尚美、
この2人を主人公として物語が進んでいきます。

ホテルには実に様々な人々が訪れます。必ずしも行儀のいいお客ばかりではなく、
いわれのないクレームをつけてきたり、無理難題を押し付けてきたりする困ったちゃんも多い
そんなお客達に振り回されつつ、ホテルマンとして的確な対応をしていく尚美と新田を見るにつけ、
その昔ドラマで人気を博した『HOTEL』を思い出しました。
それで見出しを『HOTEL』の主人公・赤川一平の決め台詞にしたわけです(笑)

始めのうちは全くやる気のなかった新田でしたが、
尚美に尻を叩かれながら、お客様に接していくうちに一人前のホテルマンらしくなっていきます
しかし怪しげな客が次々に現われるものの、捜査としては空振り続き。
それでも一つ一つのエピソードからヒントを得て事件解決の糸口を見つけ出す新田。
彼の柔軟な発想力は素晴らしいですね。名探偵の素質ありです(^^)

また、一見事件に何の関係もないエピソードも実は繋がっていたことが分かります。
ただホテルを舞台にした騒動を描いているように見せて、
実はしっかり伏線を仕込んでいるあたり心憎い演出です。
犯人も実に意外な人物だったので、驚きました。
それにしても随分と手の込んだことをしたものです。知能犯はやっぱり自分の頭の良さをアピールしたいのかな。

新田のホテルでの相棒は尚美だけど、警察での相棒、能勢刑事がいい味出しています
見た目は冴えないおっさんだけど、実は切れ者。でもちっとも偉ぶるところがない。
本作もそのうちドラマ化されるような気がしますが、能勢刑事は中村梅雀さんで決まりですね(笑)
ラストシーン、新田と尚美の恋の予感を感じるのですが、どうなりますやら。

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

 ◆トリック度267267267267267
◆満足度★★★★☆

■こんな方におすすめ!

  • 刑事ものが好きな方
  • お仕事小説が好きな方
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Tag:東野圭吾 マスカレード

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