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ドラマ月曜ゴールデン【浅見光彦シリーズ34 壺霊】

 18, 2014

お久しぶり~の速水光彦です!(^^)

■放送日時
  2014年11月17日(月) TBSテレビ 月曜ゴールデン 21時00分~22時54分

■番組名
  浅見光彦シリーズ34「壺霊」

■原作
   内田康夫『壺霊』(角川文庫版)

■CAST
  浅見光彦         ・・・速水もこみち
  浅見陽一郎       ・・・風間杜夫
  浅見雪江         ・・・佐久間良子
  諸橋琴絵         ・・・賀来千香子
  奥宮泰三         ・・・鶴見辰吾
  大勝涼矢         ・・・小木茂光
  大勝 都          ・・・根岸季衣
  伊丹勝男         ・・・鶴田忍
  伊丹佳奈         ・・・福井裕子
  伊丹千寿         ・・・岡本あずさ
  上田京子         ・・・吉田久美
  平山刑事         ・・・金田明夫
  野川警部         ・・・肥後克広(ダチョウ倶楽部) 
                                  ほか

■あらすじ

ルポライターの浅見光彦速水もこみち)は「京都の伝統を旅する」という企画の取材で京焼の大家・大勝涼矢(小木茂光)の窯場を訪ねたが、火入れと重なり全くとりあってもらえない。そこへ大勝の面倒を見ている女性・諸橋琴絵(賀来千香子)が現れ光彦は大勝の作品を展示しているという正雲堂へ案内される。そこは琴絵の姉・伊丹佳奈(福井裕子)の嫁ぎ先でもあった。
 正雲堂には大勝の作品も多く展示されていたが、その大勝が作品作りに迷うと眺めに来る高麗青磁の壺「紫式部」があった。八百年前に作られたといわれ、作者は不明だが、この壺の中に怨霊が詰められていると言われており、持つ人に次々と不幸が訪れるという。そんな曰くつきの壺だが、どんな陶芸家にもその色合いは出せないというほどの美しい壺でもある。
 そもそも「紫式部」は諸橋家の所有物で、現在は佳奈のもとに置いていたが「人を狂わす壺」を佳奈の家に置くことを忌み嫌った琴絵が取り戻そうとしていた。
 たまたま正雲堂の店主・伊丹勝男(鶴田忍)も大勝も光彦の母・雪江(佐久間良子)の知り合いだったことから歓迎を受け、正雲堂の持ち家の町屋に泊まることになった光彦。しかし世話を買って出た琴絵と勝男の娘・千寿(岡本あずさ)の間に挟まれちょっとだけばつが悪い。
 そのころ、酒に酔い弟子の上田京子(吉田久美)に連れられて帰った大勝が持病の心臓発作で命を落としていた。
 翌日、事情を知らない光彦が大勝の家を訪ね、大勝の妻・都(根岸季衣)と上鴨署の刑事・平山(金田明夫)から大勝が亡くなった経緯を聞く。大勝は弟子ではなく実は愛人であった京子の家で発作を起こし都に助けを求める電話を入れたが間に合わず亡くなり、そのとき京子は友人の家に泊まっていて不在だったというのだ。
 一方、悪縁を切って良縁を結ぶという安井金比羅宮にある「縁切り縁結びの碑(いし)」に「正雲堂の主人・勝男と妻・佳奈を別れさせて下さい。出来れば佳奈が死ねばいい…阿久津好子」と書かれた形代(かたしろ)が見つかり、その人物の住所らしき所番地が記された形代を頼りにそこへ向かう光彦と琴絵だが、そこは紫式部の墓がある住所だった。さらに、正雲堂に置かれていた壺「紫式部」が消え、佳奈の行方もわからなくなっていた。紫式部が放つ怨霊の仕業なのか・・・?

■感想

実に1年2か月ぶりの速水光彦でしたね。
3,4か月に1度のペースで浅見光彦シリーズを放映していたフジでも半年以上新作が出ていないですし、
最近浅見光彦シリーズ、出ないなぁと思っていたところでした。
原作の方も先日「浅見光彦最後の事件」が刊行されてしまい、ちょっとショックを受けているのですが、
まだまだドラマ化されていない作品はたくさんありますから。
浅見光彦は永遠に不滅です!な~んて(笑)

出演者の方の吐く息が白くて寒そうな雰囲気でした。
いくら京都が寒くてもまだそこまで冷え込んではいないでしょうから、冬の撮影だったのでしょうね。

速水もこみちさんが浅見光彦役を演じるのは今回で3回目になりますが、まだまだ初々しさがありますね(^^)
今回は特に男女の機微がテーマになっていましたので、
男女の機微に疎い浅見のイメージがピッタリハマっていたように思います。
琴絵の艶っぽさにタジタジでしたものね(^^;)
今回は琴絵と千寿のダブルヒロインになるのでしょうけれど、千寿の方は完全に霞んでましたね。

六条御息所の怨霊が詰まっていると言われている「紫式部」という名の壺ということで、
作品全体が源氏物語をモチーフにしている感じがしましたね。
都の夫に対する想いは、まさに六条御息所のような情念を感じました。
薬瓶の中に1錠だけ毒を混ぜるというのは、アリバイトリックでよくある手法ですが、
アリバイを確保するというよりは(いつ飲むか分からないので、自宅にいるときに飲んだら意味ないし^^;)、
時限爆弾をセットしつつも、どうか飲まないで欲しいという想いだったのかな。
恨んでいるけれど、愛しているという相反する想いがあるのですよ。
都と京子の関係は確かに複雑ですが、そこまで娘に対し嫉妬するものかな?と始めは思いましたが、
源氏物語でも光源氏は養女として迎えた紫の上を妻にしていますからね(^^;)
大勝もあちらこちらに愛人がいるようでしたが、光源氏とイメージを重ねるのはビジュアル的に無理でしたね(笑)

そうそう、源氏物語といえば、奥宮の自宅にあるチャペルの壁のレリーフは、源氏香を象ったものですよね。
よく見ると一つ一つデザインが違っていました。
特に説明はありませんでしたが、こだわりを持って作られているのだなと思いました。
それにしても奥宮の自宅、超豪華でしたね~。自宅にチャペルがあるのもびっくりしましたけど(^^;)

腑に落ちないのは、伊丹夫妻の行動ですね
あんなことをしたって壺はともかく、佳奈がいつまでも雲隠れしている訳にもいかないでしょう。
琴絵と奥宮がそんな簡単に壺のことを諦めてくれるとは思えないし・・・。
それに縁切り縁結びの碑に貼り付けた形代を琴絵が見るという保証もない。
ちょっとご都合主義かなという気がします。
しかし、あの形代の山、なかなか壮絶な眺めでしたね(^^;)
あの周りこそ怨念がドロドロと渦巻いていそうで怖い・・・

もう事件の真相そっちのけで、琴絵と奥宮の愛が深く響く作品でした
カタギでない奥宮が琴絵のことを想って身を引く決意をしたのは、哀しいけれどカッコいい。
おぼこい浅見が出る幕ではなかったですね(^^;)

さて来週のこの時間は、「信濃のコロンボ2 戸隠伝説殺人事件」だそうです。
二週続けて内田作品のドラマ化ですね!
寺脇コロンボも1年ぶりの登場ですね。なんかすっかり忘れておりましたが(^^;)
ともあれ来週も楽しみにしたいです♪

■参考

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Tag:浅見光彦 内田康夫 速水もこみち

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