すべてがFになる 第5話「すべてがFになる[前編]」

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By翠香

■放送日時
2014年11月18日(火) フジテレビ系列 21:30~22:24

■番組名
すべてがFになる』 第5話「すべてがFになる[前編]」

■原作
森博嗣 『すべてがFになる』(講談社文庫)

■CAST
  西之園萌絵     ・・・武井咲
  犀川創平      ・・・綾野剛
  喜多北斗      ・・・小澤征悦
  真賀田四季     ・・・早見あかり
  鵜飼大介      ・・・戸次重幸
  国枝桃子      ・・・水沢エレナ
  西之園捷輔     ・・・吉田鋼太郎
  ---------------------------------------
  新藤清二      ・・・冨家規政
  山根幸宏      ・・・利重剛
  新藤裕見子     ・・・藤吉久美子
  島田文子      ・・・山田真歩
                         ほか

■あらすじ

 西之園萌絵武井咲犀川創平綾野剛は、ゼミ旅行と称して真賀田四季(早見あかり)の研究所がある島へやってくる。15年前、当時14歳だった四季は両親を殺害した容疑で裁判にかけられるが、心神喪失が認められ無罪となっていた。9歳でアメリカの大学に入学し11歳で博士号を取得、12歳でIT企業の主任エンジニアとなるなど、天才プログラマーとしてその名を馳せた四季の事件は、世間を大きく騒がせた。以来、四季は研究所に籠り、一度も外出していないという。
 特別な許可を得て研究所を訪ねた萌絵と犀川は、不在の所長・新藤清二(冨家規政)に代わり副所長の山根幸宏(利重剛)から最新鋭の管理システムについて説明を受ける。そこへ、四季からの緊急コールが入った。地下にいる四季の部屋へと駆けだした山根に続き、萌絵と犀川も走り出した。
 四季の部屋の前室は、警報音が鳴り響きパニック状態に陥っていた。部屋に入りたいが、システムエラーで扉が開かないという。そこへ、清二の妻で四季の叔母の新藤裕見子(藤吉久美子)が現われる。扉を壊して進入するしかないと言うスタッフに、裕見子は清二の許可がいると躊躇する。
 そのとき、警報音が止んで照明が明滅し始める。主任プログラマーの島田文子(山田真歩)が確認するが原因はわからない。すると今度は、ロックが自動で解除されゆっくりと扉が開き始めた。暗闇の中、萌絵らが目を凝らすと、ウエディングドレスのような白い服を着た人影がいて…。

(番組HPあらすじより)

■感想
ついにこの作品が映像化されましたね。
これは色々な意味で衝撃的な作品でした。
ここまでシステム化された空間で起きた殺人事件というのも初めてでしたし、
何よりあの「花嫁人形」の登場がショッキングでした。
今回のドラマであれが出てくることが分かっていても、ちょっと怖かったですもの。
あんなおぞましいものが現れたというのに、萌絵も犀川先生も落ち着き過ぎでしょう。
しかも萌絵の「謎、解けちゃいました」という場違いな推理・・・空気読めって

見たところ、ほぼ原作通りにストーリーは進んでいるようです。
研究所の最新設備など見事に再現されていて、お金掛けてるな~って思いましたね(笑)

さて、後編を見る前にいっちょ推理してみようとお考えの方の為にヒントを。

推理のポイントは、

  • 犯人は誰か?
  • 犯人はどうやって四季の部屋から脱出したか?

の2点。

まず犯人は誰かについてですが、
ここで「犯人はどうやって四季の部屋に入ったのか?」について問題視していない点に注目です。
実はどうやって入ったのかは考えなくてもいいのです。
それから、新藤夫人が具合が悪くなり、部屋に引き上げる時、
エレベーターの階数表示は「R」(屋上)を指していました。
つまり誰かが屋上に上がったことになる。
しかしこの後屋上からは誰も降りてきていません。
新藤所長がヘリで到着し、萌絵と山根が屋上へ上がった時、不審な人物はいませんでした。
いたのはヘリで到着したばかりの新藤所長と四季の妹・未来。
この妹の登場、やけにタイミングがいいと思いませんか?
四季は14歳で部屋に隔離されて以来、誰とも直接会うことはなかった。
未来は単身アメリカに渡り、研究所の職員のほとんどが初対面のはず。
何かこの二人、似ていませんか?

じゃああれは一体誰なんだという新たな問題が浮上しますよね。
ここが一番の悩み所だと思います。
確かにほのめかしている箇所はあります。
だけどそれは知っているからこそ、ここがほのめかしだと分かるのであって、
あれだけで真相を見抜くのはまず難しいと思います。
ちょっと常識では考えられないことが起きていますから・・・。15年間も隠し通せるなんてありえない。
真相を知っていてもなお、「花嫁人形」にしたあの行動は理解を越えています。
まだ新藤所長を殺害した理由の方が理解できますね。

次に、犯人はどうやって四季の部屋から脱出したかですが、
システムの強制再起動が行われた時に何かが起きたのです。
この時にエレベーターの階数表示が「R」に変わりました。
より正確に言うなら、すべてがFになったから何かが起きた。

すべてがFになる」ってどういうことか?

研究所職員も分からないと言っていましたが、ちょっと意外なんですよね。
これだけコンピュータをバリバリ使いこなしている人なら気付くと思うけれど・・・。
事前の萌絵と四季の会話から、Fが7と関係があるのではないかと推理した方がいましたが、
残念ながら7とは全く関係ありません(^^;)
だってFは15ですもの。そしてFが最大。
なんのこっちゃと思った方は、数学の授業をよーく思い出してみましょう
最大のFがずらり並んで一杯になったら・・・。
あとは犀川先生のこだわりもヒント。

来週はいよいよ後編。驚愕の真相が待っています!

■参考

すべてがFになる - フジテレビ
▲番組ホームページです。

【すべてがFになる-THE PERFECT INSIDER】 森博嗣 | ミステリー処【love knot】
▲原作レビューはこちら

▼原作本です。

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