Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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すべてがFになる 第10話「有限と微小のパン[後編]」

 25, 2014

ついに最終回!

■放送日時
2014年12月23日(火) フジテレビ系列 21:00~21:54

■番組名
すべてがFになる』 第10話「有限と微小のパン[後編]」

■原作
森博嗣 『有限と微小のパン』(講談社文庫)

■CAST
  西之園萌絵     ・・・武井咲
  犀川創平      ・・・綾野剛
  喜多北斗      ・・・小澤征悦
  真賀田四季     ・・・早見あかり
  鵜飼大介      ・・・戸次重幸
  国枝桃子      ・・・水沢エレナ
  儀同世津子     ・・・臼田あさ美
  西之園捷輔     ・・・吉田鋼太郎
  ---------------------------------------
  塙理生哉      ・・・城田優
  新庄久美子     ・・・青山倫子
  藤原博        ・・・鈴木一真
  芝池刑事      ・・・小林隆  
                        ほか

■あらすじ

 西之園萌絵武井咲はホテルのベッドで目を覚ますと、ふらつきながら教会へとやってくる。警察の規制線をくぐって見上げた天井のガラスは割れたままだった。
 萌絵は、犀川創平綾野剛に会いに行くと、自分は夢を見ているのではない、と確認するようにつぶやいた。
 ホテルに戻った萌絵は、鵜飼大介(戸次重幸)に電話し「ユーロパーク」に真賀田四季(早見あかり)が潜伏しているから捜索要請をしてくれ、と頼む。やがて、鵜飼から連絡を受けた愛知県警の芝池護(小林隆)がやってくる。萌絵は芝池に、自分とともに塙理生哉(城田優)のところへ行き、四季の居場所を聞き出して欲しいと言う。
 萌絵と芝池は、ナノクラフト社で塙と藤原博(鈴木一真)と面会する。萌絵は、自分に睡眠薬を飲ませ四季のいる場所に連れていったはずだ、と塙を問いただすが、塙は萌絵の妄想だと言って取り合わない。
 同じ頃、犀川はホテルの公衆電話から国枝桃子(水沢エレナ)に電話をかけると、他愛もない話をして電話を切る。すると、ほどなくその電話が鳴った。受話器を取った犀川が名乗ると、相手は四季だった。
 塙に相手にされなかった萌絵がロビーに戻ると、藤原がやって来る。藤原は、ナノクラフトを世界一のソフトウェア会社に成長させた塙が、ユーロパークを作ったのは、ここで萌絵に会いたかったからだと話す。さらに、いい物を見せると言って、萌絵を地下へと案内し…。

(番組HPあらすじより)

■感想
あの分厚い本をよくぞ前編・後編の2時間でまとめましたね。
萌絵の友達など、本筋とは直接関係ない人物をバッサリ切り落として、
スリムでコンパクトにしたことが成功していたと思います。
ただその分、ストーリーを追うことが中心となり、ちょっと味気ない感じもしました。
本来なら、この1作だけで連ドラ1本作るだけの濃い内容がありますから。

ユーロパークは、愛知県那古野市にあるという設定だったのですね。それにしては雪が多いですけど・・・。
ていうか、ここで原作のN大学の舞台を出してくるのか(^^;)
犀川たちは神奈川県の神南大学という設定に変えられているし。この変更はどういう意図なんだろう。

バーチャル・リアリティを体感する場面をどう表現するのか、楽しみにしていたのですが、
ただホログラムを見せるだけだったので、拍子抜け。
原作ではテニスをしたり、ビリヤードをしたりと結構楽しそうだったのですけど。
まあそんなことをしていたら、1時間に収まらなくなるから仕方ないか。
黒い影が甲冑の騎士に変えられていたのは良かったと思います。

でも鈴木一真さんの出番、少なかったなぁ。
副社長の藤原は、怪しい雰囲気を醸し出していたのに、いともあっさり殺されてしまいましたよね(^^;)
原作読んでいるので、あの場面で殺されることは分かってはいたのですが・・・。
ナノクラフトの社長役の城田優さんも、自信家でナルシストな感じが出ていてとてもよかったと思います。

終盤になって、何故ここで西之園本部長が?と思ってしまった(^^;)
海外出張じゃなかったっけ??
萌絵のことが心配で、急遽予定を変更して帰ってきたのかもしれないですが、
なにも説明がなかったので、唐突な感じがしました。

すべてがFになる ドラマレビュー総括>

なんといっても真賀田四季の存在感が光った作品でしたね。
実際、真賀田四季が登場するのは第1作(第5,6話)と第10作(第9,10話)だけなのですが、
ドラマでは登場しない回でも四季の存在をほのめかす描写があり、
四季の意志によって犀川たちが動かされていると感じられたのは良かったと思います。
また早見あかりさんが四季のイメージにとてもよく合っていましたね。
原作よりも人間味があって、女性らしい可愛らしさのある四季でしたが、雰囲気はよく出ていました。
妹の未来や世津子の隣人の瀬戸千衣に変装する場面がありましたが、変装も完璧でした

一方、主役の二人はちょっと原作のイメージとはかけ離れていたかなという印象です。
犀川先生、かっこ良すぎるのですよね(^^;)まあビジュアル的にはカッコいいほうがいいのだけど(笑)
でも犀川の内部にいる様々な人格が葛藤するシーンは、映像ならではの見せ方でよかったです。
綾野剛さんはナイーブな犀川先生をよく演じていたと思います。
萌絵に関しては、原作よりも心の闇を鮮明に表現されていて、
人の死に対して常に冷静でありながら、事件にのめりこんでしまう理由が理解できました。
ただそれにしては普段の萌絵は屈託がないのですよね(^^;)
「謎、解けちゃいました♪」がどうにも軽すぎる
推理好きの女の子が探偵ごっこをしたいだけに見えるという意見もあり、確かに言えてます。
おそらく真ん中で泣いている萌絵を覆っているシールドが強固なのだろうけれど、
心のバランスを取っていると四季が分析する犀川との関係も微妙なので、
そのあたり、時折心の揺れが前面に現れてもよかったのではないかな。

それから美術スタッフのこだわりが強く感じられる作品でした。
真賀田研究所や、筒見紀世都のアトリエなどは本当によく再現されていたと思います。
原作を読んで頭の中でイメージしていたものが、そのまま形になっていたので感動しました

出演者の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
なんだかんだ言いたいことを言いましたが、3か月間、楽しませていただきました(^0^)

■参考

すべてがFになる - フジテレビ
▲番組ホームページです。

 【有限と微小のパン-THE PERFECT OUTSIDER-】 森博嗣 | ミステリー処【love knot】
▲原作レビューはこちら

▼原作本です。

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Tag:すべてがFになる 犀川創平 西之園萌絵 綾野剛 武井咲

COMMENT 2

Wed
2014.12.31
23:00

mokko

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今年も残すところ・・・

あと数時間となりました。
全てがFになるは、読んでる途中なので、ドラマも
後でまとめて一気に観ます(○ ̄m ̄)
今年も色んな本の紹介ありがとです。
知らない作家さんがわんさかいて、読みたい本も増えて
嬉しい悲鳴状態です。
テーマ読みでも、未体験の作家さんを発掘することができて
感謝感謝です。
最近ブログもサボリ気味ですが、年明けから新しい職場に通うので
通勤読書も再開です!
またたくさんの本と出会いたいですね♪
来年もよろしくお願いいたします(p^_^q)

Edit | Reply | 
Sat
2015.01.03
00:16

翠香

URL

mokkoさんへ

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(^^)

私はドラマに合わせてS&Mシリーズを再読しました。
いや~あまりにも内容を忘れていて、自分の鳥頭にびっくり(笑)
でも四季シリーズに向けて、S&Mシリーズの復習ができてよかったです。

昨年後半はドラマレビューに追われてあまり本が読めませんでした。ぐっすん。
今年はもっとたくさん本を読みたいな♪
また情報交換しましょう!

Edit | Reply | 

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