Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

ミステリ小説・ドラマ・映画のレビューと、フィギュアスケートに関する話題について。ド素人なので初心者にも分かりやすく、楽しくを心掛けていきたいです。

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2014年度年間ミステリランキング

 07, 2015

2015年も明けてしまいましたが、毎年恒例の年間ミステリランキングの発表です!
2014年に私が読んだミステリの独断と偏見によるベストテンなので、新刊とは限りません。
満足度が4つ以上のものを対象として、1作家につき1作品としています。
ミステリ小説のみを対象としているため、ミステリ以外の作品や映画・ドラマ等は除きます。
また、再読分は対象外としました。
【タイトル】 著者名をクリックするとレビュー記事が開きます。


★第1位

【双頭の悪魔】 有栖川有栖

前作の【孤島パズル】が昨年の年間ランキング3位に入りましたが、
ついに江神シリーズが第1位獲得です!
火村シリーズの【白い兎が逃げる】もひねりの効いた短編集で捨て難かったのですが、
キャラ読みとしても、本格好きとしても大満足の本作に軍配が上がりました。
マリア救出作戦でのアリス達のドタバタぶりに思いっきり笑ったのに、
本格好きの心をくすぐる「読者への挑戦」が3回も挿入されていて、美味し過ぎる1冊でした!

 

★第2位

【霧越邸殺人事件】 綾辻行人

【双頭の悪魔】とどちらを1位にするか、最後まで悩みました。
新本格派の双璧がワンツーフィニッシュ!改めて自分は本格が好きなんだなと実感しました(笑)
綾辻作品は他に【どんどん橋、落ちた】を読み、これは遊び心があって楽しい作品でしたが、
やはり本作の持つゾクゾクとした雰囲気がたまりません♪
綾辻作品はグロいのが多いのが難点ですが、今年もこの雰囲気を味わいたいです。

 

★第3位

【マスカレード・ホテル】 東野圭吾

東野作品は昨年は4作読みましたが、中でも本作が一番評価が高かったですね。
前々から気になっていた作品で待望の文庫化。期待に違わず面白かったです。
ホテルマンのお仕事小説としても読むことが出来るけれど、
一見事件に何の関係もないエピソードに伏線を仕込んでいるという心憎い演出、さすがです。
東野作品は次々と映像化されますが、これもそのうちドラマ化するかも!?

 

★第4位

【楽園のカンヴァス】 原田マハ

数々の賞を受賞し、文庫化を心待ちにしていた作品。
期待に違わぬ素晴らしい作品で、感動しました。
ティムと織絵の真贋判定対決も見ごたえがあったし、なによりティムが魅力的。
最後には自分のことよりもルソーの作品を守る為に行動したのがカッコよかった~
美術は好きなジャンルなので、今年も美術ミステリを読みたいな♪

 

★第5位

【クラインの壺】 岡嶋二人

これはもう幻惑されますね。
ヴァーチャルリアリティもここまでリアルだと現実と虚構の境目が分からなくなる。
これを4半世紀も前に書かれていたということが凄い。
森博嗣氏のS&Mシリーズでもヴァーチャルリアリティを扱っていましたが、
近い将来、居ながらにしてあらゆることが体感できる時代がくるのかもしれません。
便利になるのは結構ですが、所詮偽物は偽物、本物にはかなわないと信じたいです。

 

★第6位

【福家警部補の挨拶】 大倉崇裕

ドラマ化を機に読みましたが、福家警部補のキャラがいいですね♪
続編の【福家警部補の再訪】も面白く、どちらを選ぼうかと悩みましたが、
ドラマのタイトルにもなっている本作を代表として載せました。
やはり倒叙形式は連ドラ向きなのでしょう。犯人役のゲストとの対決を面白く拝見しました。
シリーズ第3弾も出ているので、文庫化されたら読んでみたいです(^^)

 

★第7位

【彼女が追ってくる】 石持浅海

碓氷優佳が好きになれないのに、何故か気になってしまうこのシリーズ。怖いもの見たさ?(^^;)
倒叙形式で、優佳vs犯人の頭脳戦がこのシリーズの見所ですが、
福家警部補のようなオーソドックスな倒叙とは違い、毎回変化球を繰り出してくるシリーズでもあります。
石持作品は他に【賢者の贈り物】も読みましたが、こちらは現代風おとぎ話。
日常の謎系が好きな方には【賢者の贈り物】の方をおススメします。

 

★第8位

【タルト・タタンの夢】 近藤史恵

これも文庫化を心待ちにしていた作品。
フランス料理というと格式ばっていて入り辛いですが、このビストロ・パ・マルはカジュアルな雰囲気。
実際に家の近くにこんなレストランがあったら、通いたいですね(^^)
志村さんのようなイケメンスーシェフがいれば尚good
料理にまつわる事件も、ほろ苦かったり、甘々だったりと色々な味が楽しめるのもいいですね。
近々続編も文庫化される模様。楽しみです♪

 

★第9位

【ルピナス探偵団の当惑】 津原泰水

初めましての作家さんだったので、作風とか全く分からなかったのですが、
赤川次郎作品を彷彿とさせるようなライトな文体で、とにかくキャラが突き抜けています(^^;)
それでも意外にしっかり本格推理になっているのは好みでした(^^)
続編では主要キャラの一人がいきなり亡くなるというショッキングな展開になっているそうで、
ちょっと手が出し辛くなっています。あまり長期シリーズにするつもりはないのかな?

 

★第10位

【少女たちの羅針盤】 水生大海

この作品、映画化もされているのですが、マイナーなのか、ブログでも読書メーターでも受けが悪い(^^;)
こんな作品もあるよ、という紹介の意味も込めて選んでみました。
第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞作です。
「羅針盤」のメンバーが瑞々しく描かれているのがいいですね。
続編も手元にあるので、そのうち読んでみたいです。


昨年は文庫化を心待ちにしていた作品や、ずっと気になっていた作品に多く手を出しましたが、
幸運にも勝率がよかったですね。とても満足しています(^^)
読んだ冊数も少ないですし、再読分も多かったので、10作も選べるのか心配でしたが、
逆に高評価の作品が多くて、どれを選べばいいのか悩みました(笑)
ただ昨年は海外ミステリをほとんど読めなかったのが反省点。もっと読まなくっちゃ
今年もたくさんの良い作品に巡り合えるといいな♪

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Tag:ランキング

COMMENT 2

Fri
2015.01.09
20:48

mokko

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w(゚o゚)w オオー!

双頭の悪魔が1位!mokkoもこれは凄くドキドキして
読んだ作品なので何か嬉しい(*´◇`*)
それと同じくらい霧越邸殺人事件も面白いってことですねぇ
これは早速チェックです。
津原さんは、2冊ほど読んだのですが、探偵団ということは
ミステリなんですねぇ~
mokkoが読んだのは幻想的なシリーズの2作目と、
人形店の修復師達のお話なのでミステリではないです。
それでもキャラは立ってると思いましたので
そういう作風なんでしょうね♪
1年のランキングにすると、読んだ時の印象とはまた
違った感じになりません?
印象の残り具合が違う感じがするんですよねぇ
不思議です(^◇^;)

Edit | Reply | 
Sat
2015.01.10
00:18

翠香

URL

mokkoさんへ

『双頭の悪魔』と『霧越邸殺人事件』は陽と陰で印象は真逆なんですけどね。
霧越邸は本格ミステリだけど、幻想的な雰囲気があります。
このランキング、最初に予定していたのと随分順位が変わっています(^^;)
ルピナス探偵団は当初ベストテンに入ってなかったのです。
でも改めてレビューを読み直すと、自分の好みだと言っているのですよ(笑)
逆に★3つで対象外の作品が良かったりして・・・。
随分記憶もいい加減なものだなと思いましたね。
昨年はあまり読めなかったので、今年は頑張りたいです。
いい作品に出会いたいですね♪

Edit | Reply | 

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