Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【目白台サイドキック-女神の手は白い】 太田忠司

 02, 2015

◆◇◆白い手collection◆◇◆

目白台サイドキックシリーズ1
長編
角川文庫 2013.5


■あらすじ

文京区目白台──昔ながらのお屋敷街の雰囲気を色濃く残す街。若手刑事の無藤は、ある屋敷を目指していた。伝説の男・南塚浩平の助けを借りる為に。彼は明晰な頭脳で事件を解決し、探偵として名を上げた男。特例採用で刑事となったが、今では盟友(腐れ縁)、北小路準の屋敷に居候し、警察の仕事もサボリ気味。無藤は彼を呼び戻すため、彼がかつて解決したはずの殺人事件の「再来」を伝えるが・・・・・・。相棒ミステリの進化形、登場!!
(角川文庫より)

■感想
太田先生の新シリーズ、しかもバディものだということで期待していたのですが・・・
う~ん、想像していたのとは随分違いました。
帯には「伝説の探偵刑事と名家の若当主、最強の相棒ミステリ」とあります。
伝説の探偵刑事─南塚浩平は、警察が手を焼いていた難事件を次々と解決してきた、
いわゆる「素人探偵」だったのですが、警察が自らの面子を守るため、準キャリア待遇で引き込んだ人材。
しかし南塚は警察が肌に合わないらしく、サボって盟友(腐れ縁)の屋敷に居候しぐうたらと日々過ごしています。
そしてその盟友というのが、名家の若当主─北小路準。
20歳そこそこの若さで当主となり、瀟洒なお屋敷に使用人二人と共に暮らしています。

二か月前、南塚は女性が殺害され、両手首が切断されるという事件を解決した。
犯人は留置所内で自殺したのだが、それと酷似した事件が立て続けに起きる。
模倣犯の仕業なのか?さらに殺害された女性たちにはある共通点があった──。

警視庁の若手刑事・無藤は、再び南塚に警察に戻ってもらうための使者として北小路邸に赴きます。
物語はこの無藤の視点で進みます。
南塚が知恵を出し、無藤が手足となって動く。どちらかというと南塚と無藤のバディものという感じで、
今一つ北小路の役割が少ないような気がします。
南塚は元詩人で、文学をこよなく愛する文系男子、一方北小路は科学や物理学に詳しい理系男子
・・・とまあ名前のみならず得意分野も真逆な二人なのですが、
ただ議論するだけで、事件にこの設定を生かしていないのが残念。

女性の手首を切断する、現場を密室に偽装するなど、引き込まれる謎があるものの、
現場に残された鍵が偽物であることを警察が見落としているとは考えにくいし、
犯人も意外性はあるのですが、割と分かりやすいかな。
そして最後に驚くべきオチが待っているのですが、
偶然ではあるのですが、同じオチの作品を最近読んでしまっていたので、「またか」と思ってしまいました。
動機ははっきりせず、どうやら事件の黒幕は別にいるようで、次回につづく!的な終わり方だったのですが、
続きが気になる!というほどでもないかな。
なのでこのシリーズはこれで打ち止めとします。太田先生ごめんなさい。
甘栗くんシリーズの続編、待ってます♪

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

 ◆トリック度267267
◆満足度★★☆

■こんな方におすすめ!

  • ライトミステリが好きな方
  • 西洋建築に興味がある方
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Tag:太田忠司

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