Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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【ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件】 七尾与史

 15, 2015

◆◇◆悪意のバトン◆◇◆

ドS刑事シリーズ1
長編
幻冬舎 2011.8
  幻冬舎文庫 2013.4
55TVドラマ化作品 (日本テレビ系列 主演:多部未華子、大倉忠義)


■あらすじ

静岡県浜松市で起こった残虐な連続放火殺人事件。被害者は元ヤクザ、詐欺師、OLなど様々で何の手がかりもない。しかし「ドS」な美人刑事・黒井マヤは現場で「死体に萌える」ばかりでやる気ゼロ。振り回されっぱなしの相棒・代官山脩介は被害者の間で受け渡される「悪意のバトン」の存在に気づくが──。最強ユーモアミステリー、シリーズ第1作。

(幻冬舎文庫より)

■ヒロイン
 黒井マヤ(25歳・静岡県警捜査一課巡査部長)

■感想
このシリーズがドラマ化されると聞き、積読本の中から引っ張り出しました(笑)
どうもこのパターンが多いなぁ(^^;)
読んでいる途中でドラマ放送が始まり、第1回を視聴しましたが、
ヒロインがドSなのと、人のことを「バッカじゃないの」と罵倒する設定のみを流用したようで、
原作とは全然違いましたね。
ヒロインのマヤとコンビを組んでいる(正確には組まされている^^;)代官山もなんだか頼りない感じだったし。
大倉君の女装姿はなかなか可愛かったけどね(*^^*)ドラマを続けて観るかはちょっと微妙。

黒井マヤは見た目は漆黒の髪に白磁のような肌を持つ美女だが、態度は高飛車でとにかく口が悪い。
しかも猟奇趣味があり、死体を目の前にすると思わず微笑んでしまう(^^;)
さらに彼女の父は警察庁次長、すなわち警察組織のナンバーツー。
ご機嫌を損ねると僻地に飛ばされてしまうので(既に被害者二名^^;)丁重に扱わなければならない
確かにマヤは強烈なキャラだけど、ドSというほどでもないかな。
あらすじを見ると、やる気ゼロとありますが、ちょっと語弊がありますね。
彼女は卓抜した推理力の持ち主で、かなり早い段階で事件全体の構図が見えているようなのですが、
事件解決に向けて動こうとはしません。何故なら早く解決してしまうと死体が見られないから・・・。
全くとんでもない刑事ですよね。おまけに被害者の遺留品をこっそり持ち帰ったりしているし・・・。オイオイ!

そしてマヤの相棒に任命されたのが、語り手の代官山脩介。
マヤより8歳も年上だけど、階級はマヤの方が上なので、
「バッカじゃないの」と罵倒されても耐えなけらばならない。
何とも憐れやのう(笑)でもさほど悲壮感はないですね。

浜松市内で起こった連続放火殺人事件。
被害者は元ヤクザとキャバ嬢に始まり、殺害動機があると思われた人物が次々と殺されていく。
引き継がれてゆく悪意のバトン。果たしてアンカーは誰?

都合、多くの人物が登場しますが、人物描写がどうも容姿の美醜に偏っているように思います。
そのあたりが鼻についてしまい、中盤まで物語に入り込めずにいたのですが、
事件の全体像が徐々に見えてきて、某有名古典ミステリの本歌取りだと分かると俄然面白くなってきました(笑)
でも犯人に対するマヤの態度は納得できないですね。これでは犯人が浮かばれません

しかしそんなマヤも意外と可愛らしい所があるではないか!なんだツンデレキャラだったのね。
でも次作からはドSぶりがパワーアップしているとか(^^;)
次作も手元にはあるのですが、ちょっと毒気に中てられてしまったので、
いずれまた読むことにします(^^;)

■評価(5個が最高:★は1点、☆は0.5点)

 ◆トリック度267267
◆満足度★★★

■こんな方におすすめ!

  • ライトミステリが好きな方
  • アニメオタクの方
  • ストレス解消したい方
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Tag:ドS刑事 七尾与史 黒井マヤ

COMMENT 2

Sat
2015.05.09
08:09

mokko

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タイトルが・・・

ドSってのに惹かれますねぇ
っていうか、これもドラマ化してるんですねぇ
キャラのみ引用してるみたいだけど・・・
最近、小説のドラマ化って多いですねぇ
ドラマ用の脚本書ける人がいないんですかね?
死体に萌えるって・・・そこがいいんだけど
どうやら不発みたいですね?
キャラ萌えする方だけど、ちょっと想像と違ったみたいです(^◇^;)

Edit | Reply | 
Sun
2015.05.10
12:12

翠香

URL

mokkoさんへ

ホント、オリジナル脚本って少なくなりましたよね。
最近のドラマはほとんど小説か漫画が原作だし(^^;)

そこがいいって・・・黒焦げの死体だよ??
ドS度はドラマの方が高そうですが・・・(ドラマは観るの止めたけど^^;)
でも次作以降はドS度がパワーアップしているみたい。
一応2作目も持っているので、そのうち読んでみますね。

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