Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

ミステリ小説・ドラマ・映画のレビューと、フィギュアスケートに関する話題について。ド素人なので初心者にも分かりやすく、楽しくを心掛けていきたいです。

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9周年!くぅ~!

 06, 2015

いつもご訪問いただき、ありがとうございます(^^)

本日5月6日で当ミステリー処【love knot】は9周年を迎えました!
タイトルの駄洒落シリーズも今年で3年連続です(^^;)
7周年の時は、な・なんと
8周年の時はパチパチパチ
んで今年がくぅ~!(^^;)
10周年は果たして・・・!?

9年間もやっておりますと、さすがに読了本のストックも増えてまいりました。
そこで今年のタイトルに引っ掛けまして、「くぅ~!騙された~!」と思わず叫んでしまうような
ミステリ作品を厳選して(?)皆様にお届けしたいと思います。(何かコメントがまっちーぽいですね^^;)
※【タイトル】 著者名のリンクをクリックするとレビュー記事が開きます。


【そして誰もいなくなった】 アガサ・クリスティー

これを語らずして何をか語るやという感じですよね。
クローズド・サークル下において、一人、また一人と殺されていけば、自ずと犯人候補も絞られていきます。
そこをいかに読者の目を欺くかが作家の腕の見せ所。
本作はもう見事としかいいようがないです。
後進のミステリ作家によって、数多くのオマージュ作品が作られているのも納得ですね。

【十角館の殺人】 綾辻行人

上記の数多くのオマージュの中の1つがこれ。
ある人物のあの一言が鳥肌ものです
本作は正統派のクローズド・サークルですが、他の綾辻作品で
プラス幻想風味がお好みなら、【霧越邸殺人事件】をおススメします。
もっと気軽に推理クイズを楽しみたいのなら、【どんどん橋、落ちた】がおススメ。

【イニシエーション・ラブ】 乾くるみ

個人的にはあまり好みではないのですが、近々映画公開されるということなので、入れておきました。
芸能人がTV番組で紹介したのを受けて、爆発的に人気が出ましたよね。
同じラスト二行で鳥肌ものに【セカンド・ラブ】もありますが、こちらは後味が悪い。
もっと凝ったものがお好みなら【塔の断章】がおススメ。だけどオチには脱力します(^^;)
ところで、乾くるみさんを女性作家だと思っているそこのあなた!騙されてますよ~!

【葉桜の季節に君を想うということ】 歌野晶午

『イニシエーション・ラブ』と同系統ですが、個人的にはこちらがおススメです
以前スマスマで中居君がゲストの杏さんにこの作品をおススメしていて、ちょっと驚いた(笑)
中居君、ミステリ読むんですね~。でもナイスチョイスです
私はトリックそのものより、主人公の生き様がカッコよくて好きなのですが、
評価はかなり分かれているようですね。

【七回死んだ男】 西澤保彦

主人公が同じ日を9回繰り返してしまう特異体質の持ち主という、SF的設定ではありますが、
ロジック部分はしっかりとしているので、とても好感が持てます(^^)
9回繰り返すのに7回死んだとは計算が合わないじゃないか、と思わせるのがミソ。
何より、主人公の奮闘ぶり、周りの人たちのドタバタぶりがもう楽しくって(^▽^)
大いに笑って、大いに騙されてください(笑)

【倒錯のロンド】 折原一

これはもうタイトルが秀逸ですよね。
「倒錯」と「盗作」にかけて、作品を盗作しようと倒錯することがまるでロンドのように繰り返される・・・。
主人公の身に次々と不幸なことが訪れるので、ついつい同情的になってしまうのですが・・・。
折原氏の遊び心も存分に感じられます。
倒錯三部作の1作目なので、他の作品も読んでみようと思います(^^)

【『アリス・ミラー城』殺人事件】 北山猛邦

これも『そして誰もいなくなった』のオマージュで、
プラス『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をモチーフにした作品。
登場人物もアリスキャラクターを捩った名前になっています。
これは読み終わっても騙されたことに気付かないという不覚を取った作品(^^;)
あんなにあからさまだったのに・・・

【歯と爪】 ビル・S・バリンジャー

本作は、結末が袋綴じになっており、未開封なら代金を返却するという、返金保証付き。
作品に対する並々ならぬ自信を感じ、その大胆な試みに魅了されました。
裁判では、被告人の名前が伏せられ、被害者も罪体が無い為、ハッキリとは分からない。
つまり誰が誰を殺したのか、分からないまま物語は進んでいきます。
叙述ミステリもこれぐらいの読みごたえは欲しいものです。

【そして二人だけになった-Until Death Do Us Part】 森博嗣

これも『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品ですが、
森センセイにかかると、こんなハイテク機器で作られたクローズド・サークルが出来上がるのですねぇ。
タイトルの通り、最後に二人が残りますが、じゃあ残ったどちらかが犯人かというと、事はそう単純ではない。
種明かしをされても、まだ気を抜いてはいけない!さらに二転三転と読者を翻弄してきます。
ラストも衝撃的でした。

【さよならドビュッシー】 中山七里

序盤は、主人公の少女の運命があまりにも過酷なので、読んでいて辛くなりました
中盤以降は青春スポ根もの(スポーツじゃないけど^^;)の様相を呈してきます。
音楽表現が圧巻なので、作中の曲を聴きながら読むとより理解が深まると思います。
謎を放置したまま、クライマックスを迎えるので、ちょっともどかしさもありますね(^^;)
うっかりミステリであることを忘れそうになると、最後にガツンとやられます(笑)


いかがでしたか?
まだまだご紹介したい作品はたくさんあるのですが、それはまたの機会に。
最後になりましたが、これからもミステリー処【love knot】をよろしくお願いいたしま~す。392

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Tag:クローズド・サークル どんでん返し

COMMENT 4

Sat
2015.05.09
08:31

mokko

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くぅ~・・・って

そうだったのですかぁ~
レビュータイトルだけでなく、●周年記念のタイトルも
考え込まれていたんですねぇ~
そっちの方が素晴らしい!!
遅ればせながら、9周年おめでとうございますq(≧∇≦*)p ウキャッ
クリスティーは、本当に唸りました。鳥肌全開でした。
十角館は、同じく最後の台詞で仰天しました。
歯と爪の雰囲気も怪しくて、袋とじ部分はワクワクして開けましたよぉ
森氏もすっごく面白かったんだけど、個人的にラストが残念でした。
葉桜・・・は、真相がわかって暴れました(^◇^;)
他は積んでるのが1冊。品切れが続いてて手に入らないのが1冊。
七回死んだ男とアリス・ミラーをチェックします。
あぁ~積読本が増えていくぅ~(○ ̄m ̄)
9周年もステキな本との出会いがありますように。(p^_^q)

Edit | Reply | 
Sun
2015.05.10
12:42

翠香

URL

mokkoさんへ

あ~やっぱり伝わってなかったか~。一応川平慈英風だったりします(笑)

『そして二人だけに~』は多●●格のオチだったらがっかりだったけれど、
これもフェイクでもう一ひねりありましたからね。翻弄されましたよ。
葉桜はトリックそのものよりも、主人公の生き様に勇気を貰ったのですよね。
まあミステリとしての評価ではないかもしれませんが、私は好きです。
『七回死んだ男』は面白いので超おススメです(^^)

お祝いメッセージありがとう!
お互いにステキな本との出会いがあるといいですね♪

Edit | Reply | 
Mon
2015.05.11
21:44

だの

URL

9周年おめでとうございます。

僕が読んでないのがけっこうありますね( ̄◇ ̄;)

読了したものでは、十角館が一番かなぁ。イニシエーションラブも上手いけど、やっぱり十角館の叙述の破壊力は尋常じゃないので(笑)

Edit | Reply | 
Mon
2015.05.11
23:04

翠香

URL

だのさんへ

ありがとうございます(^^)

そうですね。『イニシエーション~』も葉桜もあとここには載せなかったけれど、
『アヒルと鴨~』も先に読んだ人からびっくりするからと刷り込まれていたので、
騙されないよう、用心して読みましたが、
十角館は心の準備もなくあの一言がガン!と・・・衝撃でした。

ぜひここに取り上げた作品を読んでみて騙されてください(笑)

Edit | Reply | 

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