Love knot~ミステリ&フィギュア通信~

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ドラマ【このミステリーがすごい!ベストセラー作家からの挑戦状】

 01, 2015

宝島社の『このミステリーがすごい』大賞受賞作家たちによる書き下ろし短編小説を
オムニバスドラマにするという企画。昨年に続き、この度第2弾が放送されました。
昨年の第1弾はちょっとイマイチな感じでしたが、今年はいかに!?

まずは個々のドラマについてご紹介しましょう。

『ポセイドンの罰』

■原作
  中山七里『ポセイドンの罰』(宝島社)

■CAST
   母神響子:財前直見
   鏑木:桐山 漣
   高瀬美波:瀧本美織
   三峰遥子:中越典子
   成田光樹:東根作寿英
   工藤良市:中野裕太
   村雨:津田寛治
   斎藤久志:光石 研

■あらすじ

東京湾を周回中のクルーザー・ポセイドン号で行われた、大手不動産会社の懇親会。そこで社長・工藤(中野裕太)が刺殺された。船は一度も停まっておらず、海中から何者かが乗り込むことは不可能。つまり、殺害現場は『船上という密室』であった。
容疑者は、同乗していた工藤の会社の社員・高瀬美波(瀧本美織)、三峰遥子(中越典子)、成田光樹(東根作寿英)の3人ーー。「睡眠薬で眠らされ、目覚めたときには事件が起きた後だった」と一様に訴える彼らに、捜査一課の刑事・母神響子(財前直見)は、若手刑事・鏑木(桐山 漣)と共に事件の捜査を進めていく。しかし刑事たちの目の前で、次なる悲劇が……。

■感想
  船上の密室ということで、始めから容疑者は3人に絞られています。
  こういう短編ドラマはスピーディさが求められるので、その点は良かったかな。
  容疑者の一人が取調室で自殺するのもなかなかにショッキングではありました。
  全員が共犯というのは、某有名作品を彷彿とさせ、拍子抜けしましたが、
  実は彼らを操る影の黒幕がいたというオチにはやられた!
  ただあの状況で刺殺してしまったら、いくら睡眠薬で眠らされていたと演出しても無理がありますね。
  酒に酔って船から落ちたとか、事故に見せかける工夫があればよかったですね。

『リケジョ探偵の謎解きラボ』

■原作
  喜多喜久『リケジョ探偵の謎解きラボ』(宝島社)

■CAST
  友永久里子:上野樹里
  友永誠彦:浜野謙太
  馬場綾子:馬場園 梓(アジアン)
  花塚 優:猪塚健太
  学生:蒼山真人
  学生:柴 浩二
  学生:井阪郁巳
  鷹野隆三:斉藤佑介
  鷹野美鈴:清水美沙

■あらすじ

若き天才科学者、鷹野隆三(斉藤佑介)が自宅で亡くなった。
彼は年上の妻・美鈴(清水美沙)とともに、iPS細胞の第一人者だった。死因は心臓発作による突然死と断定されたが──。
同じくiPS細胞の研究者・久里子(上野樹里)のもとに、夫で保険調査員の誠彦(浜野健太)から、隆三の死について相談が持ち込まれる。
若い彼には年齢的に疑問の残る、突然の死。
さらに彼にかけられた多額の保険金。
さらに現場は完全なる『密室』。
これは殺人では!?と疑いを強める誠彦だが……。

■感想
 ポップで楽しい作品でしたね。
 上野樹理さんは従来のリケジョのイメージとは違い、ちょっと天然で可愛らしく演じられていました。
 浜野謙太さんはトホホな感じが相変わらず上手いですよね~(笑)
 そして度々出てくるドーナツが美味しそうでした。
 しかし、瓶に入った大量の蚊がおぞましく・・・あんなにたくさんどうしたのだろう?
 これ、最初から犯人もトリックもバレバレだったのだけど、
 どうせならもっと古畑っぽく、仕込みのところからやっても良かったのでは?

『冬、来たる』

■原作
  降田天『冬、来たる』(宝島社)

■CAST
  三女・智秋(ちあき):檀れい
  長女・春菜(はるな):キムラ緑子
  次女・夏依(なつよ):渡辺真起子
  母・京子:中村ゆり
  青年:中島 歩
  父・博:眞島秀和
  操江:大方斐紗子
  祖父:山田明郷

■あらすじ

母が死に、智秋(檀れい)・春菜(キムラ緑子)・夏依(渡辺真起子)の三人が生まれ育った家に集まってきた。三女の智秋は、母親の棺に入れられたあるモノを見て、少女の頃の記憶が蘇る。その昔、家には終戦後に父が連れて帰ってきた血の繋がらない末の弟・冬留(とおる)がいた。そして冬留はある日突然姿を消した。まるで「神隠し」のように……。
冬留は何者で、どこへ消えたのか…。遠い記憶をたぐり始めた三姉妹の前に、その青年はやって来る。
 「ご無沙汰しています。姉さん……」
三姉妹の記憶の断片をつなげていく中で、浮かび上がっていく父の裏切り、そして母の秘密……。

■感想
 これはミステリーというよりは、ファンタジックホラーという感じでしたね。
 始めは時代設定についていけなかったのですが、
 戦後の混沌とした中ではそういうこともあるのかなと思いました。
 彼は世話になったお母さんに挨拶に来たのかな・・・?
 でもこれからお母さんが彼のところに来るのだから、わざわざ戻ってこなくてもよいような・・・。
 お母さんも智秋には罪作りなことをしましたね。あの薬は睡眠薬だったのか。
 あのオチだったら、墓場まで持っていく秘密ではないような気がしますが・・・。
 でもそれだと京子が日記に書いていた疑惑は何なのだろう??

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■総括

 降田天さんの作品は未読なので分かりませんが、それぞれの作家さんの持ち味が出ていたと思います。
 ツッコミどころもありますが、昨年よりは良かったかな。
 案内役の二人のコントも面白かったです。
 小説家として才能があるんだかないんだか分からないような芸人が賞を取りましたよね。にはウケた(≧▽≦)
 『火花』もちゃっかり置いてあったし。
 来年もこの企画があるのかどうか分かりませんが、さらに良作になることを期待したいです。 

■参考
  『このミステリーがすごい!』|TBSテレビ
  ▲番組HPです

▲原作本です
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Tag:このミステリーがすごい! 中山七里 喜多喜久 降田天

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