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ドラマ【臨床犯罪学者 火村英生の推理】 第1話『絶叫城殺人事件』

 18, 2016

ついに『臨床犯罪学者 火村英生の推理』がO.Aされました!
映像化されていない最後の本格ミステリーと謳われ(ホントか?)
話題騒然だったこのドラマ。何と号外新聞(番組発行)まで出たのだとか。
それでは詳しく見ていきましょう!

■放送日時
2016年1月17日(日) 日本テレビ系列 22:30~23:40

■番組名
臨床犯罪学者 火村英生の推理 第1話『絶叫城殺人事件』

■原作
有栖川有栖 『絶叫城殺人事件』(新潮文庫「絶叫城殺人事件」所収)

■CAST
  火村英生      ・・・斎藤工
  有栖川有栖     ・・・窪田正孝
  小野希        ・・・優香
  貴島朱美      ・・・山本美月
  八十田宗則     ・・・マキタスポーツ
  諸星沙奈江     ・・・長谷川京子
  鍋島久志      ・・・生瀬勝久
  篠宮時絵      ・・・夏木マリ
  ---------------------------------------
  ニック・ハレルヤ  ・・・戸次重幸
  吉永         ・・・音尾琢真
  大和田雪枝     ・・・入山法子
  大和田英児     ・・・高杉真宙
                         ほか

■あらすじ

英都大学の准教授・火村英生斎藤工)は、警察の依頼を受けて殺人事件の捜査協力をする犯罪学者。彼は「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、究極の犯罪を追い求める。心に闇を抱える火村を見守りサポートするのは、友人の推理作家・有栖川有栖窪田正孝)。火村は有栖をパートナーに、数々の事件を解決してきた。
火村は、若い女性2人が殺害された連続通り魔事件の捜査に関わっていた。2人の口の中には、解読できない謎のメッセージが書かれた紙切れが残されていた。事件が起こったのは、2週連続で火曜日の夜。火村は、3週目の火曜日の夜に第三の殺人が起こるのではないかと考えていた。
火村の予想通り、3週目の火曜日の夜に同じ手口の殺人が発生。火村と有栖は、現場へ駆け付ける。被害者はまたしても若い女性で前の2件と同じく、背中から鋭利な刃物による刺殺。被害者の口の中には、犯人からのメッセージらしき紙切れがあり、そこには「NIGHT PROWLER」(ナイトプローラー)と書かれていた。"ナイトプローラー"とは、「絶叫城」という人気テレビゲームのキャラクターと判明。犯人には「絶叫城」の知識があると考えられた。火村は、「絶叫城」を制作したゲーム会社を訪ね、ゲーム制作に関わった人間を探る。次の火曜日まであと3日となった晩に、第四の殺人が起こってしまう。被害者は、フリーライターの雪枝(入山法子)。殺害の手口は前の3件と同じで、口の中に残された紙切れには"GAME OVER"と書かれていた。「絶叫城」も、4人が死ぬとゲームオーバーというストーリー。一連の犯行は「絶叫城」に従って行われ、これが最後の犯行ではないかと思われた。
しかし、火村は「この事件は、これまでの3件と違う」と断言し…。
(番組HPあらすじより)

■感想
冒頭、いきなり殺人鬼と化した火村が登場したのでびっくりしてしまった
何だ~夢かぁ(ホッ)
でもその夢が火村の心の闇を暗示しているようで、ドキリとしてしまいますね。

このドラマ、キャスティングが発表された時から、
原作とイメージが違うと感じ、かなり不安視していたのですが、
思っていたよりは良かったかなという印象です。
火村が理想の犯罪だの、究極の犯罪だのと、
犯罪に対し歪んだ美意識を持っているのは引っ掛かる点ではありますが、
それ以外はそこそこ原作を意識した作りになっていると思いました。
アリスもそれほど事件を面白がっている風でもなかったし。
窪田くん、関西弁結構頑張ってましたね(^^)

火村がフィールドワーク中に黒い手袋をはめる(絹かどうかは不明)とか、
アリスが隣の部屋に住む女性からカナリヤを預かっているなど、
原作を読んでいれば分かる小ネタもあり、楽しめました。
しかしアリスよ、小説の進捗状況を電話で伝える時、
「二人殺しました。次三人目殺します」って、傍から見るとかなり物騒な会話ですよ(^^;)
お前は殺し屋か!と思いましたもの。
まあ推理作家はある意味、殺し屋かもねぇ。一体今まで何人殺してきたのやら。

火村が「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、心の闇を抱えていること、
アリスはそんな火村を気遣い、そっと見守っているところは原作でも描写されていますが、
ドラマではよりクローズアップされていますね。
ただ原作シリーズは現在も進行中で、私も最新刊までは読んではいないのでハッキリしたことは言えませんが、
火村の心の闇が何なのかはまだ明らかになってはいません。
そのあたりドラマではどうするつもりなのか、気になるところです。
また、火村とアリスの掛け合い漫才のような軽妙なやりとりもこのシリーズの魅力なので、
その点ではまだまだ硬さがあるなと感じました。
斎藤工さんも窪田くんも素顔はおとなしい方のようですが、
もっと弾けて欲しいですね(^^)

第一話の原作は、シリーズ11作目の『絶叫城殺人事件』(短編集)所収の表題作。
一話完結ではありますが、シャングリラ十字軍や『朱色の研究』への布石も打たれていて、
連続ドラマらしい作りになっていますね。
冒頭のニック・ハレルヤの事件は、『暗い宿』所収の『201号室の災厄』でのトリックが使用されています。
但し、捨て石トリックですが(^^;)
だけどスピリチュアルアーティストなんて、かな~り怪しげだったので、
これが今回の物語にどう絡んでくるのかと思ったら、軽いジャブ程度で肩透かし(^^;)
確かにこの犯罪は美しくないわ~(笑)

同じ日テレのドラマ『怪盗山猫』は原作とは似ても似つかない内容だったので、
こちらもどうなることか心配でしたが、
『絶叫城殺人事件』の話は原作に忠実で、感心しました

第二話の原作は、『暗い宿』(短編集)所収の『異形の客』です。
アリスが容疑者になってしまうようですが・・・?
放送を楽しみに待ちたいですね。

■参考

臨床犯罪学者 火村英生の推理 | 日本テレビ
▲番組ホームページです。

【絶叫城殺人事件】 有栖川有栖 | ミステリー処【love knot】
▲原作レビューはこちら

▼原作本です。

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Tag:有栖川有栖 火村英生 斎藤工 窪田正孝 臨床犯罪学者 ドラマ

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